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真面目な日本の近未来

2011-07-19 14:34:02 | 日々の思い
 私は経済の素人なので、これから述べることは的外れなことも多いのでご容赦を(笑)。そもそも経済とは何か?って考えた場合、一人の人間の営みと同じだということである。人間は過ちを犯せば、ゼロにリセットして最初からやり直そうとする。経済もこれと同じで借金が膨大になれば、「じゃあ、今までのは過ちとして、一切関係なし!」とばかりに徳政令を出さざるを得なくなる。マイナスからではスタート出来ない。まずは原点、ゼロから再出発しないと、未来に向けての展望は不可能だ。恋愛でも、別れた恋人のことをウジウジ考えても詮無いことで。・・・綺麗に清算してから、新しい展望も創造できる。経済の歴史は財政破綻すれば、徳政令を出して「今までのルールは無しね」の繰り返しだった。

 「馬鹿野郎!」何て庶民が言っても、相手は国家を運営するお上であり、時の権力者だからどうすることもできない。国家権力者は「武力」と法律を定める権威。それと通貨、物の価値を決定する力がある。日本における経済史は先に挙げた権力行使の歴史でもある。別にこれは日本だけでは無く、諸外国においても同様のことが行われていた。本来、現行の管理通貨制度(余談ながらこの制度は江戸時代、荻原重秀という天才も気づいていた)というものは、安定した通貨量と物の価値を損なわず国家を運営する素晴らしい制度である。この権限は実は今、日銀総裁が持っているんだ。というより、アメリカの意向を酌んだ裁量をしないと駄目なのである。通貨発行権の本山はIMF、別格本山がFRB、日銀は支所みたいなものである。

 そうでないと今、日本で起こっている自国が破産国何ていう言葉は存在しないだろう。早い話、国家が財政危機を迎えれば、徳政令を出せばいいのである。激しいインフレーションが通貨の徳政令みたいなものである。経済は発展、維持する過程で必然的に緩やかなインフレーションになるものである。一家庭を例に挙げても、予算オーバーは日常的にある。一家庭で借金を返せない予算は許されないが、国家にはそれが可能なのである。それが通貨発行権の行使により、必要な通貨を流通することなのである。その権限をいつの間にか奪われてしまっている。これが根本的な財政赤字の原因である。その補いは何処で処理しているかというと、国債発行で補っている。小話を一つ。

 A国には打出の小槌の様に、幾らでも紙幣を印刷できる輪転機がある。30年前までは適当に必要なときに刷って経済を維持してきたが、時代の流れでA国も経済的国際参入をすることになった。自前の通貨は世界で通用するために、新たに国際的通貨基準(為替レート)の洗礼を受けることに。A国の通貨管理は優秀な財務官が一手に引き受けていた。苦しい時期もあったが、敏腕で忠実な財務官は通貨発行をうまく切り盛りして大事には至らなかった。ところが、世界通貨の基軸国(自国通貨が国際経済の基本で、物流の決済全てはこの国の通貨で決済する。)B国の肝いりでA国の輪転機使用の権限はC銀行官が仕切ることとなった。このC銀行官はA国の宰相がお金が要ると言っているのに、全然お金を製造しないアホだった。「お金が必要なら国債を発行しましょう。これで急場は凌げますぜ」と官僚らは政府首脳に薦めた。輪転機を回せば為替レートも下落して問題も深刻化せずに済んだのに。

 C銀行官は保身のためA国に居ながらB国の命令でしか動かない奴だった。B国としては自国の最大のうま味である基軸通貨を利用して、一気に一儲けすることが狙いだ。新たな基軸通貨のルールを作る前に他国に金融恐慌を創出し、為替・株でも大儲けしたいと考えていた。B国は二重統治の国家である。B国とは別個の独立した権力者が統治しており、基軸通貨発行権を牛耳っているんでやりたい放題なのである。この独立した権力者は先進国の経済を支配しているため、B国が基軸通貨の権限を喪失しても何ら影響を受けることなく、次はF国でとか、あるいは複数国の共通通貨で基軸をとか云っても必ず筆頭に顔を出す面々である。A国はこの様なオオカミに狙いを定められていた。このオオカミたちは従順で利用価値の高いA国をいつかは直接支配したいと考えていた。

 B国のオオカミ首脳は悪辣で、B国の文句を言う政治家や学者はすぐに社会的に抹殺、あるいは暗殺した。A国は輪転機を動かし紙幣を印刷すれば膨大な財政赤字を出さずに済むはずだったのにB国に脅されて銀行官は一向に手を出さない。それどころか、プレスリー好きの売国奴宰相はB国の言いなりである。自国の虎の子の財布すら渡そうとした。その真相を知らないアホ国民はこの宰相グループを大きく支持する始末だった。しかし、膨大な財政赤字を解決することは完全に不可能となり、輪転機フル回転も時間の問題となっている。

 日本の場合、1000兆円と云われる財政赤字の前に手を打つ方法はいくらでもあった。有識者も知っていた。しかし、それを実行に移すことは許されなかった。アメリカや国際勢力のために。・・・戦後、日本が奇跡的な経済復興を遂げたのは、ユダヤ勢力のお蔭である。日本人の勤勉さ云々は二の次、三の次である。全然日本人は分かっていない。それが今度は、たらふく太らせた豚を調理(いや、ウシか?ユダヤ教は豚は喰わないからね。笑)しようとしている。否、もうされているんだ。ワザと日本に膨大な財政赤字を創出した理由、それは完全なユダヤの日本支配のためである。日本に201X年、凄い株価の暴落が訪れる。元々破産国との噂の高い日本は急転直下国際的信用が無くなり為替レートの下落、国債価値の下落と、一気にハイパーインフレーションに。

 日本政府はIMFの調停を必ず受け入れる。厳しい援助条件で国民は苦しむが、そこには日本の政党が行いたくても不可能だった行政改革が盛り込まれている。順当な為替レートも整い、日本は再度の飛躍を迎えることになる。これが日本の近未来である。危惧するのは、年金生活者とかが絶望して自殺しないかということだ。インフレの生活苦は2年から3年猛威を振るうが、命を取られるわけでもない訳だし、嵐が過ぎ去るのを待つしかないだろう。その後に、本当の新生日本が誕生するはずだ。

<追記>政府紙幣の発行を実施すればいいじゃないか、と云われる方、貴方は天才です。その通り!本来、管理通貨制度とは日銀券と政府紙幣がリンクして機能するんです。こうなると、実は国債なんてものは無用の長物なんですね(笑)。馬鹿みたいに「今、日本は国債が1000兆円になりました。これからどうなるんでしょうかねえ?」なんて、全くのペテンですよ。平成10年に法改正されて、本当はこの秘策が使えるんです。しかし、国際ユダヤを無視して行使出来ないんです。経済なんてまるで詐欺でしょ。勝手にやってごらんなさい、間違いなく日本国は滅亡です。(行使する前に必ず暗殺されます。リンカーンのように。笑)だって彼らの莫大な富が吹き飛ぶんですよ。経済の天才、世界の支配者を自認する彼らが許すはずはありません。そんなことをしたら、今度は天皇制も踏み潰すでしょうね。それくらいのパワーを持っているんです。国際ユダヤ組織は。

 さらに真の経済学を述べているのは誰か?ですが、総括的にはガルブレイスの考えこそ、それでしょうね。非常に広範囲で、経済学ではなく経済評論家と専門家から揶揄されました。しかし、この先生の述べていることを数式で理論化したものこそ、現状の経済運動と類似するものでは?と考えますけどね。サミュエルソンやフリードマンはマルクスと同じ穴の貉です。所詮仮説を真実の科学であるかの如く吹聴しているに過ぎません。新古典派経済学は消費者(市場)を基軸とし、数式を弄び理論構築した疑似科学が殆んどです。

 
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