宗教・占い探玄  

光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 永観律師に帰依し奉ります。

ハイリスク・ハイリターン・・・競馬でのお話

2012-06-28 20:53:17 | 日々の思い
 競馬から離れて16年経ちますが、当時のギャンブラーと今とでは馬券術・馬の選択肢レベルが格段に進歩しているのを痛感します。これもパソコンや携帯電話の普及で情報が大きく開示されている為だと思います。さてこれからお話するのは今から約20年前のウインズでの出来事です。Aさんは当時難波のウインズで勤務していました。日曜日に恰幅のいい壮年の男性がやってきました。「馬券を買うから応接室に案内しろ」とその男性は警備員に言ったそうです。(応接室?そんなところがあったんですね。)部屋に通された男性はアタッシュケースから4千万円を取り出して「この金で単勝@番買う」と云いました。応接室には来客用ソファーの前にテレビが置いてあり、すぐさま結果が分かる様にされていました。男性は高価そうなソファーに深々と坐り意気揚々と準備されたコーヒーを飲んでいたそうです。

 周りにいた関係者も固唾を飲んでレースの成り行きを見守っていました。・・・「飛んだ!!」・・・男性の単勝馬券は脆くも飛んじゃいました。男性は顔面蒼白になり、それまでの偉そうな態度が一変、ガクンと肩を落とし生気が無くなりました。周囲にいた関係者は飛んだ瞬間、本人に気づかれないところで笑っていたそうです。Aさんも飛んだ瞬間心の中で思いっきり笑った。「アホやこのオッサン、4千万あったら家買えるがな」と思ったそうです。男性が張った単勝馬券はオッズ1.5倍の鉄板本命だった。追い打ち枯らした男性は職員たちに見守られながら地下鉄の階段をとぼとぼと降りて行きました。鉄板馬券・・・そんなものはこの世に存在しません!!最強馬と云えども、必ず土は付くものなのです。パチンコでいくら頑張っても1日で4千万円は負けません。競馬の怖いところ・・・それは瞬時にして大金が水泡に帰すゲームだからです。
コメント (2)
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