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葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

クワズイモ

2007-04-27 21:44:40 | 100均観葉図鑑「か」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ。
       暗さにそこそこ強いので、日当たりの悪い部屋でも可。

     *寒さに強い。
       5℃くらいまで下がっても大丈夫。

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらあげる。
       葉っぱにも霧吹きで水分補給するといいです。


□ □ 


その名のように、芋のような根っこが土から覗いていて、
そこからひょろりと大きな葉っぱをつけます。

とは言え、でかすぎてフレーム内に収まらない!!
誰か助けて!このカメラマンのふがいなさを何とかして(泣)

と今回も痛恨の画像でお送りします。恐縮です。

サトイモ科らしいです。でも食べられないんでしょうねえ。
(なんてったって食わず芋、ですし)
観葉植物としてお楽しみください。
わりと面白い姿をしていると思います。飽きない個性ですよね。

乾燥にはやや弱く、葉っぱが端から縮れます。
高温多湿を好むので、葉っぱにも水をやってください。
乾燥に弱いからといって根っこにばかり水をやると、根腐れします。

この水やりのバランスが新人にはなんとも難しいのですが
常に土を湿った状態にしておく植物以外は、大抵この方法が効きます。
土には普通に水やり、プラス葉っぱから保水。

インパクトのある姿が人気で、次々売れますのであまりお店に長居しません。
あんまり観察できなくて残念ですが(売れれば良し!)
また、機会があれば発注したいと思います。

その時はどうぞ、よしなに。

 

□ □ 


お客様の反応は、次の二手に分かれます。

「これ芋の葉っぱやねえ」

「これ造花ですよね?」

上は単に感想。田舎の畑に生えていた芋の葉っぱを思い起こし
懐かしく感じていただけたのでしょうか。
ぜひ、その郷愁を日々いとおしむために、どうぞお求めください。

下は単に驚き。他のミニ観葉に比べて大きいのでまず驚かれます。
あと葉っぱがなんかビニールっぽい。根っこは作り物っぽい(笑)
ぜひ、その驚愕を他人にも味合わせるために、どうぞお求めください。

何故か、反応して交流してくださるお客様には買われない、という
微妙に不思議な植物です。


グリーンドラム

2007-04-03 21:47:33 | 100均観葉図鑑「か」

     *太陽大好きだけど、夏場は直射日光を避けて。
       暗さに弱いので、できるだけ明るい所へ。

     *寒さに強い!
       5℃くらいまで下がっても大丈夫。

     *乾燥を好むので、水やりは抑え気味に。
       葉っぱには水をかけないように気をつけて。



すっきりと立ち上がった茎に、まん丸で肉厚な葉っぱがころころと
おもちゃの飾りのようについていて、大変可愛らしいです。

お店に入荷しだしたのは最近、この春からです。

結構、奇抜な姿だからか、それともまだ顔なじみになっていないからか
売れ行きの方は、今一つです。

春になって観葉植物が順調に売れていくこの時期は
結構調子よく毎週ごとに発注できるので、色々な種類が入荷しています。
おそらく、お買い上げの皆様は、その他の変わった種にも目が行って
好みが分散してしまい、個々の売行きが目に付かないのかも知れません。

と、もっともらしく売行きの分析をしておりますが
まあ当てにはなりませんね。誰も当てにすることはないですが。

多湿に弱いという点と、暗さに弱いという点に気をつけて。
乾燥には強いです。
お店では大変、手のかからないいい子です。丈夫が一番。

多肉植物は大体、乾燥に強く寒さにも強いですが、暗さに弱いですね。
乾燥状態にしてるのに枯れる、という人は光不足が原因、
ということも考えられるかもしれません。

色々と個性を探りあいながら、相性のいい子をお求めくださいネ。
春から夏にかけて、成長期なので命の勢いがあります。
育成が苦手な人は、この時期から始めるのがオススメです。


 □ 


大変ユニークで、一目見れば忘れられない姿ですが
入荷して初めてこの存在を知りました。

図鑑をめくってはいても、知りたいページのみにしか目がいかないので
まだまだ見知らぬ植物は無数にありますネ。
その未知の出会いが楽しくて、病み付きになってきました最近。
本業が疎かになってしまいそうで怖いです。
(主に主婦業が速やかに疎かにされております)

初めて目にして、一目惚れ!!
迷わず、買ってしまいました。

これ以上増やすな、と旦那さまに釘を刺されているにも拘らず。

ベランダの鉢に、拾ったどんぐりを埋めてましたが芽が出てきて

どんぐりバレテシマイマシタ。

どうせばれたんなら、ワイヤープランツを(内緒で)買うつもりだったその代わり
という事で許してもらおう。と自分に言い訳をしながら、購入。
(言い訳をするなら旦那様の方に、じゃないのか?)

大変可愛いです!!

毎日眺めてはにやけてます。

挿し木で増やすらしいので、この夏までに図鑑で見たくらいの大きさに
増やしてみたいところです。
写真の様な姿でも十分可愛らしいのですが、数十本が密集しているのも
なんとも言えず、心を奪われます。
これが、今流行の萌え~なのかしら?どうなのかしら。

まあそれはさておき。

年間、今から初夏までが好調に売れます。
お客様がうわーっときて、うわーっと売れていくと嬉しいです。

やはり個々それぞれに愛情を注いでくれる人のところで
健やかに育ってくれるのが、一番うれしいですよね。

お店だと十把一絡げになっちゃって。

というならまだしも

自分の好みの子だけに目がいっちゃって

なかなかそれぞれの体調を把握してあげられません。

苦肉の策として、性質ごとに(光が好き、乾燥が好き、水が好き、みたいな)
分けて配置するようにはしてるのですが
お客様にシャッフルされると、もう分かりません。

まだまだ修行が足りませぬ。

 □ 

カラテア・マコヤナ

2007-03-31 17:54:13 | 100均観葉図鑑「か」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ。
       暗さにそこそこ強いので日当たりの悪い部屋でも可。

     *寒さにかなり弱い!!
       10℃以上は必要。

     *湿潤を好むので、土が乾く前に水をあげる。
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給をすると良いです。


 □ 

大発見!!!

2月9日の記事、「マコセーナ?」の正体です!!

まさか本当に正体が判明するとは思わなかった・・・。
どうすればいいんだ。

と悩んだ結果、新たに記事を立ててみる。
しかも何事もなかったかのように。

何事もなかったかのようにすると、また2月9日と同じ文章になるので
とりあえず売り場での様子は2月9日を、ご参照ください。
(や、やっつけ仕事?いやいやいや)

昨日、久々に何もない休日だったので、朝から夜まで
ネットの植物図鑑を見まくっていた。
どんだけする事ないねん。
と思ったのは、何か部屋暗い?と気づいた夕方でした・・・。

おかげで、画像と見覚えのある名前がヒット!!

まさか本当に正体が判明するとは思わなかった。
おいおい、この記事で2度目ですよ、それ言うの。
というくらいの衝撃。

植物は時として、最後まで諦めない勇気を与えてくれる。
(いや、アナタ思いっきり諦めてたから!)

しかし、これだけ一人で大騒ぎしておきながら
あれ以来、マコセーナ?が入荷したことはないという物悲しさ。

多分、これからも入荷しないだろうと思われる物悲しさ。

しかし一番悲しいのは、写真の子が枯れてしまったという現実かも。
(泣くに泣けない・・・せっかく判明したのに)
(湿潤が好みだったとは。越冬のために乾燥させてたわよ。しくしく)


 □ 


てな感じでした。
マコヤナか!マコヤナだったのか!!

・・・とりあえず私に不手際はなかったようだ。

一応 「マ」と 「ア」 は似ているからな!と思い、一応
アコセーナでも検索をかけてみたのだ。当然、該当せず。

流石に 「セ」 と 「ヤ」 が似ているとは思わないでしょう!

日本人なら!!

ん?て事はこのネームプレートは日本人以外が作成しているのか?

真相は闇の中ですが、しかしそう思わずにもいられないのは
私が100円ショップの店員だからでしょうか。

まさか100円ショップで、日本語の奥深さと文字の造形について
考えるはめになるとは思いもしませんでした。
(日常生活において海外には興味ないので、経験の範囲も狭い。)

 

うちに入荷してくる商品のほとんどは
韓国製か中国製かインド製かベトナム製か、まあその他製が占めます。

外箱やJAN値札とかも向こうで作っているらしく、奇想天外なのがきます。

その① カタカナの「シ」と「ツ」の様なのものは見分けが付かないらしい。
その② カタカナとひらがなの区別も付かないらしい。
その③ とにかく見た目でぜんぜん区別が付かないらしい。

いえ。私も日本語以外もうぜんぜんダメなので(時として日本語もダメだが)
あまり大々的に笑えませんが、商品出しをしながら一人でウケてしまいます。

クリスマスシリー (言わずと知れた。ツリー)

ホワイトフェソス (園芸用品。ホワイトフェンス)

ブうツ (手強い。箱を開けて納得。ブラシ)

カットブラス (えー?似てるかなあ?カットグラス)

たんぱぱ (メーカー名を間違っちゃダメでしょう!たんぽぽ)

ディッツコスタンド (無茶するな。コは小文字にならない。ディッシュスタンド)

 

こんな感じで、様々な間違いを見慣れているはずなのに
見抜けなかったー。無念。
まだまだ私も日本語に奥深くないということですよ。
(奥深いと思っていたのか)

しかし、ある日突然、「このアラビア語の本を清書しなさい」
と言われたら私も、「ひえぇぇぇ!!」とパニックに陥り
アラビア語に堪能な人の失笑をかう様な清書っぷりをご披露するのだと思うと

ちょっとやってみたいような。

ちょっとどころか、ものすごくやってみたいような。


カペラータ(ペペロミア)

2007-03-30 16:38:37 | 100均観葉図鑑「か」
     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ。
       暗さに強いので、日当たりが悪い部屋でも可。

     *寒いのはやや苦手。
       5~10度は欲しいところ。

     *水やりは普通に、土が乾いたらたっぷりあげる。
       葉っぱには水をかけないように気をつけて。


ネームプレートには「カペラータ」とだけしか記載されていないので
ブログを作成するまでは、これもペペロミアだとは思いませんでした!

前日のキフと違って、ものごっつい人気者です。

葉っぱは濃い緑で、丸っこい可愛い形がくしゅくしゅになっています。

入荷の状態によっては、花のようなものが突き出ていることもあり。
(ガマみたいな感じの・・・)

見た目が可愛いので、色々とアレンジするのも楽しいです。

お店では、球形のガラスの器にハイドロを入れてディスプレイ。
葉っぱも球形に広がっていくのでかわいらしいです。
ハンギングや和風の演出にも栄えるので、お好みでお試しください。

 □ 

グリーンネックレス

2007-03-26 23:23:25 | 100均観葉図鑑「か」
     *日光はそれ程いりません。半日陰で育てます。
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可。

     *寒さに強い!
       5℃くらいまで下がっても大丈夫。

     *乾燥を好むので、水やりは抑え気味に。
       葉っぱには水をかけないように気をつけて。


□ 


前日紹介した三日月ネックレスを上回る人気のグリーンネックレスです。
ホントに、葉っぱが丸いか三日月かの違いだけなのに・・・。

写真写りもこちらの方が良いですな。
つくづく要領の悪い三日月ネックレス。
(撮影の日に限って、容姿の飛びぬけた子が入荷しないとは)

多肉の葉っぱは真円に近い形で、これぞ自然界のネックレス。
こちらも生存本能が旺盛で、他の鉢にまで出張して
伸び伸びとテリトリーを増やしていく自由奔放さには脱帽です。

三日月ネックレスと違って、お店にはめったに入荷しません。
入荷しませんが、ガーデニング愛好家には大人気なのか
二鉢入荷すると二鉢ともお買い上げされるパターン続出。
入荷してから三日とお店にいたためしがありません。
恐るべしグリーンネックレス。

これだけ人気があるのに、あまり入荷しないということは
価値を高めるためにわざと生産数を少なくしているのか?と疑ってみる。

繁殖能力の凄まじさをみていると、育成が困難だとは思えない。
現に、三日月ネックレスは度々来る。

謎です。

たかが葉っぱが丸いか三日月かの違いなのに・・・。
(まだ言うか)

欲しい方は

そうよ!結局(人も植物も)見た目なのよ!!

と力いっぱい願掛けして、年末ジャンボを引き当てるような気持ちで
気合で!ご来店ください。
もしかしたら、奇跡の確率で、居るかもしれません。

(予約をお約束できない程の希少入荷です。ご容赦下さいませませ)


□ 


植物の入荷日は、水曜日か土曜日。
しかし、毎週というわけではありません。隔週というわけでもないです。
それは売れ行き如何によります。

多くのお客様がご来店される休日に合わせて入荷。(土)
その休日に売れまくって在庫が減ったら追加。(水)
という感じ。

わかりませんか。わかりませんよね。
まあ、要は私の気分で入荷します。(おいおいおいおー)

入荷予定を店頭に掲示してもいいのですが。
誰も見てくれてないだろうな、と思うと悲しいので掲示してませんが。
(それを言うならこのブログだって悲しいったら)

さて。
初めてこの子を見たのは、やはりお店に入荷したのがきっかけです。

自然の造形美には感服しっぱなしですが
この子は更に、繁殖能力の凄まじさを特筆しなくてはならないでしょう。

初めて入荷した時は、特別大サービスだったのか(メーカーさんのご好意?)
いきなり30鉢(!)きました。

数量も含め、初めて見た姿に驚き感嘆しましたが、問題はその後。

箱から1鉢取り出すと、2~3鉢くっついてくる。
というか、蔓が絡み合って取り出せない!!
どこからどう絡み合っているのか、複雑すぎて解くのに一苦労。
何せ相手は紐と違って生き物なので、呆気なく蔓が切れてしまいます。
細心の注意を払って、格闘すること30分。

蔓より先に私の血管が切れそう!!

とか思ったのは、絡み合ってるだけでなく、その根っこは
他の鉢に根を下ろし、「鉢という垣根がなんだ!我ら一族一心同体!」状態。

そんな美しい結束を、非情にもてきぱきと引き剥がし個々にばらばらにし
さくさくと売り払っていく鬼のような店員の所業。
すまん。これも商売。

しかしその時、やはり幾本かは、ちぎれた蔓がありまして。
不憫なので、適当な鉢に土をつめて寝かせていたら
あっというまに根を下ろし、ちぎれた事実などなかったかのように
ここは初めから私の家。といわんばかりに成長し、あっけなく売れました。

どうなんだ、この生命力。

こんなに簡単に増えるのに、ちっともお店に入荷しないのが解せないよ。

と疑心に駆られたとしても、誰が責められるというのだろうか。
いや責められまい。(反語)

□ 
□ 

ガジュマル

2007-03-12 23:32:59 | 100均観葉図鑑「か」

ガジュマルの基本情報

陽光 強い(夏でも直射OK)
暗所 そこそこ強い
寒さ 弱い
潅水 普通(土が乾いたらたっぷりと)
別名 ガジュマル



  

暖かくなってきたので、また仕入れてみました。人気のガジュマルです。
初めて仕入れた時は、「この値段で入荷する事が信じられない!」と
驚きのお言葉をいただいたりもしました。
確かに園芸店では同じ大きさでも8~10倍していました。(多分、2年ほど前でした)
今はもう少し、お安くなってますでしょうか?

沖縄や屋久島などに自生している大木で、
「妖精が住んでいる」というような伝承もあるようです。

この写真では、枝のみが土の表面に出ていますが
今の時期から仕入れる他社さんの方では、ぷっくりした根を土の上に出し
なかなかにユニークな姿で入荷しています。
その根は様々な形で、お店でも皆さんお気に入りの子を探すのにもう真剣そのもの!
夢中で「自分だけの一鉢」を選ばれています。

そんな感じで、大人気ではありますが、ガジュマルの入荷条件は
「40鉢以上」という制限がありますので、一度に40鉢!きます。
それでも次々売れていくので、それほど衰弱の心配はしませんが
乾燥に弱いです。冬でも、水やりは控えながらも、葉水は必須です。

葉水に少々手間はかかるものの、結構強いので、多少目を離しても安心。
ま、目を離している隙にも、次々売れていきますし。

これから度々、入荷しますので、是非一度ごらんになってくださいネ。
あまりの可愛さに、育ててみたくなるに違いありません。




  

かくいう七咲も、一目惚れで買ってしまった一人です。

木物は育てにくい(個人的に)という(七咲だけの)常識を
見事覆した勇者として、二度目の冬も乗り越え、今も元気でいます。

ぷっくりした根が可愛いガジュマルですが
育てているうちに「気根」というものが枝々からたくさん伸びてきて
それが地面について、根っこになります。
初めは細い根っこですが、育てているうちにどっしりと太くなり
根が絡まったり、強弱をつけたりして、その成長ぶりは、ますますユニークです。

枝や葉っぱの成長も楽しみですが、さらに根っこまで楽しませてくれるという
いたれりつくせりの、喜ばせ上手。
これだけ毎日、変化を見せてくれると、飽きないものですね。
ついつい気になって、世話をしてしまうから不思議です。

根っこで三つ編みしてみようかな、と思ってるのですが
危険でしょうか、やはり?
ベンジャミンの鉢植えで、幹が編みこまれたおしゃれな形になっているのを見て
あんな風になるのかな?とも思ったのですが、幹と根は違いますか。
まだそこまで大胆に育てる事ができません。

まあ伸びてきた根っこを、君はここ、君はこの角度、
と楽しみながら土に誘導していくくらいの楽しみで我慢しているくらいです。


クロトン

2007-02-27 23:10:20 | 100均観葉図鑑「か」

クロトンの基本情報

陽光 強い(直射OK)
暗所 弱い
温度 寒さに非常に弱い
潅水 ふつう(土が乾いたらたっぷりと)
別名 クロトンノキ



  

様々な形・色の「クロトン」が入荷します。

色は緑、黄色、赤、茶を基本に、様々なまだら。
形は、大きな葉、小さい葉、そして写真のように細い葉。

これら別々の特徴の鉢を、一同に並べてみると
全部違う名前の植物のようにも見えます。
(実際並べたことはないですが。記憶の棚に並べてみました)

そんな様々な姿を持つクロトンですが、結構人気者です。

人気者ですが、枯れやすい!!

私のもっとも苦手とする子です。苦手選手権、上位組です。
(まず大体において木ものが苦手なんです私・・・)

売れるには売れますが、運悪く売れ残ると必ず枯れます。
どんなに手を尽くしても枯れるので、これはもう相性としか
言いようが無いような・・・(自己弁護)

土から抜くと、いきなり根っこがありません。
根っこがない子は、植物の性質に関わらず乾燥に弱い
ように見受けられるので、乾燥には気を使います。
かと言って土を常に湿らせておくと、木の幹の部分が
湿っぽく腐ってきます。

どーしろってんだ!!

と頭を抱えたくなる、問題児です。

クロトン大好きなお客様がご来店する時期を狙って
運よく入荷してくるがいい、クロトンよ!

と祈ることくらいしか、今の私にはできませぬ。

求む、クロトン救済者!!


□ □ 


写真の子は、まだうちの店に居ます。
クリスマスポットなので、12月くらいから居る計算になります。

凄いじゃないか!やればできる!!

と改めて自画自賛。
何をしたかって、水やりを頑張っただけなんですが。
いやあ、クロトンが入荷すると神経使います。

特にこの子は、容姿がいまいちだったらしく
(幹の部分がなく、細い葉っぱのみが伸び放題)
他の同種は売れていくのに、いつまでもいつまでも売り場に居座り
毎朝毎朝、私の心臓を鷲掴みにしてきた子です。

本当に、枯れやすい。
売り場の乾燥状態が良くないのか、と思い
一度、自宅で育ててみようかという野望はあるのですが
(本当に枯れやすい種なのか、単に売り場の環境に合わないのか)

枯れる理由を知る為に育てる

というのも非常に心が痛むので、毎度入荷しても手が出ず

心から欲しいと思って買ってくれる人のところへ
求められていくのがこの子の幸せってものじゃないか。

と好々爺のような気分でなすがままになっている子です。
何の解決にもなってませんな・・・。
(個人的に好みじゃないので、七咲ファミリーになれません)

町を歩いていて、庭木になっているのを見かけるのですが
あれは良く似た別人なんでしょう、ね?
寒さに弱い、という事なので、日本じゃ庭木にすると枯れそうだ。
高温地帯の植物です。
冬にご用心。

さあ。

他の容姿の子が入荷したらまた、写真を撮って
アップしてみようかと思います。
本当に色々な容姿で、名札がなかったら見分けがつきません。

いや、それをいうと
あまり興味のない子たちだって、名札がなかったら
名前すら分からないんですが・・・。

いやもう、毎日が修行です。




その後、珍しいクロトンの入荷を待ち続け、やっとできた記事がコチラ!


コンシンネ

2007-02-20 22:12:39 | 100均観葉図鑑「か」


コンシンネの基本情報

陽光 強い(直射OK)
暗所 よわい
温度 寒さに非常に弱い
潅水 普通(土が乾いたらたっぷりと)
別名 ドラセナ・コンキンネ ベニフクリンセンネンボク




  

ご覧の通り、繊細な葉っぱは赤と緑のストライプ。
それが上品にふんわりと弧を描いて、見た目はとても華やか。

なのですが~、…わりと居残り組みです。
それでも丈夫な子なので、長居している間に、いつの間にか売れています。 

冬は苦手らしく、葉っぱが1本、2本、と枯れていきます。
入荷時期にもよりますが、かなり茂った状態で入ってくるので
1~2本枯れたくらいじゃ、見た目も損ないません!
(それは・・・言っていいのか悪いのか・・・)

土から木が出ている場合と、葉っぱだけが出ている場合、
赤みが強い場合と、緑みが強い場合、などなど
入荷時期や、メーカーさんによって多少、姿は異なります。

大きく育てれば、かなり華やかな姿になります。
以前、百貨店で、私の等身大ほどのこの木をみました。
衝撃でした。

いやあ~こんなに大きい木だったのか!
っていうのもありますが、枝がいくつにも分かれていて
その先から葉っぱが花火のように次々と開いていて

なんてド派手なお姿におなりあそばすのか。

この一言に尽きます。
うちに入荷するのは、写真のあの姿ですから。

大きくしたい人には夢のある話ですが
小さい姿を気に入って買われた方はご注意。
小さいまま育てましょう。




  

開店当初、今とは別のメーカーさんから入荷していた時は
「レインボー」という名前で入荷していました。

その頃の上司に(もう転勤していったけど)

「コレ変わった植物やなあ。なんつーんや?(何という名前だ?)」

と聞かれたとき、張り切って、「レインボーです!!」と答えていました。

当時の私の知識は乏しく、園芸の本など見たこともなく
メーカーさんのネームプレートのみが頼りでした。信じきってました。
そういう名前だと疑いもしなかったのです。(力説)

あの時の、上司の顔は忘れられません。

「なんじゃそら!?」 

えー?だってそう書いてますもん
(↑いくら仲良かったとはいえ、このふてぶてしさはいかがなものだろう?)

ああ統括帰ってきて!そしてもう一度、同じ質問をして!!
今ならちゃんと答えられます!

「ドラセナ・コンシンネという植物の、カラーはレインボーですね」

人事移動課の皆様。
私の汚名返上のため(だけ)に、統括の出戻りをぜひとも検討していただきたい・・・。




ドラセナ一族の記事は他にもご用意しております!

サンデリアーナ・・・2007年5月

ユッカ・・・2007年8月

ミリオンバンブー・・・2007年10月

コンパクタ・・・2007年12月

キングバンブー・・・2007年8月


クリプタンサス

2007-02-10 20:54:47 | 100均観葉図鑑「か」

クリプタンサスの基本情報

陽光 普通(半日陰)
暗所 つよい
温度 寒さに強い
潅水 普通(土が乾いてからたっぷりと)
別名 クリプ、ヒメアナナス



  
   
見た目、多肉植物っぽいのでつい乾燥がちに管理していましたが
パイナップルの仲間でした!!
しまったー!

と、そんな扱いを受けても、健気に頑張る、丈夫な良い子です。

玄人さんや珍しい種を探している人には人気ですが、
素人さんには、あまり受けがよくないようです。

なんとなく売れ残っている。でも売れるときは一気に売れる。

園芸の本では、寄せ植えなどで人気のようですね。
確かに緑の中にアクセントを入れるなら是非!という感じ?
(私は色彩センスがないので、寄せ植えは遠い世界の話のよう・・・)

実に多くの種類があって
赤、ピンク、緑にピンクの縞、緑、が今のところ入荷した事がある種類です。

何が入荷するかは、時の運です。
欲しい人は、お声をかけてくだされば、入荷したら連絡しますですよ。
(勿論、入荷は運なので、根気強く待てる方に限りますが・・・)

自身の運を試す為に、賭けてみるのも一興です。



  

初めて見たときは

ついに海草までもが観葉植物に?!

と驚いた、たわけ者です。はい。

(なんか昆布っぽかったんで・・・)


図鑑を見ると、本当に色々な種類がありました。

見る時々で、なんか印象の違う子だな・・・と思っていたんですが
慣れてみれば、印象が違うどころか、個性が違っていたというお話。
(気をつけて見ていれば、4種類も入荷していたとは恐れ入りました)

サボテン系だと思っていたのですが、多湿を好む子でした。
葉っぱの上から水をあげて大丈夫。

なんだー!もお~!

葉が茂ってる子に水をやるときは細心の注意を払って、
水が葉に掛からないよう、傷つけないよう
如雨露の管を差し込んで慎重に慎重を重ねた方法で

それはもう、VIP扱いでやってたのにー!

それも忙しい時にー!

と八つ当たりです・・・。

植物の性質を知るって、本当に必要だと、つくづく実感したのは
この子のおかげかも知れません。


よーし、ばりばりやるぞー!水をー!!




後日談。よもやこの子が「七咲ファミリー」に加入するとは夢にも思わず(コチラ


コーヒーの木

2007-02-10 20:19:07 | 100均観葉図鑑「か」

コーヒーの木の基本情報

陽光 最強(夏でも直射OK)
暗所 つよい
温度 寒さにやや弱い
潅水 普通(土が乾いてからたっぷりと)
別名 アラビアコーヒー



  

艶々とした葉っぱは濃い緑で、とても美しいです。

が、なぜかお店ではあまり人気がありません。

やはり、幼木だからインパクトが弱いのでしょうか?
大きく育てばかなり見ごたえのある木になるのですが。


その名の通り、コーヒーの実がなる木です。

白い花が咲いて、花のあとに実がなります。
熟すと、赤い実がなります。
コーヒー園の映像で見ることもある、ルビーのような実です。

花も実もなる!
葉っぱは光を受けて毎日艶やか!
室内の観賞用には、もってこい!

・・・どうです?欲しくなってきましたか?




  

結構な葉の艶は、絶賛ものです。

大体80鉢~入荷するのですが、箱を開けて真っ先に目につく程
その濃い色と艶は群を抜いています。

なのに、人気がないとは…?

と、首をかしげてしまうほど、入荷直後は売れ残っているのですが
その葉の艶やかさはというと、他の植物の比ではないため

いつでも新鮮ピッチピチ!!

に見える子なので、いつの間にか売れて行きます。

他の売れっ子たちが元気をなくしていく頃に
その艶の本領発揮をして、ぶっちぎりで売れて行きます。

なかなかの世渡り上手。

侮れません。

…と、延々、艶について語ってしまうほど、艶な子です。


もとい、罪な子です。