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現代草紙

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人類に絶望もしちゃいない

2007-04-27 23:55:43 | 日々の徒然
 こんばんは!
今夜のネタは「ネット上の何処をどう探しても公式HPが見つからない雑誌」でお馴染み、「Z(ジー)」です。

 まぁそもそも

・ターゲットとする「55歳以上の男性」がネットで公式を見るのか

ということと、

・こういった下衆なブログにリンクされてネタにされること

を天秤に掛ければ公式HPは


 要らない > 要る

となるのは自明であるのでしょう。ふむふむ。


 いや~ しかしね、別にどうでも良いんですよ。
そもそも、単にターゲットが「55歳以上男性」というだけで、コンセプト自体は何ら目新しくないのです。

 「死にぞこないが今更充実した人生求めて頑張ってるよひゃっははぁ!
と「北斗の拳」に出てくる荒野の郎党の様にこの雑誌をいじるのは簡単です。

 しかし、それではあまりにつまらない。そして空しい。
「Z」よりもネタとして面白い雑誌はごまんとあります。



婦人公論
2007年5月7日号 (4月21日発売)
定価550円(本体価格524円)


特集
美しい人には恋がある


〈スイートルームでの彼の意外なふるまいに〉
超ワガママな私を落とした「普通」の人
神田うの

〈対談・30年目の“新婚”旅行計画〉
スキャンダラスな一人時間が熱愛夫婦を作る
池波志乃 × 中尾 彬

〈大切なのは自分を好きでいること〉
恋は友や家族よりも人を変える力を持つ
樹のぶ子

〈あの失恋が千の風になって〉
誰かを想っている女性は、なんてまぶしいのだろう
秋川雅史

〈実生活でもドラマを生きて〉
憎しみが愛に転化する不条理
カトリーヌ・ドヌーヴ

〈ときめきの季節、到来!〉
傾斜宮占いで、最愛の人にめぐり会う
中津川りえ

〈婦人科医が薦める6つの処方箋〉
魅力アップを約束する呪文は「カ・キ・ク・ケ・コ」
池下育子

〈どん底の毎日を救ってくれた気づき〉
体重103キロの私が、やせずにモテ女になった理由
羽林由鶴

〈潜入ルポ・高級バーから苺狩りまで〉
50代独身ライター、“出会い系”さすらい記
花園もえ

〈きれいなだけでは三日で飽きる〉
一流の男性を惹きつける新橋芸者の心がけ
小喜美

〈読者体験手記〉
恋なしでは生きられない女です
・離婚後、いくつもの別れを重ねても
なお、心の通う相手を待ちわびて (主婦・63歳)
・夫がいながら6人の男と交際して、
逢瀬のひとときに酔いしれる (会社員・38歳)




 どうでしょうか?
目次を読んでいるだけでもう耐えられません。

 これに類する例として「anan」があります。


正しい「男の愛し方」


----------------------------------------
■ 男もナイーブで、最も悩ましい! いま、男の愛し方は変わった!?

■ 松本潤のヌードに魅せられる。ココロもカラダも裸になって、男を愛するということ。

■ うまく見せなきゃ、火はつかない!? 「色っぽい女」の新ルール12

■ うじうじ待っても恋は進まない! ファジーの森から男を連れ出そう。

■ バレンタイン・デーはもう目前! 彼に捧げる、とっておきプレゼント。

■ いまどきの男たちがホンネを告白。「俺たちはこうやって愛されたい!」

■ 時にはアバンチュール!? "不純"異性交遊のススメ。

■ これぞ究極の恋愛スタイル? 「いないなら、育ててしまえイイ男」

■ 彼の好みは? 恋愛傾向は? 血液型別・男の攻め方、愛し方。

読者の恋のお悩みを神田うのがスッキリ解決。
■ 「私が恋のルールブック!」

■ エッ! これが別れの落とし穴!? 実録・"男が逃げる瞬間"。

■ オトコの視線とフェチ心をそそる、パーツ別、ぴかぴかボディ磨き。

■ それがいけない行動パターン! 恋下手オンナに誌上ダメ出し。

■ いまや必須の嫁入り道具! 男をリードするセックスの秘技。

■ 男のエロスに即座に火がつく、驚異の密室プレイ25を会得して。




 共通しているのは何故か「神田うの」。

 ってこれ2月7日発売なんですね。先日早稲田の書店で売っていたのであなたに買ってあげようかと思ったのですが。いや、それは余談。


 ともかく、「Z」は何ら新しくないわけですよ。


 ただひとつ、名前が「」ということを省いて。









 良いですか?










これは正しくはゼータ」と読むんです。



(機動戦士Zガンダム)


春夏ファッション特集

のオキナワ

はパステルカラーでキメる!

ストリートスナップ

感動インタビュー



 どうでしょう!!
全ての「」を「ジー(爺)」ではなく「ゼータ」と読んだ瞬間にこの雑誌は平凡な縁側を越え宇宙(そら)へと繋がるのです!


(ゼータ)はパステルカラーでキメる!」ってガンダムはトリコロールカラーだよ!
(ゼータ)ストリートスナップ」って何ですか?
感動インタビュー」ってガンダムは兵器ですから!

 更に言うとは変形出来ます!!

(左のやつに変形することでMS形態よりもより高速な航行が可能になるそうです)

 もはや意味が分かりません。

あと、これを書きながら僕はビックリするくらい楽しくてワクワクしているのですが同時に、ほぼ100%の現代草紙読者が話題に着いて来ていない事も感じています。悲しいですね、これが僕とあなたの限界だとは。

 今の僕とあなたの間には、
午後6時の東西線車内で「ジー(爺)」と「ゼータ」の関連性を妄想しながらひとり笑っていた僕と、他の乗客の間ぐらいの隔たりがあります。
  _| ̄|〇


 世がこういうものに席巻されていると、
「青春を追い求めるより他の楽しみは存在しないのか?」と問いたくなってしまいますが、そもそも「青春を追い求めない人生は消費に繋がらない」から雑誌やCMに出てくるもんではないのです。

 老いてなお青春を追い求めることは生き物としては無意味なことでしょう。
誰しもが(まぁ、これは反証として用意された概念ですが)「青春を追い求めない自由」を持っていますが、しかし同時に、あらゆる商売が、「青春を追い求めることを煽り立てる自由」も持っているのです。


 雑誌に載っているよく分からない話で盛り上がるおばちゃん達なぞは本当にありふれた光景として受け止められていることでしょう。


 そして、そんな喧騒の中、

どこぞの町の年季の入った一軒家で、おばさんとふたりで暮らしているおじさんが、

これまた年季の入った縁側にひとり座ってこの雑誌「Z」を開くとき、

その人の人生はどう変わるのだろうか、と思うのです。


 それは、「新たなる豊かさ」への扉なのでしょうか?

僕達は「人生の消費と拡大再生産」という幸福論にいつまですがり続けるのでしょうか?


 モノでもカネでもない、「魂の豊かさ」とは、どこからやってくるのでしょうか?






 誰か僕に3サイズを教えてください。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (通りすがり)
2016-03-23 20:18:16
老害死にぞこない糞もうろく粗大ゴミじじい中尾彬は早くくたばれ
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