ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

相模大野発 社会を変える供給者の繋がり

2007-02-07 23:56:47 | 露店紹介
相模大野露店は、開かれたデッキの上と言う恵まれた立地で、老若男女問わずいろんな方が訪れてくれます。最近はリピーターもどんどん増えて、毎回どんな方が訪れてくれるか非常に楽しみです

先週、なんでやの定番「砂糖が危険!!」のデモを作成していたところ、自転車に乗ったお爺ちゃんが颯爽と現れました。
真っ白なウィンドブレーカーに、スポーツグラス、真っ赤なMTBと、肩からぶら下げたVUITTONのバック。そして胸元には小判型(?)のアクセサリーと年齢に合わない格好(失礼!)明らかに只者ではない

そのお爺さんは一緒にやってる店主のヤガさんと色々話したあと、僕が作成している最中の「砂糖デモ」に興味津津の様子で覗き込んできました。
すかさずヤガさんが、「よかったら聞いてみません?」とお題をお勧め。
「よっしゃ、聞いてみたる」と江戸っ子調で絶好調のお爺さん。

お爺さんの期待に応えるべく、こちらも気合を入れてお題開始!

いつものように、るいネットの投稿群
人工甘味料の怖さ
白砂糖と精神疾患
加えて「白砂糖」も
等を基に

 昔(戦前):炭水 化物 →ゆっくり分解・吸収される
 戦   後:砂     糖→すぐに分解・吸収される
 現   在:人工甘味料→分解・吸収されにくい


とエネルギー源としての糖分の特徴を切り口に展開しながら、砂糖・人工甘味料の問題性・危険性を話し、問題の本質とその突破口

 1.市  場=利益優先            →圧力形成
 2.マスコミ=事実を語らない        →事実追求
 3.個  人=快美(味・値段・見た目)重視→本物志向

を展開。最後に、これらは一人では出来ない⇒だからみんなの手による共認形成が何より重要⇒なんでや・るいネットと繋ぎました。

お爺さんは凄く反応が良く、「勉強になった!今度ウチの工場の連中も連れて来て勉強させよう!」と興奮気味
話しを聞いてみると、このお爺さん、実は相模大野にある某食品工場の社長さんで、駅周辺のスーパーに商品を卸しているので、休みの日に自転車で卸し先の様子をチェックして廻っているらしい。

ここ最近の不二家騒動を受けて、食品の安全性とは何か?を考えていたところに、偶然このお題を聞いたことで、益々安全性の重要性と食品業界に潜む問題構造の本質に気がついたとのことで、「わしもこの社会を変える運動の一人として一緒に考えていきたい。まずはウチで作っている食品について、もう一度材料から見直してみる」と言っていただきました。

なんか凄い
食品業界だって、全てが全て利益主義で、社会のことを考えていない訳じゃない。
様々な問題を受けて、考えている人々は確実にいる。本物の供給者になろうとしている人はいる。
そういう一人一人に働きかけていくこと、供給者が繋がっていくことで、確実に社会が変わっていく
そう感じれた瞬間でした。

お爺さんは、休みが不定期なので約束できないが、時間の都合がつく時は廻りの若い連中を連れてここに来たい。ネットも見てみると言われ、嬉しそうに帰って行きました。(=卸し先の見廻りに行った)

やっぱり路上は凄い
多くの人と出会い、マスコミに支配されない答えを供給していく事で、社会は変えていける!
まだまだ寒い日が続きますが、心はHOTに気合入れていきしょう

社会を変える一押し宜しくお願いします

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(NISHI)

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいっすねー!お爺ちゃん! (さーね)
2007-02-08 00:32:20
不二家騒動は、今やTVやマスコミによる煽動みたいな面もありますが、こうして、ちゃんと考えている人はたくさんいるんですよね

改めて、お爺ちゃんや路上の人々…素人の方がよっぽど考えてるなーと感じました
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なんで屋は元気印人に逢える (クリリン)
2007-02-08 18:22:29
不二家騒動を変に騒ぎ立てているのは、みの○んた始めマスコミばかり。・・・・聞いててもウザイばかり。

普通の人は、食品の安全を考えたり、不二家の○○おいしかったのに・・・・・って普通に受け取っている。中には、○んた教信者もちらほらはいるが・・・

そして、このお爺ちゃんのように、「問題発生→どうする?」って受止める事が出来る人が元気印!!
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Unknown (ぶん)
2007-02-14 22:42:47
「わしもこの社会を変える運動の一人として一緒に考えていきたい。まずはウチで作っている食品について、もう一度材料から見直してみる」

この一言。なんで屋が社会を変える可能性をすっごく実感できる一言だ。
「食品についてまじめに考えている仲間がいる。」そうお爺ちゃんも感じてくれたんじゃないかな。
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