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宝冠の阿弥陀如来
2024-06-19 08:01:00
|
宗教観
私が考える本果妙法華本尊は無量寿命決定王如来です。日光輪王寺の常行堂本尊がそう。
御真言は法華肝心真言。親鸞聖人が比叡山延暦寺西塔で堂僧だったころ、常行堂にあった宝冠の阿弥陀は無量寿命決定王如来だったと云われています。法華経を台密から見た場合、四重秘釈中、秘々中深秘の本尊は此の御本尊なんですね。浅略釈で阿弥陀如来と考える場合も在ります。
コメント (228)
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台密の法華経観
(
探玄
)
2024-06-19 08:42:48
本果妙である台密の法華経観を本因妙の顕教に焼き直したのが日蓮義だと言えなくも無いですね。
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天台浄土と浄土宗旨の浄土
(
探玄
)
2024-06-19 08:49:08
天台の浄土教と法然上人や親鸞聖人が開いた浄土宗旨の浄土教は、同じ南無阿弥陀仏でも本尊観や観法が全く違います。
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阿弥陀如来が止観の本尊になる理由
(
探玄
)
2024-06-19 09:34:58
天台は法華経が宗旨の軸なのに、何故阿弥陀如来を天台止観の本尊にするか?
此れは摩訶止観の常行三昧、常坐三昧で天台大師が本尊に阿弥陀如来を選択しているから。また阿弥陀如来の阿弥陀を円融三諦に配した教義にも根拠があると思います。台密からも阿弥陀の阿を阿字に見立てていますから、天台顕密の本尊とする考えが成立するんですね。
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覚運 念仏宝号
(
探玄
)
2024-06-19 18:15:00
覚運が念仏宝号で法華経の本尊が阿弥陀如来だって云ってるのは、正確には此の宝冠の阿弥陀如来→即ち、無量寿命決定王如来のことを云ってると思います。
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天台念仏の本尊
(
探玄
)
2024-06-19 18:21:24
天台念仏のベースは法華経。故に本尊観も浄土宗旨系とは全く違います。要は法華経の阿弥陀如来なんですね。宝冠の阿弥陀如来で阿弥陀如来と称してはいますが、其れは浅略釈的言い回しで、浄土三部経の阿弥陀如来とは次元が違うんです。法華経の阿弥陀如来なんですね。
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無量寿命決定王如来
(
探玄
)
2024-06-19 18:26:18
無量寿命決定王如来、またの名を(南無)妙法蓮華経如来と言い、阿弥陀如来とも称するんですね。
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天台念仏止観
(
探玄
)
2024-06-19 19:06:02
天台念仏って止観であり、信心・信仰の面も完璧なんですね。ただ、貴族とか身分が高位の人でしか信仰出来なかったんです。理論的には法華経と浄土経がコラボした完成されたものだったんですね。大成者は恵心僧都源信です。
法然上人、日蓮聖人は専一化した教義になっているんで、良い側面もあれば、悪く出ている側面も在るんです。
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上杉文秀師
(
探玄
)
2024-06-19 19:23:58
真宗大谷派の上杉文秀師なんかは、自宗旨の淵源は天台念仏に在るべきだと想っていたんじゃあないかな。
法然上人は三昧発得の師ですが、成仏の理論からは逸脱していますし。天台顕密を学んだ證空上人も結局、成仏理論と法然義を融合出来ませんでした。要は、法然上人が円観を切り捨て、阿弥陀の信心のみに特化した教義が駄目なんですね。親鸞聖人にしても正定聚の安心を説きますが、万人が獲られるものでもないし、成仏の理論も法然上人同様、阿弥陀まかせなんですね。
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阿弥陀念仏
(
探玄
)
2024-06-19 21:46:33
やはり円頓止観の行として最勝だと思いますね。
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摩多羅神
(
探玄
)
2024-06-20 07:00:05
比叡山延暦寺西塔にある常行堂、日光輪王寺常行堂に摩多羅神が祀られています。天台では慈覚大師円仁を祭祀の起源としています。東密では弘法大師空海が逝去後、弟子の夢枕に立って護法神である摩多羅神と云う神がいることを伝えた伝承が残っています。
摩多羅神は仏法の護法神なんですね。東密伝承では聖天・荼枳尼・弁才天の三神合一神が摩多羅神であると伝えています。法華陀羅尼品には法華行者を守護するため其々の神が陀羅尼を説いています。護法の神々が仏法護持の行者を守護すると云う信仰は、当然と見做されていたようです。
何故、常行堂の護法神として祀られたかですが、常行三昧の止観行が、命懸けの行だからだと思いますね。
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玄旨帰命壇と摩多羅神
(
探玄
)
2024-06-20 07:09:37
玄旨帰命壇は法華顕教の極理を伝授する秘密戒壇です。円頓止観行の護法神が摩多羅神→つまり法華経の護法神と云う意味合いから玄旨帰命壇と摩多羅神はセットになったんだと思いますね。左道化した玄旨帰命壇の伝授様式を嫌い、霊空律師以降玄旨帰命壇の伝法は消滅します。
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恵心僧都源信
(
探玄
)
2024-06-20 07:28:15
恵心僧都源信の教義・行法観が一番まともだと思いますね。此の上人さんはもっと見直されても良いんじゃないかな。恵心僧都源信は法然上人、親鸞聖人、日蓮聖人より勝れた教えを説いていますけどね。
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真宗七祖の一人だけど
(
探玄
)
2024-06-20 07:40:41
親鸞聖人は正信偈中真宗七祖の一人に恵心僧都源信を配しています。
ただ、想うんですが、法然系の浄土念仏と恵心の天台念仏とでは、其の根本が全く違うんですね。
世間一般の人は正信偈を読んで、念仏はみんな同じなんだって云う愚を必ず起こします。入れないで欲しいですね。恵心の天台念仏は円頓止観をもとにした、円観の念仏なんですね。
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融通念仏宗
(
探玄
)
2024-06-20 07:46:49
融通念仏宗は良忍上人を宗祖とする念仏宗旨です。在家経本に法華の自我偈が入っていますが、此の宗旨は天台系の念仏なんですね。法然系ではないんです。
天台系は円観を起源とする念仏なんで、融通念仏宗の在家経本には法華経の自我偈が組み込まれているんです。
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日蓮聖人の念仏批判
(
探玄
)
2024-06-20 08:03:24
日蓮聖人は法然系の浄土念仏を批判していますが、天台系の浄土念仏は批判していません。
此れは何故か?と云えば、法然系の念仏は天台円観義を肯定していないからなんですね。
ありきたりに云うと、法然系は円観を否定しているんです。其れは前にも書きましたが、円頓戒から円観を外していることでも知れるかと。
後年、法然上人の弟子等が円観を含めた円頓戒壇義を偽作するに及ぶのも、自宗旨の欠点を補おうとしたためだと思いますね。
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厭離穢土 欣求浄土
(
探玄
)
2024-06-20 08:24:44
法然系の念仏は現実逃避の理が殊更蔓延していました。おまけに捨閉閣抛なんで、乗種である円観の義や法華経の精髄である相対種の義が入る余地なんてないんですね。つまり、法然義の真義を知るものは、高弟の一部に限られていたわけです。
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信と誓願の成就だけでは
(
探玄
)
2024-06-20 08:35:54
法然義の基礎になっているのは、信と阿弥陀誓願の成就なんですね。然し此れだけでは駄目なんですね、成仏するには。仏法の原理を知れば、日蓮聖人が出現したのは当然の結末だったと思います。
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成仏の原理
(
探玄
)
2024-06-20 08:40:42
成仏の原理を浄土宗旨系の信徒等は全然理解していません。彼等の中には法華系信徒を馬鹿にする人が多数います。然しながら、成仏の原理を法華系信徒は少なからず、浄土宗旨系信徒より理解しています。
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恵心への回帰
(
探玄
)
2024-06-20 08:47:20
法然系の浄土宗旨念仏は、恵心僧都源信の念仏に回帰するべきなんですね。
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せっかく、人として生まれて。
(
探玄
)
2024-06-20 09:03:21
偶々人として生を受け、会い難い仏法にも出逢ったのに、成仏の理を識らずに死んで行くのは本当に勿体ない話です。
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融通念仏宗はもっと評価されても良い宗旨
(
探玄
)
2024-06-20 09:13:23
融通念仏宗はもっと評価されても良い宗旨だと思いますね。ハッキリ言って、法然系の浄土宗旨より教義は勝れています。
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私の念仏観
(
探玄
)
2024-06-20 09:22:46
私は日蓮聖人の南無妙法蓮華経と先祖宗旨の南無阿弥陀仏の両建てです。
先祖宗旨は真宗のお西さんですが、近々融通念仏宗に宗旨替えするつもりです。
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自分自身の信仰と先祖の信仰は分けてます。
(
探玄
)
2024-06-20 09:29:33
自分自身の信仰と先祖の信仰は分けてます。
私は法華なんですが、先祖は阿弥陀念仏なんで、先祖の阿弥陀念仏は絶対に替えません。
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最も大切な円観の理(ことわり)
(
探玄
)
2024-06-20 09:51:01
成仏の理論で最も大切なのは円観の理なんですね。
円観→円融三諦、三観。相対種等です。
円観の理を見聞きし、信に入り、種に成るわけです。
天台念仏は円観の理が入っていますから、信に入り、種になるんですね。
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上杉文秀師の観心略要集
(
探玄
)
2024-06-20 10:01:55
上杉文秀師が書かれた観心略要集の解説書は必見です。阿弥陀念仏の極理が総て説かれています。
観心略要集は恵心僧都源信著ではないとする学者もいます。隆門の祖、日隆上人は其の慧眼から恵心著と断じており、私も此れに賛同するものの一人です。円観の理が乗種であることが、此の書籍で知れるかと思います。謗法の学者は目が曇っているんで、本物と偽物の区別がつかないんですね。
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従果向因
(
探玄
)
2024-06-20 10:21:20
阿弥陀念仏の念仏止観も従果向因、相対種の心持ちが大切なんですね。法然義の念仏は自分自身と阿弥陀如来が隔絶したものを是としています。まあ、此れは法然義の浅義なんですが、一般の信徒は此の浅義を是としてしまいます。法然義の念仏は智者には莫大な利益が獲られ、愚者は獲られない法義なんですね。
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円観乗種の下種は従果向因
(
探玄
)
2024-06-20 13:06:34
円観乗種の下種法体は従果向因。
そもそも仏に必ず成る種子、種が円観乗種の教えなんですね。其れが南無妙法蓮華経であり、南無阿弥陀仏です。ただ、理(ことわり)、謂れを識らないと私の個人的な考えでは本当の下種に成らないんじゃあないかと考えています。勿論、聞法下種は否定しませんが、完全な菴摩羅識に成るのか?には、私は成らない派を主張する一派です。下種と九識に関しては古来より、成るって云う派もあれば、分かっていないと成らないって云う派が在るんですね。
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日蓮聖人の下種論
(
探玄
)
2024-06-20 13:16:26
日蓮聖人の下種論って、南無阿弥陀仏を下種法体って認めていないんですね。南無妙法蓮華経だけ下種法体と認めています。だから謗法の逆縁にも成仏をゆるすんですね。一方、恵心僧都源信は観心略要集で南無阿弥陀仏は下種法体だと説いています。私も此れと同意見です。但し、理を識らない限り本当の下種には成らず、仏縁のみ阿頼耶識に薫習され未来世に下種は残すって意見ですね。
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菴摩羅識(九識)
(
探玄
)
2024-06-20 13:27:33
発心下種して始めて菴摩羅識は生まれるものかと。
理(ことわり)、謂れを識るだけでなく、信と行が重なる観心に成らないと駄目だと思うんですね。
此れを事の信行観と云いますが、鎌倉仏教のお祖師さん等は皆、此れが出来ている方々です。また、著作にも此れを強く説いていますね。
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観心の成就
(
探玄
)
2024-06-20 13:52:18
観心の成就=境智冥合なんですね。
理を識る→境のこと。つまり観心の対象です。本尊が境です。
智=信心の観、信心の行→合わせて信行観のこと。
信行観な以信代慧、信を以て智慧に代えるわけです。
理を識るって大切な理由が分かって頂けたと思います。
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極論を云えば
(
探玄
)
2024-06-20 14:02:21
極論を云えば、
法然上人+日蓮聖人=恵心僧都源信
なんですね。法然義系の浄土宗旨の信徒は日蓮聖人の教義も識らないと駄目。また、日蓮宗旨系も法然義系の浄土宗旨の教義を識らないと駄目なんですね。
真宗の存覚上人の時から法華と浄土は諍論が絶えない有り様ですからね。
返信する
観心略要集講録
(
探玄
)
2024-06-21 19:24:34
私が指南としている浄土念仏の種本は上杉文秀著観心略要集講録と山﨑弁栄講述の宗祖の皮髄です。
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信仰の原点
(
探玄
)
2024-06-21 19:37:47
昨年末、2回目のコロナ罹患時に称名念仏をしていました。その時偶々心中の阿字を観てから(幻想かも知れないが?)、真言・法華・阿弥陀念仏は一つだと確信しています。そんなささやかな宗教体験が、今は信仰の原点ですね。
返信する
心中の阿字
(
探玄
)
2024-06-21 20:22:55
心中で観た金剛界阿字が実のところ、私の本尊です。阿弥陀も妙法曼荼羅も此の阿字が原点です。
返信する
金剛界阿字
(
探玄
)
2024-06-21 20:30:55
阿字も何種類か在るんですが、私が心中観た阿字は山崎泰廣師著阿字観瞑想入門の表紙に描かれてある阿字と同じ形状でしたね。
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一度きり
(
探玄
)
2024-06-21 20:39:14
阿字は正味、其れ一度きりだけです。だから其れ以降はイメージするのね。
小学校2年生の時、大病したんですが、此の時も不動明王みたいなのを観た経験が在りました。
最近では坊さんが夢枕に立ち、ご宗旨はどちらですか?って訊かれて、ハッキリ答えられなかったくらいですね。
返信する
私考、孔雀に乗る宝冠の阿弥陀
(
探玄
)
2024-06-21 22:13:46
孔雀は毒虫、毒蛇を食べ、毒に耐性があると考えられていました。毒→三毒、所謂貪瞋癡ですね。仏教思想で云えば変毒為薬です。毒虫、毒蛇なんかでも食として栄養源にするんですから。
此れを深掘りすると煩悩即菩提、生死即涅槃の法華相対種になるんですね。
つまり、孔雀に乗る宝冠の阿弥陀は法華の阿弥陀仏と云う意味になるわけです。
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相対種
(
探玄
)
2024-06-21 22:32:35
仏身論で云えば久遠実成が在りますが、真言なんかも法身大日、華厳の毘盧遮那仏と見た感じ変わりが在りません。三身の捉え方も同様です。また二乗作仏、十界互具でも、真言の四度加行なんかで観想に於いて曼荼羅中に含まれてしまうんですね。天台は円融三諦、一念三千を真言宗や華厳宗に取られた格好なんですが、相対種だけは他経には載っていないんですね。法華独一の根拠は此処にあると思いますね。
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妙法→転
(
探玄
)
2024-06-21 22:37:32
妙法とは転じること。道元禅師も正法眼蔵で法華転法華を説いていますね。あんまし意味は分かりませんが(笑)
返信する
お薬の根本
(
探玄
)
2024-06-21 22:42:03
釈尊の妙薬である法華経の根本原理は相対種に在るんですね。
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総ての苦しみは固定観念から
(
探玄
)
2024-06-21 22:45:52
総ての苦しみは固定観念から派生しています。
転じれば固定観念から開放されるんですね。
返信する
在るって云うのと、在るものを説くことの違い
(
探玄
)
2024-06-21 23:09:45
真言や華厳を含め法華を除く他経は三諦が在ることを示し、背後に円融三諦が在るって云うのを隠密に示しています。然し、其れを説いてはいないんですね。
其れを説いているのは法華経だけなんです。
返信する
思念形体
(
探玄
)
2024-06-22 00:59:09
此れは私自身の仮説ですが、円融三諦・一心三観の発菩提心→円観の発菩提心は形態・形状として阿字に成るんだと思います。俗に云う思念形態(形体)です。音と形体が阿字とア音かと。原始天台は思念。真言は形体。
返信する
発菩提心
(
探玄
)
2024-06-22 01:01:18
発菩提心の形体は金剛界阿字だと考えます。
返信する
玄旨帰命壇と鼓
(
探玄
)
2024-06-22 06:31:45
玄旨帰命壇の本来あった姿は、本因妙と本果妙不二一体の玄旨だったはずです。此処に出て来る鼓は法華下種法門と法華脱益法門との不二一体を表すものだと。
天台は表を法華脱益法門、裏に法華下種法門を伝承する宗旨で、両法門不二の関係は秘伝として口伝や切り紙で相承されていたんですね。
日蓮義と云うのは天台法華の裏法門であった、法華下種法門を専一化したものです。
此の成仏の根源とも云える法華下種法門は天台と、其の系譜を受け継ぐ日蓮宗旨にしか伝承されていないんですね。
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阿弥陀念仏と法華題目
(
探玄
)
2024-06-22 06:47:29
阿弥陀念仏(本果妙)↔法華題目(本因妙)
当然、因果倶時なんで本果に本因があり、本因に本果は在るんですが、用としては此れかと。
返信する
法華開会
(
探玄
)
2024-06-22 07:01:42
他宗旨である念仏、真言、禅も法華円観の理を軸に据えることで成仏の法門足り得るわけです。
返信する
思念と思念形態
(
探玄
)
2024-06-22 08:12:26
仏法の下種法体とは円観本因妙、事の信行観。
発菩提心の思念形態は金剛界阿字です。事の信行観が本(因)、金剛界阿字は迹(果)なんですね。
三昧は本(因)で陀羅尼は迹(果)です。思念は本(因)で、思念形態は迹(果)になります。三摩耶形も思念形態の一つでやはり迹(果)なんですね。
返信する
設計図と理事両面の行動・精神活動
(
探玄
)
2024-06-22 08:25:03
円観は家の設計図。円観の本因妙の理とは、実際に家を建てる時の人員配置や道具、物品の数々を説明したもの。円観本因妙、事の信行観とは、本因妙の理を行動と精神、両面での活動を云います。
返信する
仕事と勤行
(
探玄
)
2024-06-22 08:43:54
事の信行観とは仕事と勤行にあるかと。
仕事は自分や家族を養うって云う意味だけではないんですね。社会奉仕の一面も在るんです。化他に対する事の信行観が仕事。勤行は自身に対する事の信行観です。
返信する
本因妙、事の信行観
(
探玄
)
2024-06-22 08:49:15
本因妙事の信行観は、自行化他に亘る事の信行観でなくては適いません。
返信する
仕事とアイデンティティ
(
探玄
)
2024-06-22 08:56:11
自己実現と職業って凄く関係があるのね。
金儲け出来る職業が偉いんではなくって、社会に自分の力が役立っているか?ってことが大切なんですね。
返信する
発菩提心→如意宝珠
(
探玄
)
2024-06-22 10:52:00
仏種は発菩提心であり、如意宝珠なんですね。
願望成就の宝珠。仏舎利を駄都と云い、此れまた如意宝珠なんですね。
返信する
祈りと九識の関係
(
探玄
)
2024-06-22 10:58:42
下種され菴摩羅識が生成すると、生成の度合いに拠りますが、祈りにより願望実現が可能になります。
チャクラが其れにあたると説く人もいますが、チャクラは増幅器なんですね。
返信する
第六天魔王にも九識あり
(
探玄
)
2024-06-22 11:06:36
第六天魔王も九識が在ります。左道化した有名な仏教者は沢山います。桐山、麻原など、悪用された事例ですね。九識が開けると、行者の精神性の善悪で護法神も相似したのが守護しますからね。
返信する
円観を含んだ阿弥陀念仏宗旨
(
探玄
)
2024-06-22 14:55:47
天台宗系(真盛宗・天台末流宗旨を含む)と融通念仏宗、俗に天台念仏、天台円頓念仏と云われる二派だけですね。
返信する
信を何処に置くか?
(
探玄
)
2024-06-22 21:15:08
人間は間違い易いんですね。正も邪と思い、また邪を正と見間違うことがよくあります。宗教を選択する時、正と邪を選別出来るセンスが必要です。
信を何処に置くか?ですが、先ずは理に適っているか、どうかですね。
私は天台が説く円融三諦を書籍で読んだ時、これだ!って感動したのを覚えています。以降、天台系の宗旨に入るわけなんですが。本因妙、本果妙に関しては実際の処、あまり気にしていません。自身に返観すれば因果倶時ですから、結局同じですからね。実際、日蓮宗旨でも本因妙から本果妙に宗旨替えした真門みたいな門流もあるわけなんで。天台、日蓮宗旨の教義の肝は円観の理と信心が乗種になるってことなんですね。
六祖慧能が法華転法華の場面で、仏の教えを心に留めて物事を観れば、そのまま仏だと説いています。乗種とは仏様が世間をどの様に観てるかの教えなんですね。浄土宗旨系の様に南無阿弥陀仏が私に届いたから十八願は成就した証。故に私も往生するんだ、の理では納得出来ませんでしたね。阿弥陀念仏が信じられたのは天台大師や恵心僧都源信が信じ、摩訶止観、往生要集、観心略要集に書かれてあるのを見て信じられるようになりましたね。つまり、阿弥陀念仏に円観の理→乗種を載せた天台の阿弥陀念仏で始めて信じられる様になりました。
返信する
袋?
(
探玄
)
2024-06-22 21:35:49
望月歓厚師がお題目は一念三千を入れる袋だと書いたものがあるとか?南無妙法蓮華経自体が乗種、法体とする日蓮宗旨には堪え難いのかも?
望月師は円観の理こそ乗種の髄だと考えられていたからだと思います。実は私も同意見で、円観の理を事の信行観で受け止めて、其処で始めてお題目そのものが乗種になるって云う考えですね。日蓮聖人は名は必ず体に至る徳ありとしていますが、信の置き場を考えた場合、初心の頃は先に述べたプロセスになると思います。
返信する
阿弥陀念仏への信
(
探玄
)
2024-06-22 22:17:10
法然上人や親鸞聖人等は天台顕密を学んでいたので、殊更円観の理に頓着せず、大経にある十八願を軸に阿弥陀念仏への信を起こせば良かったんでしょうね。
然し、現代人にとって、其れは中々難しいのではないでしょうか?
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法然義系はコペルニクス的大転換の教義
(
探玄
)
2024-06-23 18:45:09
法然義系は私達天台系譜の信徒を驚愕足らしめる教義を打ち立てています。
法華開会を素通りして、阿弥陀如来の誓願仏一乗一筋で、信心の教学をぶち上げたんですね。
キーワードは「選択」です。
阿弥陀如来の誓願を選択して、宗旨の教義を構築してますから天台教学の縛りが無いんですね。
うげ〜、って感じですね。
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法然義系の浄土宗旨に法華開会の教義はない。
(
探玄
)
2024-06-23 19:06:05
法然上人や親鸞聖人の教義に法華開会の教義は無いんですね。
私達は数ある仏法の中、最高と信じ選択した阿弥陀如来の誓願の教え一筋です。但し、他宗旨に関して批判とかは一切致しませんから。私達は私達で仏が説かれる教えを遵守しますので、あしからず。→ホント、こんな感じですよね。
成る程って思います。大原問答での法然上人の対応や、存覚上人の法華信徒への対応は当に同じ。
対応での切り返しは、私達は浄土念仏を選択しました、なんですね。
やっぱ法然上人は賢いわ。それを即座に理解した親鸞聖人も凄いね。
別な土俵を作るって、中々出来ませんからね。
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円観の理からの信か、誓願の信か。
(
探玄
)
2024-06-23 19:24:58
天台円頓念仏は円頓理観の信から入り、阿弥陀誓願乗に入ると云う、謂わば二重のセーフティネットの信心なんです。なんか、二心が在るって感じかな?定見がないってか?そんな気持ちは更々ないんですが、法然上人や親鸞聖人は一刀流なんですね。
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覚悟を感じます。
(
探玄
)
2024-06-23 19:29:25
法然上人や親鸞聖人の阿弥陀念仏に対する信心は何某かの覚悟を感じますね。
本来、信心とはこう言ったものなのかも知れません。
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覚悟
(
探玄
)
2024-06-23 19:33:30
これしか無いって云う覚悟かと思います。
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信心
(
探玄
)
2024-06-23 19:36:37
腹を決めた信心はやはり崇高です。
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円観と法華開会
(
探玄
)
2024-06-23 21:02:19
法然上人や其の門下には天台顕密を学んだ者もおり、当然円観が乗種であることや、爾前経が法華に開会され云々は熟知していました。況んや、法然上人は師匠の叡空から円頓戒の戒師として師資相承を受けています。謂わば法華下種法門のスペシャリストなんですね。独自の教相判釈で新しい浄土宗旨を起こすのは、抑々考えあってのことかと思います。→その抑々の考えって何なんでしょう?
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理の信は?
(
探玄
)
2024-06-23 21:08:35
誓願一仏乗の絶対他力でしか突き抜けないと確信したんでしょうね。善導と云う先達を見つけて。
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自身に仏を見出だせない者にとり
(
探玄
)
2024-06-23 21:19:26
円観って自身に仏を見出す教えであり、観法なんですね。なら、自身に仏を見出だせない者にとって、観心、観法は無理なんです。
法然上人は此処に照準を合わせたんだと思います。自分自身に正直な人ほど、その葛藤に苛まれるかと思います。そう云う意味で、私なんかは極楽とんぼなんだと思います。
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天台を超過した選択の教え
(
探玄
)
2024-06-23 21:33:18
法然上人の阿弥陀念仏って、自身に仏を見出だせない者にとって、天台を遥かに超過した選択の法門なんですね。
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峻厳な内省
(
探玄
)
2024-06-23 21:42:31
法然義の念仏は峻厳な内省から、誓願一仏乗を選択した教えなんですね。
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ある意味、天台・日蓮を超えています。
(
探玄
)
2024-06-23 21:47:08
ある意味、天台・日蓮を超えているのが、法然義、親鸞義の浄土念仏の教えだと思います。
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人は仏の誓願により救われる
(
探玄
)
2024-06-23 22:05:43
乗種ではなく、人は仏の誓願により救われる。
法然上人が天台と決別したのは此処かと思います。
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南無阿弥陀仏は仏の誓願
(
探玄
)
2024-06-23 22:21:08
南無阿弥陀仏の念仏は阿弥陀如来と釈迦如来、二尊が衆生済度のために説いた誓願の法門なんですね。
人師ではないんです。二尊が出した法門です。
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乗種を否定するに非ず
(
探玄
)
2024-06-24 04:52:21
法然義の阿弥陀念仏は乗種を否定しているものではないんですね。三大部大意には南無阿弥陀仏に一切の法門のエッセンスが含まれている旨説かれています。衆生は只々二尊誓願に乗じ称名念仏すれば、往生は勿論、未来世には成仏も間違いないと云う考えなんですね。誓願の信を表に、裏に乗種と云う教義構造かと思います。
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思議は不要
(
探玄
)
2024-06-24 05:03:47
法然義に円観、開会思想が無いのは、南無阿弥陀仏に一切の法門が含まれており、思議は不要で只々二尊誓願に乗じ称名念仏を薦める教義だから。
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訂正
(
探玄
)
2024-06-24 05:12:45
三大部大意→三部経大意。
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妙薬に対し思議するべからず
(
探玄
)
2024-06-24 05:35:28
三部経大意を読むと、妙薬は只々其れを信じて服すれば病は癒える旨説かれています。
妙薬の構造がどうのこうのと、理屈は不要なんですね。
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法然義と親鸞義
(
探玄
)
2024-06-24 05:45:40
「選択」と二尊の「誓願」を基に打ち出した教判が法然義と親鸞義かと。
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究極の救済法門は?
(
探玄
)
2024-06-24 06:25:32
二尊が立てた、誓願一仏乗かと。天台の場合、宗祖天台大師に習い法華開会や日本天台の台密宗義を遵守し、其の姿を宝冠の阿弥陀に結集したのではないでしょうか。
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法華一仏乗と誓願一仏乗
(
探玄
)
2024-06-24 20:41:14
法華一仏乗と誓願一仏乗を上手く合一させたのが、恵心僧都源信です。阿弥陀念仏は恵心に如かずです。ただ思うに、どう見ても天台の円観は真理ですわ。コペルニクス的大転換の法然義系は無理が目立ちます。天台血脈を受けた身として、浄土宗旨の念仏に全面的に帰順するのは無理ですね。
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本覚やけど始覚なんよ
(
探玄
)
2024-06-24 21:04:50
仏法は本覚なんやけど、始覚なんですね。→此れ法華経に説かれている真理。
此の真理だけはどうしょうもありません。此れに違背する法門は間違っているんですね。
つまり、コペルニクス的大転換は教義的矛盾点を抱えてるってこと。
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つまり、
(
探玄
)
2024-06-24 21:21:10
上求菩提、下化衆生の精神活動は凡夫から、また仏になってからも続くって云うこと。阿弥陀念仏の乗船切符を手に入れても、其れは同じなんですね。
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一念信解
(
探玄
)
2024-06-25 08:05:38
仏法立行の初め→即ち名字即位は一念信解だと中古天台の典籍は述べています。慈恵大師良源から法華宗旨の極理を相伝した恵心僧都源信の天台止観血脈は恵心流と称します。中古天台思想は玉石混淆していますが、玉は伝承された法華宗旨を述べる部分にあるんですね。四重興廃から辿りついたのが一念信解です。天台は此れを円観の信解に置きます。日蓮家は三大秘法義ですね。守護国家論で日蓮聖人は一念信解と法然義系の念仏三昧を対比させ、勝劣を決しています。
ただ、阿弥陀念仏に一念信解の法理が全く無いのか?と云うと、此れが在るんですね。恵心僧都源信著と云われる観心略要集に説明されています。法然義系は殊更円観の理を避けて、信心ばかりを強調するので念仏に此の理が無いのかと勘違いしやすい部分です。
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阿弥陀念仏義
(
探玄
)
2024-06-25 08:14:30
法華一仏乗+誓願一仏乗=法華開会の阿弥陀念仏となります。所謂、一念信解の法理も含んだ念仏です。
此れが一番正しい阿弥陀念仏の形だと考えますね。
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法然義系念仏
(
探玄
)
2024-06-25 08:21:59
法然著三部経大意には阿弥陀念仏に円観の説明も僅かに入っています。要は念仏自体完全な仏種と見做して、深い説明は避けているんですね。親鸞聖人にしても法華経からの引用を意図的避けています。此れは天台との混同を避けるためなんですね。
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台家と日蓮家
(
探玄
)
2024-06-25 08:34:31
台家の受者への玄旨伝授は座主または探題が行います。玄旨とは何か?と云うと、一念信解に於ける円観義です。日蓮家は三大秘法義で真義は富士門流にしか伝承されませんでした。身延の貫主・高僧が天台血脈を上古何代かに亘り受法しているのは、三大秘法義の真義が分からなかったからなんですね。
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四重興廃と一念信解
(
探玄
)
2024-06-25 09:32:39
法華経は宗教・宗旨に区分されて、檀那流は覚運が四教・五時等の教判、恵心流は源信が円観一心三観、一念三千観の極理を相伝したと云われています。但し、根本の法華深義は源信に相伝された様です。中古天台の重要典籍は総て恵心流嫡々の相伝者が著したものばかりです。法華経の深義が検証される中、登場したのが四重興廃の教判です。で、結局到達したのが名字即成仏を云う一念信解なんですね。此処に円観義を集約させたのが法華玄旨です。天台は此れを師資相承、事の潅頂形式で伝法しますが、日蓮家は此れを理であると云います。日蓮家は三大秘法義に此れを収めていますが、先程述べた様に真義は富士門流の伝承のみで、他門流は若干ズレた相伝で継承しています。日蓮家は天台の理に対して、三秘を事とします。
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一念信解と阿弥陀念仏
(
探玄
)
2024-06-25 09:45:53
天台円頓念仏は法華開会の阿弥陀念仏なので、乗種に依る一念信解からの名字即成仏はクリアしています。
法然義系は親鸞義もそうなんですが、法華開会を意図的に教義に入れていません。法然義系は誓願と其の信で立てた宗旨なんで、開会を強調すると天台法華に取り込まれるからなんですね。表を誓願の信、裏に開会の理って云うのが、法然義系念仏の実体だと思います。西山派の仁空実導なんかは半分天台宗僧侶なんで、自宗旨の念仏説明に(一念信解を入れたいが)苦慮するわけなんです。
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真宗大谷派の学者
(
探玄
)
2024-06-25 09:51:30
真宗大谷派は上杉文秀師を輩出しただけあって、法華開会の念仏研究に高い関心がある様に思います。因みに上杉文秀師は天台顕密も学んだ真宗僧侶なんで、半分天台僧侶、半分真宗僧侶って感じですね。
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名字即成仏、一念信解
(
探玄
)
2024-06-25 10:05:20
なんか新天台教義として、一念信解が恰も法華経研鑽期に登場した法義であるかの様な論文記載があります。名字即成仏、一念信解を説明しているのは五大院安然の著作なんかにも登場しますから、新教義ではないですね。
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一念信解 金剛宝戒
(
探玄
)
2024-06-25 15:15:18
金剛宝戒(円頓戒)の枢軸、骨髄は円観の信解に在ります。所謂名字即位、一念信解が其れです。
法然義の南無阿弥陀仏は法体、無上種子とする阿弥陀名号に円観の義が含まれているとし、誓願の信に行学を置きますが、信解なんで、解し信じなければ乗種に成らないんですね。私義になりますが、此の解し信じる観心は法華を専売特許にする日蓮家でも同様だと考えます。話が少しズレましたが、阿弥陀念仏は法華に開会しなければ乗種にはならないと考えます。
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日蓮の弟子等
(
探玄
)
2024-06-25 15:21:11
此のことは日蓮の弟子等は易々と理解出来るんですが、仏教の他宗旨信徒は中々理解し難い法理かと思います。故に日蓮教学は他宗旨の信徒も学び、法華開会した自宗旨の行法にすべきなんですね。
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此処が分かると。
(
探玄
)
2024-06-25 15:31:16
此処(上の2つに書いてるコメント)が分かると、日蓮聖人が其れまでに取った行動とか、御妙判に書かれた内容が理解出来るんですね。
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仏教を学ぶのに今は最高の時代
(
探玄
)
2024-06-25 15:42:21
日本に生まれ、仏教に縁する人等にとって、今は最高に良い時代です。何故なら、昔は秘伝法門として見聞きすることする叶わなかったものが、インターネットや書籍で見れるんですから。おまけに詳細な説明も書いている処も在ります。
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円観乗種の伝承の歴史
(
探玄
)
2024-06-25 18:26:42
天台史で円観乗種の重要性に気づき、宣揚したのは妙楽大師湛然です。湛然の時代、真言宗、華厳宗が台頭し、中国天台宗も此等の宗旨と自宗旨の独自性を示さねばならなかったんですね。自ずと宗義を説く著作も法華開会で全ての経典を統べると云うより、勝劣に近い解説に重きが置かれています。浄土西山派の普寂徳門が法華独妙を説く湛然を批判するのは、後年日本に日蓮宗旨を誕生させた遠因が湛然にあることを見抜いたからかも知れません。そう、日蓮教学はもろに湛然教学を更に専一化させた教義なんですね。日蓮聖人が湛然から影響を与えられたのは、天台法華の教学で説かれている乗種の法門なんです。
日本天台宗の開祖は伝教大師最澄ですが、最澄もまた法華経の独自性を強く主張した一人です。日本天台宗は四宗融合の宗旨で伝教はその元祖ですが、法華経により全ての仏教を統一しようとしていたんですね。法華経の極理は道邃、行満の二師から相伝されました。
慈覚大師円仁、智証大師円珍、五大院安然になると真言勝法華劣に近い教判を唱える人師も出て来るんですね。其処でストップを掛けるのが、天台中興の祖と云われる慈恵大師良源です。台密のエキスパートでもあった彼は、法華経の極理に熟達した天台顕密の泰斗だったんですね。法華経の極理は良源から恵心僧都源信に相伝されました。此の止観業血脈を恵心流と云います。以降叡山では法華の研鑽が非常に盛んになり、俊範、静明の頃研鑽は頂点に達するんですね。日蓮聖人の師匠と云われる三塔の学頭俊範法印は法華独一を主張する方だったと云われています。此の方、宮中の女房等にお題目の南無妙法蓮華経を受法してるんですね。俊範、静明の流れを椙生流と云い、恵心流直系の流派です。日蓮聖人は外用の法華血脈は椙生流を相承しているとされています。後年の天海大僧正も天台止観業血脈は此の椙生流の相承者です。話を俊範法印に戻しますが、彼は法然上人の阿弥陀念仏に対して非常に危険視していたと云われています。
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重授戒潅頂
(
探玄
)
2024-06-25 18:54:23
天台真盛宗に円頓戒の極地点と云われる重授戒潅頂が在ります。戒壇の秘儀なので詳細な部分は知りませんが、天台僧から以前聴いた処、究極は南無妙法蓮華経だと伺いました。つまり、名字即位、一念信解の円観義なんですね。
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天台真盛宗
(
探玄
)
2024-06-25 18:59:39
ご存知のとおり、天台真盛宗は念仏を非常に重視する宗旨ですが、法華開会した阿弥陀念仏を柱にしているんですね。
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延命十句観音経
(
探玄
)
2024-06-25 19:12:38
天台や真言の経典に延命十句観音経が載っているのが在ります。此の短いお経の意味って己心無作円融三諦を説いているんです。名字即位、一念信解の円観義なんですね。霊空律師が時の帝に請われて、差し出したのが此のお経なんですね。
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霊空律師と浄土宗旨僧侶の論争
(
探玄
)
2024-06-25 19:18:42
霊空律師が頑迷に自説を主張したのは、円観乗種こそ成仏の法門だと確信していたからなんですね。法華開会した天台円頓念仏こそ間違いないと考えていたからなんです。
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融通念仏宗
(
探玄
)
2024-06-25 19:41:15
良忍上人が宗祖。良忍も天台顕密を学び霊威を感得後、宗旨を興しました。以降、法明、そして大通に至り教義が大成します。天台円頓念仏が宗義の骨格で、利他に華厳義が入った念仏ですね。大阪府松原市には浄土宗旨の僧侶が法論の末、融通念仏宗に改宗した事例もあります。法論の内容は法華開会の念仏と開会していない念仏についての勝劣かと思います。
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どちらも尊い念仏
(
探玄
)
2024-06-25 21:01:31
誓願一仏乗を専らにする阿弥陀念仏、天台円頓念仏、どちらも尊い念仏なんですね。
返信する
理で測れない部分がある
(
探玄
)
2024-06-25 21:08:00
何故なら、阿弥陀念仏には理だけでは測れない部分があるからなんです。
阿弥陀念仏は二尊誓願の法門なんで、理だけで測れない部分があるのは当然なんですね。
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案位の理即
(
探玄
)
2024-06-26 07:34:47
何故日蓮聖人は法華独妙を主張し、他宗旨折伏を行ったか?
此れ全て、仏法の無知蒙昧な人にも案位の理即位を獲させるためなんですね。
南無妙法蓮華経は純円法体の完全な乗種、仏種ですから、一度耳目すれば此の位を獲るわけです。
此れ、天台、伝教も広めなかった前代未聞の教えなんですよ。
返信する
赤星龍憲師の論文
(
探玄
)
2024-06-26 18:29:20
赤星師著「日蓮聖人の約教判、約部判について」は台当違目を端的に言い当てていて素晴らしいですね。
他経の付け入る隙の無さを感じました。
当に乗種としての法華経は独妙であり、諸経の王なんですね。
返信する
法華経の2つの顔
(
探玄
)
2024-06-26 18:43:10
法華経には二つの顔があって、一つは乗種独妙、二つめは開会です。名字即一念信解の位では日蓮聖人が重箱の隅をつつくような、法華下種法門が乗種なんですね。天台は開会重視の法華経を、日蓮聖人は法華経独妙である乗種の法華経を説いています。
返信する
案位の理即(補足)
(
探玄
)
2024-06-26 18:49:29
耳目した→聞法下種。その後、機縁を獲て発心下種となる構図です。
返信する
大王の種子
(
探玄
)
2024-06-26 18:53:46
大王の種子は法華独妙の種子しかないんですね。
返信する
天台も法華経を授けます。
(
探玄
)
2024-06-26 18:59:26
天台は表の顔は開会ですが、座主、探題が受者に授ける天台血脈の極理は純円の法華経です。
返信する
日蓮が慈悲広大ならば
(
探玄
)
2024-06-26 19:22:19
此の文句って、一眼の亀が浮木に掴まるくらいに稀な仏法を、易々と手に出来る法門として広宣流布した果徳を云ってるんですね。
後の文句は→尽未来際も流るべし。
返信する
体内の権
(
探玄
)
2024-06-26 19:28:14
恵心僧都源信の阿弥陀念仏は法華開会しているとは云え、体内の権なんですね。
返信する
法華開会の戒体
(
探玄
)
2024-06-26 20:03:57
日蓮聖人が二十歳くらいに著作した戒体即身成仏義に、法華開会の戒体、仏因、仏果の戒体と書かれています。権経が法華開会され、体内の権で実ではないんですが、開会って実はもう法華経なんですね。
故に仏因、仏果の戒体を成就するわけです。
返信する
何故純円を最勝としたか?
(
探玄
)
2024-06-26 20:11:54
法華開会にしても、智者にして可能な法義なんですね。権実の区別が本当に分かっていないと難しいんですね。下種仏法って本未有善の凡夫対象ですから、体内の実を根本にした方が確実なんですね。
返信する
他宗旨の下種→法華開会
(
探玄
)
2024-06-26 20:15:07
他宗旨の下種って、法華開会の戒体のことなんです。
返信する
天台円頓念仏
(
探玄
)
2024-06-26 20:19:25
天台円頓念仏は法華開会の念仏なんで、仏因、仏果の戒体を成就するわけです。
返信する
理論的にはそうですが、
(
探玄
)
2024-06-26 20:34:04
理論的にはそうなんですが、機縁と云う理屈と違う要素が仏法にはある様に思います。←私義ですが。
機縁だと漠然とした言葉を使いましたが、例えば浄土宗の祐天上人です。浄土宗の念仏って法華開会してないんですね。然るに、ゴーストバスターである祐天上人は沢山の怨霊を成仏させています。誓願一仏乗の念仏功力ですね。真宗の妙好人なんかも、殆ど禅宗の坊さんみたいな境地に至っています。真宗も法華開会していない念仏です。此処も浄土宗と同じく誓願一仏乗の念仏です。信は理より強力なんでしょうね。
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理論的にはそうですが、②
(
探玄
)
2024-06-26 20:46:11
時宗の真教上人、一遍上人のお弟子さんですが、此の方が書かれた南無阿弥陀仏の名号で将門の怒りを鎮めていますからね。時宗の念仏も誓願一仏乗の念仏です。更に云うと、浄土宗で悟道に到達した人師の多さです。開祖の法然上人を筆頭に他宗旨と比べて群を抜いています。近代では山崎弁栄師が居ます。
理屈より信の大切さを感じますね。
返信する
真言の結縁潅頂
(
探玄
)
2024-06-26 21:40:40
此れなんかも下種に等しい儀式だと思いますね。潜在意識に仏種を擦り込む様に構成されています。
日本って国は沢山の仏縁に触れさせてもらえる、凄い国だって感動しますよ。
返信する
別願に立てた宗旨
(
探玄
)
2024-06-26 22:42:47
阿弥陀如来は四弘誓願→総願と別誓願→別願を持っています。此の別願を本願と云い、此処に立てた宗旨が法然義系念仏の特質なんですね。
本願を端的に言い表したのが絶対他力です。
自力ではなく、他力と云う横っ飛びで救われる教えなんで、横超の法門と云います。
まあ、此れかなって思いますね、最後は。
仏法最後の切り札、リーサルウエポンですよ。
返信する
自己肯定も出来ない時、
(
探玄
)
2024-06-26 22:54:17
法華経って自己肯定が基礎なんですね。法然上人や親鸞聖人って、自己肯定出来なかったんじゃないかな?
自身の心に仏を見出すって自己肯定ですからね。
人が自己肯定も出来ずに、にっちもさっちも行かないどん底の時って、在るんですね。
阿弥陀如来の本願はそんな人間のために現れた本師なんですね。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
返信する
乗種円観義と誓願一仏乗
(
探玄
)
2024-06-27 19:55:41
浄土宗旨は他宗旨の仏教教学として乗種円観義を学んで置いて、誓願一仏乗の念仏で良いんじゃないかな。
実際、仏教系の大学なんかは必ず天台教学は学びますし。機縁に乗じて誓願の信行観は円観の信行観が交わると思うんですね。
返信する
法華経と観無量寿経
(
探玄
)
2024-06-28 01:16:07
法華一仏乗と誓願一仏乗の組み合わせは、ホント最勝かと思います。
返信する
浄土の教えと法華経
(
探玄
)
2024-06-28 08:26:36
法華経を説法中、中座して韋提希夫人のために説かれた観無量寿経は、釈尊と共に戻られた弟子が霊鷲山に集まった信徒等に再度出来事を語られました。
法華経説法中、弟子等が観無量寿経を説いているんですね。此れは何を意味しているかと云うと、観無量寿経は法華経の一部なんです。法華一仏乗は自己肯定を柱とします。では生きるために狩猟など殺生を生業とするもの、身を売らなければ生活出来なかった女性等の中には自己肯定出来ない人も居るんですね。法華経は観無量寿経の浄土の教えを交えて、始めて完全な教えになるんです。観無量寿経も法華経の円観乗種の教えを交えて完全な教えになるんですね。観無量寿経と法華経は互いに相補し合う関係のお経なんです。
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法華経と浄土教は二個一
(
探玄
)
2024-06-28 08:30:24
法華経と浄土教はそもそも切り離してはいけないんです。
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法華と浄土は切り離してはいけない教え
(
探玄
)
2024-06-28 08:53:32
やっと結論として言えますが、法華と浄土は切り離してはいけない教えなんですね。
浄土の誓願一仏乗と法華一仏乗は二つで一つなんです。大乗経典を俯瞰した場合、浄土教の割合の多いこと。天台の妙楽大師湛然も其のことに触れています。大乗の教えの大半が釈尊と阿弥陀仏の二尊を中心に語られているんですね。二尊は当に表裏一体の関係なんです。釈尊は阿弥陀仏であり、また阿弥陀仏は釈尊なんですね。
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仏法の普遍性
(
探玄
)
2024-06-28 09:07:04
なんか浄土宗旨系の新興宗教団体のサイトを見ると、法華経には阿弥陀如来が釈尊より早く生まれているから阿弥陀仏が元なんだとか。先後→時空を超絶した処に仏法の普遍性があるわけで。三諦・三観は時空の超絶も含まれている様に思います。先後に囚われると卵が先か鶏が先か、卵が先かの論になります。此れは日蓮宗旨系なんかで五百塵点劫の繰り返しとして、問題視されたりします。
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全ての人々が救われるのが仏教
(
探玄
)
2024-06-28 09:13:56
大乗仏教は生きとし生けるもの全てが救済される教えです。強い人、弱い人、自己肯定出来る人、出来ない人、賢愚、老若男女、人間、畜類、鳥類、草木等問わず救われる教えであるべきなんですね。
当に釈尊・阿弥陀仏の二尊の教えが其れだと思います。
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二尊
(
探玄
)
2024-06-28 12:25:37
真実の教えは方便法身の阿弥陀仏と報身如来である釈尊の二尊構成でないと表せないんですね。
此処結構大切な部分。日蓮宗旨系なんかは久遠釈尊オンリーワン的な本尊観が在ります。これだと本当の大乗の教えが分からないんですよ。
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天台の法華経だけでは
(
探玄
)
2024-06-28 12:41:19
天台の法華経だけでは不完全で、浄土教が合わさっていないと完全ではないんですね。
天台の阿弥陀仏はそう云う意味で、完全な本尊かと思います。
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他力がもと。
(
探玄
)
2024-06-28 16:14:23
自力・他力の両方揃って完全な救いになるわけで。然し、最初は他力がもとなんですね。法華経に説かれている開示悟入って、他力のことです。法界力、仏の本願力等、全ては他力から始まるんですね。
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久遠実成阿弥陀如来
(
探玄
)
2024-06-28 23:10:08
真宗大谷派は久遠実成阿弥陀如来が御本尊です。
台密から云うと阿弥陀如来の本地は無量寿命決定王如来なんですね。阿弥陀如来は方便法身、法身の無量寿命決定王如来が方便身を現じているわけです。仏法を説く場合、報身の釈迦如来と方便法身の仏様の二尊でないと真理を言い表せないからなんですね。
無量寿命決定王如来は釈尊・多宝、胎蔵大日・金剛大日を統べる仏様です。
久遠実成釈迦如来は人間だったゴータマが報身仏となり、更に法身の境地に立って寿量品中説いた釈尊を云います。
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救いの根本である他力でないと
(
探玄
)
2024-06-28 23:38:50
最終的に人間は救いの根本である他力でないと、真の救いは獲られないんですね。
日蓮義の根本的な弱点は自己肯定を軸にした自力を専らとするところです。
昔、創価なんかは苛烈な折伏行と学会活動で有名でした。イケイケ、ドンドンは精神的に弱い人なんかはついて行けないんですね。おまけに日蓮義自体時代にマッチしていない他宗旨批判と自力行を説きます。自身の信条にそぐわない人は葛藤を生じ、精神疾患を発症しやすくなるんですよ。昔の学会員でこんな人、結構居てたんですね。私も職業柄、実際に何人か見たことが在ります。
あんまし無理し過ぎたらアカンわけなんです。
他力こそ本当の救いの教えだと思います。
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東條英機と阿弥陀念仏
(
探玄
)
2024-06-29 00:02:51
内閣総理大臣としてアメリカに宣戦布告し、戦後戦犯として絞首刑を執行されました。
東條英機は太平洋戦争を起こし、日本を亡国に導いた戦争犯罪人みたいに思われています。しかし、一個人としては、結構良い人だったみたいですね。
東條は死ぬ間際、浄土の教えを受けて凄く感動した逸話が残っています。
当時最高責任者として沢山の兵隊、民間人を戦争で失わせた罪を背負い、非常に辛かったと思います。
そんな彼を浄土の教えが救ったんですね。
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本当の救い
(
探玄
)
2024-06-29 00:11:05
其れは浄土教と法華経に在るんですね。
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釈尊の出世本懐
(
探玄
)
2024-06-29 00:28:02
釈尊の出世本懐は法華経と浄土経を説くことにあったと云われています。
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蓮如上人
(
探玄
)
2024-06-29 01:03:03
釈尊出世本懐経は法華経と浄土経典と述べたのは蓮如上人です。
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天台円頓念仏
(
探玄
)
2024-06-29 01:09:24
法華経と浄土経典の内容を併せ持つ、天台円頓念仏は完全な形の浄土念仏です。但し、誓願一仏乗を軸にするか、円観を専ら軸にするかで理解は変わる様には感じます。私は誓願一仏乗を軸に置いています。
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摩多羅神
(
探玄
)
2024-06-29 01:11:51
摩多羅神とは法華経と浄土経を守護する護法神として、天台で祀られているんですね。総じて仏法全般の護法神です。
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宝冠の阿弥陀
(
探玄
)
2024-06-29 01:18:13
久遠実成阿弥陀如来が宝冠の阿弥陀如来なんですね。
本地は無量寿命決定王如来。無量寿命決定王如来の姿をスッキリさせた姿で作製され、現在のお姿になったと推察します。
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どんどんお念仏しましょう。
(
探玄
)
2024-06-29 01:26:11
仏名を称えるって、凄く功徳があると経典に説かれています。日蓮聖人は阿弥陀念仏をボロクソに云っていますが、其れは法華宣揚の過激な方便と捉えましょう。法華の信者も、どんどんお念仏しましょう。
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現代人に合う仏教宗旨
(
探玄
)
2024-06-29 06:32:12
今の時代、教養も高く高度な仏教知識を理解出来る人が多い中、天台宗旨系が最も良いんじゃないかと思うんですね。
専一化した宗旨、例えば浄土宗旨や日蓮系宗旨にしても、自宗旨を深掘りして行くと天台と殆ど変わらなくなります。其れも道理で日蓮教学って恵心流の七箇相承から派生したものです。また、浄土宗旨は天台円頓念仏から円観を切り離して、誓願一仏乗に特化した念仏宗旨にしているんですね。禅宗系なんかも昔から天台教学を参考にしています。真言、華厳は自宗旨に天台の円観義を組み込んで自宗旨が最勝であると謳っていますからね。
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本果妙的な
(
探玄
)
2024-06-29 09:27:59
本果妙的誓願一仏乗選考天台円頓念仏。
私考する自身の阿弥陀念仏観ですね。
先ず本果妙ですが、此れは久遠実成阿弥陀如来(宝冠阿弥陀)を本尊観としています。日蓮宗旨で云えば日真門流に近い考えです。凡夫無作一心に帰入する処の本果妙の仏様は本因妙の仏様と同じなんですね。誓願一仏乗選考と云うのは、凡夫は開示悟入の法界力、如来の本願力の力添え無しに救われないと云うことです。所謂絶対他力ですね。天台円頓念仏とは誓願された阿弥陀名号に天台の円観義、真言阿字義が統合された無上仏種(乗種)とする法義を信奉すると云う意味です。
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教相の題目、事相の念仏。
(
探玄
)
2024-06-29 09:41:13
仏縁を頂いたお題目は教相の題目。
真実事の信観行の念仏は事相の念仏。
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浄土西山義と法華経
(
探玄
)
2024-06-29 11:55:30
私は先に浄土西山義は名字即成仏や円観乗種(法華開会)の問題をクリアしていないと述べました。
天台で云う法華開会に代わるものを、西山義は観門開会で新たな法義を構築しているんですね。
観門開会とは阿弥陀誓願に乗じた信心の観が一切の仏法を統べると云う意味です。
一心三観、一念三千と云う円観の理からではなく、阿弥陀誓願への信行観に中心軸を置き換えたんですね。鎌倉仏教は学問主体の理でなく、全て信行観に基づいた事の仏教です。西山義も同様なんですね。
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信行観→信心の観法
(
探玄
)
2024-06-29 12:07:45
信行観は信心の観法ですが、結局は自我を放下して仏様の誓願に帰入することです。つまり、信行観とは空観がべースなんですね。空観は三諦を有するわけですから、信行観の堂に入れば三観・三諦を体感し、円観を体得することになります。理屈で知るか、信行観で体感するかの違いですね。
成る程、上手く纏めたものです。たぶん證空上人御自身の宗教的体験も踏まえた上で、法義を構築させたんでしょうね。
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日蓮義と法然義の違い
(
探玄
)
2024-06-29 12:16:18
日蓮義は法華経の円観乗種の理と、其の理を信行観に置き換えた信心の観法を事とします。
法然義は阿弥陀誓願に乗じた称名念仏の信行観を事とします。どちらも信心が基なんですね。
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信心の観と天真独朗の観
(
探玄
)
2024-06-29 12:46:30
天真独朗の観は円観義に沿って己心を照鑑する観法。
其の理観に対して、浄土宗旨や日蓮宗旨は信心の観法を事観としています。
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他力観門と自力観門
(
探玄
)
2024-06-30 15:00:14
阿弥陀誓願により、他力で勧める観門と法華経が説く実相観の違いは?
結論から云うと初期の段階は同じ効果を狙ったものです。初期の段階とは名字即から観行に至るところです。初門で直道の聖道門と、横っ飛びで突き抜け易い他力易行門である浄土の教えを説いています。
結局、法華経の実相観が王道なんですが、観行即に至るまでもたつくからなんですね。
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法華経が直道、王道で在ることに違いはないが?
(
探玄
)
2024-06-30 15:19:33
凡夫が法華経を真正面から行じるのは難しいであろうと云うので、誓願一仏乗の横っ飛びの法門を設けているわけです。阿弥陀名号に一心三観や阿字など仏法の極理を詰め込んでいるのも、まさに如来方便力の賜物かと。名は体に至る徳があるからなんですね。
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称名念仏の信行観
(
探玄
)
2024-06-30 17:18:01
称名念仏の信行観は、結果的に天台実相観に帰入するんですね。浄土経典の狙いはまさに此処にあるんですよ。
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浄土念仏は摂引門
(
探玄
)
2024-06-30 17:37:09
浄土念仏は実相観に入る方便、摂引門であることに違いはないんですね。
ただ、方便、摂引門だから法華経に及ばないと結論づけるのではなく、偉大な方便、一番勝れている摂引門だからこそ、最初に帰入すべき法門だと説いているのが、浄土宗旨だと思います。故に「選択」しているわけなんですね。浄土宗旨の教相判釈の一番の要、勝劣の基準は全ての衆生に門戸が広く、行じ易く、効果的な初門観法を論じ、其れを「選択」しているだけなんですね。後年、浄土鎮西信徒等が、此の教判の「選択」を見誤り、他の聖教類の破壊や否定を行うが故に、日蓮聖人のような法華経の直道を説く僧侶が現れるのも道理なんですよ。
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教判の基準
(
探玄
)
2024-06-30 17:46:05
天台は釈尊が一代で説いた経典、教えの優劣を教相判釈の中心に置きました。
浄土宗旨の法然義は経典の優劣ではなく、愚者が行う簡便性と効果、行じ易さの「選択」に重きを置いているんですね。
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浄土観門と実相観
(
探玄
)
2024-06-30 17:52:28
四明知礼の観経疏では浄土の観経で説く三心は、実は三諦であることを種明かししています。
誓願の信行観は実相観に繋げる方便であることを説明しているんですね。
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方便と直道
(
探玄
)
2024-06-30 18:51:19
釈尊出世本懐は法華経と浄土経典にあるとされています。法華経は直道、真実の教え。浄土経典は愚者、悪人も絡め取る大網方便の教えだからです。
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大網方便の誓願一仏乗
(
探玄
)
2024-06-30 19:03:37
日蓮宗旨の教えは南無妙法蓮華経が基だと考えています。私は邪見驕慢の大悪人は大網方便の南無阿弥陀仏こそが救いの基だと考えています。
南無阿弥陀仏→南無妙法蓮華経への帰入です。
別に日蓮宗旨に鞍替えしないと駄目って云う考えではなく、誓願一仏乗は必ず法華一仏乗に帰入する法門に設えられているからです。
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他宗旨の観心は円観に帰入する
(
探玄
)
2024-06-30 19:13:18
日蓮聖人が仏は皆、南無妙法蓮華経で仏因を獲ていたんだと述べられています。
要は他宗旨の観心は円観に帰入して仏因を獲ているわけなんですね。
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自身が無作三身仏と肯定出来ない人
(
探玄
)
2024-06-30 19:23:00
自身が無作三身仏と肯定出来ない人→一闡提の人々を救う大網方便、誓願一仏乗こそ究極の教えと「選択」した処に浄土宗旨の真骨頂が在るんです。
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一闡提の我等
(
探玄
)
2024-06-30 19:35:59
所詮、一闡提の我身、我等は機縁宜しく、南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経でしか成仏の種と成らないんですね。
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浄土念仏の特性
(
探玄
)
2024-07-01 00:15:54
浄土念仏は観経に三心を説き、天台の知礼が三諦で説明し、一心三観を意味している旨書きました。
浄土の観経は法華経説法中、中座の中で説かれたんですが、法華経が成仏の直道に対して浄土教は他力の一心三観を説きます。観経の三心とは自力の三心ではなく、他力の三心なんです。表が法華経とすれば裏が観経なんですね。浄土宗旨の五重は此の宗の極理ですが、其の根本は一心三観→つまり円観なんですよ。法華のやさぐれなんかは無知蒙昧なんで、浄土宗を邪宗呼ばわりします。→こいつ等は完全なアホです。
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中興の祖、聖冏上人
(
探玄
)
2024-07-01 00:27:06
浄土宗の五重相伝の極理で阿弥陀念仏は一心三観→円観だと説明しています。
五重相伝を設けたのは聖冏上人ですが、やっぱり凄いですね。
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裏と表(面)
(
探玄
)
2024-07-01 00:34:36
南無妙法蓮華経が表(自力聖道門)とすれば、南無阿弥陀仏が裏(他力浄土門)で、一方は自力の円観を説き、もう一方は他力の円観を説いているわけなんですね。
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偉大な両上人
(
探玄
)
2024-07-01 06:04:46
了誉聖冏、酉誉聖聡、此の両上人が浄土教学を完成させたわけで、法然上人の選択本願念仏集だけ読んで批判しても駄目なんですね。
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浄土宗の五重相伝
(
探玄
)
2024-07-01 06:57:46
五重相伝は三心の口訣に究まるんですが、伝法の内容が天台恵心流の切紙相承に類似していますね。
理屈で一心三観、一念三千観を知り、信心の阿弥陀念仏(事の信行観)を用いた方が分かり易いんじゃないかと思います。
信心事観の阿弥陀念仏で、全仏法の玄旨の基に統一したい志は理解出来ますね。
日蓮宗旨は南無妙法蓮華経に南無阿弥陀仏が内包されていると考えます。然し、浄土宗旨は南無阿弥陀仏が玄旨ですから、南無阿弥陀仏→南無妙法蓮華経となる考えなんですね。つまり、他力三心→円観。他力三心が円観の基って考え方です。想うに、他力三心を玄旨とした場合、円観以上に形而上学的になるので、理屈での説明がつきにくいんですね。
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殆ど禅宗と変わらない、他力三心
(
探玄
)
2024-07-01 07:18:04
他力三心を突き詰めると、殆ど禅宗の公案と変わらなくなるんです。
実際、浄土宗旨は日蓮宗旨と比べて、形而上学的により深い宗学から形成されているんです。
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他力の三心→仏を希求する心
(
探玄
)
2024-07-01 07:46:41
つまり、他力の三心とは仏を希求する心なんですね。
なんで人間は仏を希求するんだって話になります。
人間には仏心が在るから仏を希求するんですね。
ならば、自身の仏とは何だ?ってことになるわけです。
浄土宗旨は此処が仏法の玄旨だと云ってる様に思いますね。
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念仏が自身に転じられる
(
探玄
)
2024-07-01 08:09:59
阿弥陀念仏の信心の観心とは、究極念仏が自身に転じられることなんですね。阿弥陀仏を希求し、名号を称える自分自身が、実は阿弥陀仏だったってことに気づくわけです。
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転じられる
(
探玄
)
2024-07-01 08:17:36
自分自身が意図的に転じるんではなく、他力の阿弥陀念仏が、「汝は阿弥陀仏なんだよ」と転じさせてくれるんですね。
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円観と三心
(
探玄
)
2024-07-03 20:35:36
円観とは一心三観、一念三千観ですが、此れは三昧発得から獲た証果から考え出された観法なんですね。
善導・法然義系は唯々他力の阿弥陀念仏を信じることが、宗義の根本なんです。
意識的に→自力で行じる観は虚仮で、其れは自分を偽っている観心だと考えているんですね。
本当の観心は他力のはずで、其れが嘘偽りの無い観心→其れは本願に帰す他力の阿弥陀念仏しか考えられないとしているんですね。
三心(絶対他力の阿弥陀念仏)→一行三昧or王三昧とも云い、→証果として三諦三観、一心三観、一念三千なんですね。
三心からの信心の阿弥陀称名念仏は、形式的な天台実相観や四明知礼の説く約心約仏の観法とは違うんで
す。
結論づけると、誰でも信心が在れば行じることが出来ますし、根拠づけている部分が一層深いんですね。
勿論、日蓮宗旨よりも根拠づけている部分はより一層深いです。
其のより一層深い部分って言うのは、人間のヤバさを深掘りして、此れは他力でないとアカンわと、考えに考えた部分から導き出しているからなんですね。
ある意味、自力聖道門系と云うのは、自分自身を高く評価し過ぎているのかも?
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真の三昧と円観義
(
Unknown
)
2024-07-03 22:23:45
取り敢えず、円観義は教相上理解しておき、真の一行三昧である他力三心の阿弥陀念仏を行じれば完璧かと。善導流、法然義の他力三心の阿弥陀念仏行は三昧発得の希求から起因したんだと思いますね。
だから、簡単そうで、実は難しいんですね。日蓮義の三大秘法義の方がマジで簡単です。
教相は日蓮義、事相は阿弥陀念仏と云うのは其のためです。
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名字即位を獲てから阿弥陀念仏
(
探玄
)
2024-07-03 22:26:31
名字即位を獲てから阿弥陀念仏を行じた方が、絶対楽だと思いますよ。
返信する
道に迷わない
(
探玄
)
2024-07-03 22:28:05
また、其れの方が仏道に迷わないですわ。
返信する
唯信鈔
(
探玄
)
2024-07-03 22:34:42
唯信鈔は聖覚法印が著された書籍で、親鸞聖人も周りに読むように勧めたとのこと。
実は此の信が難しいんですね。だから、日蓮義から入った方が楽だと云ってるんです。
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食わず嫌い
(
探玄
)
2024-07-03 22:38:24
仏法での食わず嫌いはやばいでっせ。
返信する
証果を識ることが最初
(
探玄
)
2024-07-04 00:39:25
悟りの証果→即ち、一心三観、一念三千の円観乗種を識ることが最初。
それからですわ、三心の偽りなき他力の阿弥陀念仏とかは。
三心の阿弥陀念仏行は三昧発得を見据えた仏法で、前世薫習の乗種と合一して証果を獲るんですね。
最初は日蓮の乗種の教えを腑に入れるのが基本ですわ。
返信する
逆さまな仏法
(
探玄
)
2024-07-04 00:42:56
日蓮→法然ですわ。
逆さまな仏法を広めるから、逆さまな世の中になるんですよ。
返信する
名字即成仏と結びつけられていない
(
探玄
)
2024-07-04 01:32:42
善導、法然義系の浄土宗旨は名字即成仏と自宗旨の教義が上手く重なり合っていないんですね。
天台円頓念仏なんかは合一させています。
善導、法然義系の浄土宗旨の最大の欠点は此処なんですね。
返信する
台家、日蓮家の円観護持のこだわり
(
探玄
)
2024-07-04 01:45:54
台家、日蓮家が円観(一心三観、一念三千観)の法門を大切にしてるか?って言うと、円観は仏様が悟りで大悟された真理証果なんですね。
人は残念ながら此れを聞法し、此の証果の法に発心することでしか仏種を阿頼耶識に植えられないんですね。つまり完全な独悟は不可能なんです。
此の証果の教えが円観であり、此の教えを信じることが下種なんですね。
返信する
法華の戒体
(
探玄
)
2024-07-04 08:31:47
法華円観乗種を信じなければ戒体は成らない。→仏様の種は宿らないってこと。
要は自身が仏様だと信じない人は戒体は不成立としているのが日蓮義です。
先ずは自身を信じ、其れから他力念仏です。
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体内、体外
(
探玄
)
2024-07-05 01:44:58
天台は双用権実、円体無殊。日蓮は廃権立実、円体異殊。天台は爾前得道を法華開会後、体外の権として許容します。日蓮は爾前無得道とし、爾前が法華開会後、体外の権として取り敢えず得道を許すも、体内の実とは大きな隔たりが在るとします。
所詮、成仏の法門は体外の権も体内の実に転じて、始めて本当の仏種となるんですね。
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3つの方便
(
探玄
)
2024-07-05 20:01:16
能通方便、法用方便、秘妙方便の3つで、能通、法用が権経、秘妙が実経である法華経。その中にある方便品が其れ。迹門は体内の権ですが、爾前・権経と違い体内の実に転じることが可能なんですね。法華経は能開の経で、爾前・権経を開会出来ますが、爾前・権経は所開の経なので、此等の経は単独で開会出来ないんですね。体内の権が体内の実に成り得るのは、法華経のみ単独で開会出来る経力が備わるからです。
恵心僧都源信の天台円頓念仏は法華開会した念仏なので、体内の権であり乗種足り得るんですね。
日蓮が攻撃しているのは明らかに法然義系の阿弥陀念仏なんです。
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名字即成仏と乗種の教え
(
探玄
)
2024-07-05 20:09:50
爾前・権経は法華開会され、法華円観の義が備わる時、始めて体内の権として乗種の教えになるんですね。日蓮が主張しているのは、法華円観の乗種の信行観による名字即成仏なんです。
法然義の捨閉閣抛だと乗種足り得ず、成仏は覚束ないでしょって云う主張なんですね。
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法然義系
(
探玄
)
2024-07-05 20:49:41
法然上人は万民の往生を願い阿弥陀念仏を広めたと云われています。結果的にはそうなんですが、元々法然さんと云う方は三昧発得を目指していた方なんですね。三昧発得→つまり悟りです。天台の修行位階で云えば観行即です。其処で巡り合ったのが善導流の阿弥陀念仏です。法然さんのお弟子さん、例えば隆寛、聖覚、聖光さん等は皆三昧発得を目指していた念仏者達ですからね。天台円頓止観とか教養として完璧に理解していた人達です。天台の教えを超える法門を探していた人達だったんですね。観経三心、大経三心は同じ意味なんですが、一行三昧に入る心持ちが三心だってお経は説いているんですね。一行三昧の証果は一心三観なんですが、これって円観自体証果ですから凡夫には届かないですよね。此れでは仏法の教養が無い凡夫には、乗種の教えにならないんです。
返信する
法然義系②
(
探玄
)
2024-07-05 20:55:59
法然さんが南無阿弥陀仏のお念仏に確信を持ったのは、明らかに自身が三昧発得し悟道体験を獲てからなんですね。選択集も此の体験を獲た後、書き始めていますから。
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無知のともがらと同じゆうしつ
(
探玄
)
2024-07-05 21:08:27
一枚起請文に出て来る文句です。法華の円観乗種って自身を仏様だと観想し、イメージ的に一心三観、一念三千観を観想します。所謂天真独朗の観心なんですが、此れを信心で汲み取る処に天台の玄旨が在ります。→此れが天台流の乗種なんですね。天台は理ですが日蓮家で云う乗種に当てはめると、体内の実を伝法します。→即ち法華経の奥旨の伝法です。南無阿弥陀仏もやりますが、名字即成仏の因位はクリアしているんですね。
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阿弥陀念仏とは別に
(
探玄
)
2024-07-05 21:16:50
天台宗、天台真盛宗などは南無阿弥陀仏以外に、法華の乗種も伝法するんですね。謂わば、南無阿弥陀仏は悟るための行法なんです。
浄土宗なんかは聖冏、酉誉の名僧が現れて宗義が完成されたわけです。
返信する
浄土宗
(
探玄
)
2024-07-05 21:24:07
法然義から見た場合、今の浄土宗は天台化して来ているんですね。私は其れで正解だと思いますね。
返信する
自身が仏様と信じた上で
(
探玄
)
2024-07-05 21:44:41
法然義は「自身が仏様と信じた上で」を省略して、自身の阿弥陀念仏観を述べています。
実際、法然義の念仏は三昧発得のための念仏だと私は考えています。悟るための劇薬なんですね、本当は。
手順としては法華乗種を腑に納めた上で、法然義の念仏を行うべきだと思いますね。
自我、自尊を打ち砕いて、三心の他力から新たな境地を見出す念仏だからです。
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擬死再生の念仏
(
探玄
)
2024-07-05 21:52:55
法然上人の念仏は擬死再生の念仏かと。←私考ですが。
一旦自身を全否定し、他力三心に集中するお念仏なんですね。南無阿弥陀仏だけなら簡単に思いますが、禅宗と実は変わらないんですね。此の劇薬を以て凡夫心を摧破するんです。
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阿弥陀念仏の勧め方
(
探玄
)
2024-07-05 23:03:15
大峯顕先生や阿部信幾先生の様に、最初に凡夫即仏を示してから阿弥陀念仏を勧めるのが初心念仏信徒には一番だと思います。法然上人のお念仏は熟達者向きだと私は考えるんですね。或いは恵心僧都源信のお念仏が初心念仏信徒向きだと思います。
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法華開会の阿弥陀念仏
(
探玄
)
2024-07-05 23:12:57
要は初心念仏信徒には法華開会の阿弥陀念仏を示した方がベストだと言いたいんです。
凡夫即仏を説く→法華開会に均しいんですね。
法然上人のは二元性→凡夫内省心と阿弥陀仏を対峙させた念仏ですからね。観心の真意が理解出来ない人には難しいと思いますよ。
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乗種は仏法に迷わないための命綱
(
探玄
)
2024-07-05 23:29:00
法華円観の乗種って、仏法に迷わないための命綱なんですね。此の命綱が支えとなるから心理的に負荷の掛かる観心も可能なわけで。円体無殊なんて考えは法華円観の乗種が分かっていないから出て来る教義なんですね。
返信する
法華と爾前・権経
(
探玄
)
2024-07-05 23:37:11
法華と爾前・権経は同じ名称の円教でも全く違うんですね。二乗作仏・久遠実成・十界互具・円融三諦なんか爾前円は全然説いていません。ただ、法華に帰入する道筋だけ露わなんですね。
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釈籤十不二門
(
探玄
)
2024-07-06 00:03:43
妙楽大師湛然著、玄義釈籤中にある十不二門とか読めば法華独妙は真に当然と感じるんですけどね。因みに日蓮さんは此の十不二門から脱益と下種の相対を見出し、宗義の骨格を形成したと云われています。
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観経三心は一心、此の一心は三観
(
探玄
)
2024-07-07 06:29:46
浄土宗五重相伝を見るに、教相に於いては一心を三観とし、天台円観の義を認めています。
観経三心は大経三心と異ならず、此の三心を事相としているんですね。事相→実際の観法です。
此れ即ち、観経三心は因位の観法かと。一心三観は果位なんですね。
此れは日蓮が開目抄に於いて、弘法大師空海が法華儀軌の法門伝授を伝教の遺弟光定、円澄等に示すに際し、法華を大王、左右に金胎大日に配するにあたり、事相は法華第一と。法華の観法は因果倶時なんで、事相も教相も一括りです。
返信する
首楞厳三昧
(
探玄
)
2024-07-07 06:42:50
また阿弥陀念仏を五重は首楞厳三昧と。三昧の根本を三心に集約させているのが浄土宗旨なんですね。
要は因位の観心を他力観経三心に於いて宗義の根本としているわけです。何故他力か?
凡夫一心の自力は所詮虚仮の心情から成されているからだと看破した上での他力なんですね。
まあ、何と深いことか。
返信する
自力と他力
(
探玄
)
2024-07-07 06:58:02
証果は浄土宗、真言、禅宗共に天台一心三観の円観を認めています。(公ではなく、隠密理に)
浄土宗旨の特色は証果を因位の観心とする天台の場合、そのままだと自力行なんですね。自力聖道門には色々と難点が在るんですね。
此の難点を摧破するのが他力浄土門の観法の特色、持ち味なんですね。其れをとことん他力観心に仕上げたのが善導流です。法然上人は此処に着目されたんですね。つまり、自力聖道門の限界、根っ子の部分にです。
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天台義と法然義
(
探玄
)
2024-07-07 07:24:28
天台義は釈尊の悟りである証果を法華円観義→一心三観、一念三千観に見出し、証果自体を因位の観心に据えたものなんですね。然し、此れは自力聖道門と云い、凡夫の心情を深掘りした場合、難点が幾らか在るんですね。
例えば、殺傷を生業とする人。即ち当時の武士達です。或いは狩猟、漁業に携わる人等です。また、身分制度が歴然としていた時代、自身を仏と見定めることが出来なかった人等は多数居ました。
自力聖道門は此等の人に取っては高嶺の華の法門だったんですね。勿論、識字率も高くなく、天台の高度な仏教知識など理解不能でしたから。
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天台義と法然義②
(
探玄
)
2024-07-07 07:39:51
天台義一心三観に対して、他力一心三心を説いたのが法然上人です。天台は釈尊証果を因位観心の一心三観にしたのに対して、法然さんは因位観心を他力一心三心こそが、全ての人等を救う法門だと結論づけたんですね。
他力浄土門は上に挙げた自身に仏様を見出だせない人等にも、救いの手を差し伸べることが出来るんですね。また、自力聖道門の心情で起こる傲慢、偏執の病を駆逐出来る教えでも在るんです。
返信する
五重と酉誉聖聡上人
(
探玄
)
2024-07-07 07:48:16
酉誉聖聡上人の五重相伝を読まなかったら、日蓮さんと同じ過ちを犯すところでした。
浄土宗が教相に天台円観義、事相に阿弥陀念仏を置いているなんて知る由もないですからね。
浄土宗が事相に阿弥陀念仏を選択した理由って、とても深いんですね。
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天台阿弥陀念仏と浄土阿弥陀念仏
(
探玄
)
2024-07-07 07:57:48
一枚起請文に観念の念仏にもあらずと書かれていますが、法然上人の念仏は信心の念仏なんですね。
天台の阿弥陀念仏は観念・観法の念仏です。阿弥陀念仏に一心三観、五念門等が入った念仏なんですね。所謂、自力聖道門の阿弥陀念仏なんです。
対して法然義系の念仏は他力信心に五念門、四修全てが入った信心の阿弥陀念仏なんです。
返信する
日蓮義もついでに
(
探玄
)
2024-07-07 08:09:32
天台が釈尊の悟り→証果を一心三観、一念三千観と見定め、其の証果を修行の因位に据えました。日蓮義は此れに対して、天台義を理の一念三千とし、三大秘法の南無妙法蓮華経を事の一念三千としたものです。
天台理の一念三千→天真独朗の簡易観法です。
但し、此れも結局は自力聖道門なんですね。
自力聖道門は簡易版の観法でも疲れる観法なんです。
昔の創価学会員で学会活動と折伏行で精神錯乱を起こした人って結構居てるんですね。
返信する
三位房の反逆
(
探玄
)
2024-07-07 08:23:17
日蓮の弟子に三位房と云う僧侶が居ました。叡山にも留学させていますから、余程出来が良かったんでしょう。此の三位房、京都の権門に日蓮直伝の法を説き、称賛された内容を日蓮に書き送ると、逆に日蓮から叱責されています。結局、最後は此の三位房は日蓮に反逆するんですけどね。
日蓮系信徒等が傲慢なのは何も三位房だけではないんですが、自力聖道門は行者が傲慢になりやすいのが最大の欠点なんです。
天文法華の乱って在りましたが、コレなんかも法華宗の口から出た災いが発端です。法華信徒の傲慢さから洛中にあった多数の法華寺院や街を焼き尽くしたんですね。因みに応仁の乱以上の惨場だったと伝えられています。
返信する
法然さんが悩んだ肝の部分?
(
探玄
)
2024-07-07 08:33:16
此れは自力聖道門→行自体が自力だってことだと思います。
つまり、自力は嘘偽り→所詮、虚仮の信行からなっており、他力にしか本当の真実は無いんだってこと。
此れ、深いんですよね。
本当、本物の真実、誠の信心は他力とした過程と結論がまさに哲学なんですね。
そして、其処に仏法の因位を置いています。
此処が浄土宗旨の肝ですね。
返信する
浄土宗旨の深み
(
探玄
)
2024-07-07 08:36:14
日蓮義よりも浄土宗旨が形而上学的により一層深みが在るのは、自身の心を問い詰めた過程に在るんですね。
返信する
取り敢えず善も悪も
(
探玄
)
2024-07-07 08:42:53
取り敢えず、善も悪も一心に在るんだから、両方容認すれば?って想うんですけどね。
妥協するから突き抜けない→凡夫のままだ!ってことでしょうか?
私なんかは、南無妙法蓮華経、南無阿弥陀仏、両方とも容認でOK!って感じですけどね。
まあ、だから駄目なんだって、法然さんや日蓮さんは言うでしょうけど。
返信する
民衆に残された成仏の課題→其れは乗種です。
(
探玄
)
2024-07-07 09:09:05
民衆に残された成仏の課題はどうなの?ってなるんですね。浄土宗僧侶等が教相部分で天台円観を肯定し、知識として腑に入れていても、一般民衆って無知だから、乗種が仏様の種だって分かっていないわけです。
これって無慈悲だと思いませんか?
日蓮があらゆる迫害にあって、なお法華を宣揚し続けたのはまさに此処に在りますね。
返信する
成仏の種→乗種
(
探玄
)
2024-07-07 09:20:01
乗種は法華経に唯一説かれた教えでして、要点として天台一心三観、一念三千観の法義、円観であります。
此の教えを信じるところに乗種成立が整うんですね。
三昧発得を獲るために、自力、他力を言ってる場合では無いんですわ。
伝教大師最澄が具足戒を惜しげも無く捨て、大乗円頓戒壇を日本国に建立しようと志たのも、此の乗種を戒にするためなんですね。
日蓮を除き、他のお祖師さん等は此処が全然分かっていないわけです。
返信する
法然上人を責めた恵尋
(
探玄
)
2024-07-07 09:35:56
金剛宝戒の要点を書いた一心妙戒抄の著者は、天台僧の恵尋です。此の恵尋さん、円頓戒から法華円観義を切り離した法然上人を批判しているんですね。恵尋さんは後に金戒光明寺の住職になる方です。因みに円頓戒の正統法脈として、法勝寺流から天台真盛宗に伝わる円頓戒譜に恵尋さんの名が載っています。
何故批判したか?其れは法華円観義が成仏の種、乗種の教えだからなんですね。
返信する
叡空の円頓戒
(
探玄
)
2024-07-07 09:47:03
伝教大師最澄から相伝された円頓戒は叡空の時はどの様な戒だったのか?
法華円観と三聚浄戒、梵網戒の構成から成立していたんですね。其れを法然上人が法華円観を切り離し、三聚浄戒と梵網戒にしたわけです。
切り離した法華円観の戒は湛空、信空の系譜に亘るんですね。
此れ、ちょっとやばいでしょ。
後に浄土宗僧侶等が法然著と円観義を混ぜた円頓戒の偽書を作製するのは、俺等のお祖師さんやばくねぇ、って心情からだと思います。
返信する
法華乗種と名字即成仏
(
探玄
)
2024-07-07 09:54:34
室町期あたりでは日蓮信徒等が法華を宣揚する根拠が、名字即成仏にあるってことが知れ渡るようになりました。
此の矛盾を解決しょうと浄土宗西山派の仁空実導なんかは著書で理論構築しょうとします。
宗祖が骨組みを作ってしまうと、改変は難しいんですね。
返信する
乗種を明かした近代の日蓮系書籍
(
探玄
)
2024-07-07 10:13:29
此の乗種が成仏の種だと、論理的に説明する作業が室町期に輩出した日隆上人の手で行われました。
近代の日蓮系僧侶では顕本法華宗の井村日咸師が「日蓮聖人の宗旨」で書かれています。
法華円観義を信じないものは戒体は不成立だとハッキリ書いているんですね。
戒体不成立→つまり、成仏の種は無い。→成仏しないってことです。
仏教宗旨なら何処でも成仏するって考えを、一瞬にして打ち砕いている書籍なんで、私なんかは衝撃的でしたけどね。
他の法華系の書籍も過激に書いていますが、迷信ぽくって話半分で読むんですね。然し、井村師の論調はあくまで論理的でして、最後に信じないものは戒体不成立を述べるんで、ゾッとしましたね。
返信する
法然義の毒薬
(
探玄
)
2024-07-07 10:23:59
法然義の毒薬って、まさに法華円観義→乗種を閉じた処に在るんですね。一途に他力三心の信行を全面に押し出すため、証果の法華円観義を引っ込めた法義になっています。此れは親鸞義や其れに続く真宗学にも云えることなんですね。
返信する
法華乗種を学んでから
(
探玄
)
2024-07-07 10:36:07
故に仏法は法華乗種を学び、信を獲た後に他宗旨を学ぶべきでして。
逆さまに仏法を学ぶとズレた仏法観をそのまま引きずることになります。
また、其れを人様に教えるのは罪になるわけですね。
返信する
内省のし過ぎは、自身の仏を殺す
(
探玄
)
2024-07-07 11:04:34
要は内省のし過ぎは、自身の仏を殺すことになるんです。法華円観の大前提は自身が無作三身の仏体だってことに尽きるんです。
人殺しであろうと、極悪人であろうと、自身を仏だと信じることが大前提なんですね。
法然義を咀嚼し、此れを是正するため法然上人の遺弟等は南無阿弥陀仏の名号を仏体とし、此の名号と一体となる阿弥陀念仏観を教示しています。
不思議ですが、南無阿弥陀仏の名号は仏体そのものなんですね。自己否定しさった後に、名号との一体を教示することで浄土宗旨の教義は止揚されています。浄土宗旨にとり、南無阿弥陀仏は乗種なんですね。
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南無阿弥陀仏が乗種であること
(
探玄
)
2024-07-07 11:10:00
南無阿弥陀仏が乗種であることは、法然上人の三部経大意にも簡潔に書かれています。浄土宗旨は円観を用いない代わりに、南無阿弥陀仏の名号を此れに当てはめています。
返信する
もっと云うと
(
探玄
)
2024-07-07 11:12:42
他力一心三心の南無阿弥陀仏の信行観は乗種だってことです。
返信する
法然義の毒薬とは?
(
探玄
)
2024-07-07 11:20:13
法然義の真義は他力一心三心の南無阿弥陀仏の信行観なんですが、二元性→自身と阿弥陀が対峙する二元論で念仏行者が受け取った場合、麁法となり謗法となり、毒薬となるんですね。毒薬となった念仏行者の事例が無住著沙石集に書かれた鎮西信徒の聖教類破壊です。
返信する
乗種の違い
(
探玄
)
2024-07-07 11:29:31
南無妙法蓮華経は法華教相一心三観から円観乗種を導いたのに対して、南無阿弥陀仏は首楞厳三昧の事相因位である他力一心三心の信行観を乗種としている点です。
返信する
二つの乗種
(
探玄
)
2024-07-07 11:34:59
日蓮聖人の南無妙法蓮華経が天台法華の教相から出たのに対して、法然上人の南無阿弥陀仏は自分自身が実際に体験した念仏の三昧発得と善導等三昧発得の念仏行者の体験を踏まえた事相を因位にしています。
返信する
遊蓮房円照
(
探玄
)
2024-07-07 12:24:10
法然上人って現証を凄く重視する方だった様です。長岡京の粟生に遊蓮房円照さんと云う、阿弥陀念仏で三昧発得したと噂される念仏行者を訪ねるんですね。
此処で約2年間、遊蓮房さんを看取るまで一緒に生活します。此処での体験が法然さんが抱き続ける念仏への確信の発端なんですね。後は自身の三昧発得体験です。選択集って、根本は法然さんの実体験から基づいた教導の念仏指南書なんです。
阿弥陀念仏が真実である証拠に、三昧発得した念仏行者が法然さん以後も輩出しているのを忘れてはいけません。
返信する
日蓮さんは違うと云うけれど
(
探玄
)
2024-07-07 12:36:56
日蓮さんは違うと云うけれど。
阿弥陀念仏の首楞厳三昧の事相因位である、他力一心三心の信行観は間違いなく「乗種」なんですね。
返信する
藤原信西と云う天才
(
探玄
)
2024-07-07 14:39:28
平治の乱で殺された藤原信西は当時並ぶ者なき学者でした。そのDNAを受け継いた子供達の一人が先程挙げた、遊蓮房であり、明遍等です。因みに遊蓮房の遺領を受け継いだ法然が、その遺弟等により建立されたのが長岡京にある西山光明寺です。
返信する
三昧発得
(
探玄
)
2024-07-07 14:45:52
法然さんは遊蓮房と一緒に生活する中、傍らにいる遊蓮房から、今極楽浄土が見えました。阿弥陀如来が見えましたなど、絶え間なく不思議を聞かされたんですね。その後、自身も三昧発得し、間違いないと確信するに至るんですね。その後著されたのが、選択本願念仏集です。
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明遍上人と弘法大師
(
探玄
)
2024-07-07 14:54:13
明遍上人は高野聖の元祖と云われています。密教と浄宗の両建てだったんですね。或日、夢枕に弘法大師が出て、浄宗は方便で実相は円観であることを諭される逸話が残っています。弘法大師が一念三千観が真実の観心だって諭すのも、面白いですよね。
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首楞厳経
(
Unknown
)
2024-07-08 11:06:17
勢至獲念仏円通→勢至菩薩が念仏を獲た因位に於いて、悟りに通じている。→悟りを獲ていると云う意味。
返信する
因位の観心
(
探玄
)
2024-07-08 13:38:47
因位の観心とは浄土宗旨で言えば、他力一心三心阿弥陀念仏の信行観です。
返信する
因位の観心と果位の観心
(
探玄
)
2024-07-08 18:15:31
因位の観心とは理即、名字即位の初心行者が行うべき観心で、法体に対する信行観。
果位とは観行即以上の熟益行者が行うべき観心で、所謂一心三観、一念三千観の天真独朗、真言金胎の大法を云います。
南無妙法蓮華経の法華題目や南無阿弥陀仏の称名念仏はまさに因位の信行観でして、理屈はまるっきり一緒なんですね。浄土宗の五重相伝なんかは、教相では証果の法華円観を肯定し、認めています。事相は因位の他力一心三心阿弥陀念仏の信行観を観心を中心に論じています。法華も実は全く同じなんですね。
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真言の一尊行
(
探玄
)
2024-07-08 18:31:56
真言も初心行者は一尊行、阿字観です。
返信する
果位の観心
(
探玄
)
2024-07-08 18:38:54
果位の観心は釈尊証果の観心を因位としますから、理即・名字即の初心行者にとり、此の高度な観心は教相になるんですね。凡夫理即・名字即の観心と観行即以降の熟益行者の観心は質が違うわけなんです。種と成長した草花が違うのと同じですね。
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此れは摩訶止観の常行三昧、常坐三昧で天台大師が本尊に阿弥陀如来を選択しているから。また阿弥陀如来の阿弥陀を円融三諦に配した教義にも根拠があると思います。台密からも阿弥陀の阿を阿字に見立てていますから、天台顕密の本尊とする考えが成立するんですね。
法然上人、日蓮聖人は専一化した教義になっているんで、良い側面もあれば、悪く出ている側面も在るんです。
法然上人は三昧発得の師ですが、成仏の理論からは逸脱していますし。天台顕密を学んだ證空上人も結局、成仏理論と法然義を融合出来ませんでした。要は、法然上人が円観を切り捨て、阿弥陀の信心のみに特化した教義が駄目なんですね。親鸞聖人にしても正定聚の安心を説きますが、万人が獲られるものでもないし、成仏の理論も法然上人同様、阿弥陀まかせなんですね。
摩多羅神は仏法の護法神なんですね。東密伝承では聖天・荼枳尼・弁才天の三神合一神が摩多羅神であると伝えています。法華陀羅尼品には法華行者を守護するため其々の神が陀羅尼を説いています。護法の神々が仏法護持の行者を守護すると云う信仰は、当然と見做されていたようです。
何故、常行堂の護法神として祀られたかですが、常行三昧の止観行が、命懸けの行だからだと思いますね。