宗教・占い探玄  

光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 厭離穢土欣求浄土

宝冠の阿弥陀如来

2024-06-19 08:01:00 | 宗教観
私が考える本果妙法華本尊は無量寿命決定王如来です。日光輪王寺の常行堂本尊がそう。
御真言は法華肝心真言。親鸞聖人が比叡山延暦寺西塔で堂僧だったころ、常行堂にあった宝冠の阿弥陀は無量寿命決定王如来だったと云われています。法華経を台密から見た場合、四重秘釈中、秘々中深秘の本尊は此の御本尊なんですね。浅略釈で阿弥陀如来と考える場合も在ります。

コメント (228)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 信心の観法 | トップ | 阿字は阿弥陀如来に »
最新の画像もっと見る

228 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
台密の法華経観 (探玄)
2024-06-19 08:42:48
本果妙である台密の法華経観を本因妙の顕教に焼き直したのが日蓮義だと言えなくも無いですね。
返信する
天台浄土と浄土宗旨の浄土 (探玄)
2024-06-19 08:49:08
天台の浄土教と法然上人や親鸞聖人が開いた浄土宗旨の浄土教は、同じ南無阿弥陀仏でも本尊観や観法が全く違います。
返信する
阿弥陀如来が止観の本尊になる理由 (探玄)
2024-06-19 09:34:58
天台は法華経が宗旨の軸なのに、何故阿弥陀如来を天台止観の本尊にするか?
此れは摩訶止観の常行三昧、常坐三昧で天台大師が本尊に阿弥陀如来を選択しているから。また阿弥陀如来の阿弥陀を円融三諦に配した教義にも根拠があると思います。台密からも阿弥陀の阿を阿字に見立てていますから、天台顕密の本尊とする考えが成立するんですね。
返信する
覚運 念仏宝号 (探玄)
2024-06-19 18:15:00
覚運が念仏宝号で法華経の本尊が阿弥陀如来だって云ってるのは、正確には此の宝冠の阿弥陀如来→即ち、無量寿命決定王如来のことを云ってると思います。
返信する
天台念仏の本尊 (探玄)
2024-06-19 18:21:24
天台念仏のベースは法華経。故に本尊観も浄土宗旨系とは全く違います。要は法華経の阿弥陀如来なんですね。宝冠の阿弥陀如来で阿弥陀如来と称してはいますが、其れは浅略釈的言い回しで、浄土三部経の阿弥陀如来とは次元が違うんです。法華経の阿弥陀如来なんですね。
返信する
無量寿命決定王如来 (探玄)
2024-06-19 18:26:18
無量寿命決定王如来、またの名を(南無)妙法蓮華経如来と言い、阿弥陀如来とも称するんですね。
返信する
天台念仏止観 (探玄)
2024-06-19 19:06:02
天台念仏って止観であり、信心・信仰の面も完璧なんですね。ただ、貴族とか身分が高位の人でしか信仰出来なかったんです。理論的には法華経と浄土経がコラボした完成されたものだったんですね。大成者は恵心僧都源信です。
法然上人、日蓮聖人は専一化した教義になっているんで、良い側面もあれば、悪く出ている側面も在るんです。
返信する
上杉文秀師 (探玄)
2024-06-19 19:23:58
真宗大谷派の上杉文秀師なんかは、自宗旨の淵源は天台念仏に在るべきだと想っていたんじゃあないかな。
法然上人は三昧発得の師ですが、成仏の理論からは逸脱していますし。天台顕密を学んだ證空上人も結局、成仏理論と法然義を融合出来ませんでした。要は、法然上人が円観を切り捨て、阿弥陀の信心のみに特化した教義が駄目なんですね。親鸞聖人にしても正定聚の安心を説きますが、万人が獲られるものでもないし、成仏の理論も法然上人同様、阿弥陀まかせなんですね。
返信する
阿弥陀念仏 (探玄)
2024-06-19 21:46:33
やはり円頓止観の行として最勝だと思いますね。
返信する
摩多羅神 (探玄)
2024-06-20 07:00:05
比叡山延暦寺西塔にある常行堂、日光輪王寺常行堂に摩多羅神が祀られています。天台では慈覚大師円仁を祭祀の起源としています。東密では弘法大師空海が逝去後、弟子の夢枕に立って護法神である摩多羅神と云う神がいることを伝えた伝承が残っています。
摩多羅神は仏法の護法神なんですね。東密伝承では聖天・荼枳尼・弁才天の三神合一神が摩多羅神であると伝えています。法華陀羅尼品には法華行者を守護するため其々の神が陀羅尼を説いています。護法の神々が仏法護持の行者を守護すると云う信仰は、当然と見做されていたようです。
何故、常行堂の護法神として祀られたかですが、常行三昧の止観行が、命懸けの行だからだと思いますね。
返信する

コメントを投稿

宗教観」カテゴリの最新記事