やる気を出すにはどうしたらいい

この二人の活力の違いはどこから来るのでしょうか。分かった人も分からなかった人も応援してから続きを読んでね


実は、個性的で元気そうに見えるお兄さんから出たお題が、やる気が出ないのはなんで、でした。

お題の前振りで、いつものように過去やる気が出た経験を聞いてみると記憶に無い。そして、やる気は出ないが、やりたいことだけをやると答えてくれました。

マスコミや学校や親から教えられたとおり個性第一を実践して、その結果活力を失ってしまった、典型的な現代の若者でした。答えに共感してもらうのは難しいかもしれないと思ったのですが、やる気が出ないというお題を聞いてきている以上、何か掴もうとしているのだと思い、一生懸命答えてみました。

現代の若者の多くは、みんなからの期待や感謝、励ましなどを活力源にしていること、自分の初の活力源は一人分しかないけど、他人発の活力源(みんなの期待)は無限大にあること。

貧困の次代にはハングリー精神で頑張れた、だから個人主義思想が輝きを持っていた。だけど、豊な時代にはハングリー精神では頑張れない、新たな活力源が必要で、それがみんなからの期待。心と体はそう変わってきているのに、頭だけが個人主義のまま変わらないから活力が出ないこと。

そもそも人間は集団動物、自分さえ良い得れば良いと言う気持ちより、仲間と助け合うことのほうが充足できる生き物。これは理想ではなく単なる事実。

答え終わった後の対応は、高邁な理想論を聞かせてもらいましたという、斜に構えた答えでした。でも最後まで聞いてくれたので、少しは心に響くことが在ったのではないかと期待しています。

そして、対照的だったのが、いい男いい女のデモを聞いてくれたお兄さん。通りがかったところに良い女ってどんな人だと思いますと聞くと、器量よし＝気配りが出来る人と答えてくれました。

デモが終わって話を聞くと、今日は仕事が終わったところで、明日は久しぶりの休み。タイヤキ屋さんの店長をしていて、毎日立ち詰めで体もくたくた、正社員じゃないけど店長を任されて15人のアルバイトさんに働いてもらう立場で、休みは月に1日あるかないかと言われていました。

なんでそんなに頑張れるんですかと聞くと、15人のアルバイトさんから頼りにされて、会社からも全て任されていて、自分が本当に必要とされていると感じる。だから休むわけには行かないと答えてくれました。みんなの期待に応えて闘う男ですね。

なんで屋さんと一緒に勉強しようという期待もかけてみたのですが、何せ忙しいので露店もサロンも参加でいないという残念な答えでした。メールマガジンは登録してもらえたので、るいネットの認識に触れてもっと活力を出してくれることを期待しています。なんで屋さんも、このお兄さんを見習って、みんなの期待を活力源にしてもっともっと頑張ります。