笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

都会を散歩

2010-01-30 | 七色の日常
先日、定期検査で大病院に行った隊長。

いつも病院の日は、七色を5~6時間留守番させてしまうことになってしまう。

それが忍びなかったが、


この日は たまたま娘が時間が空いていたので、

七色を連れて行って、病院の周辺を散歩してもらうことにした。( ついでにカメラで撮ってきてもらった。 )





小雨も降っていたのに、なんと定禅寺通り(じょうぜんじどおり) まで散歩に行ったらしい。


定禅寺通りは、通りの真ん中がけやき並木になっていて、杜の都仙台のシンボル的な通り。




12月は、光のページェントが行われる。





そんな都会を、七色は初めて散歩した。




 「 ここは どこずら?? おら いなかっぺぞなもし 」



初めての場所と、急ぎ足で歩いている人に緊張してオロオロ・・・・・不安の色を隠しきれない様子だった。・・・・・・と娘が言っていた。




そんなこととはつゆ知らず、検査が終わった隊長は、

タリーズコーシーの、サンドイッチを食べていた。 アボカドとエビのサンドイッチが隊長のマイブーム。







七色は、慣れない都会に顔をひきつらせ、表情もどんより。まるで今日のお天気そのものだった ・・・・・・と娘が言っていた。




 「 とかいは おそろしいところずら 」


道行く人は、七色がジェントルリーダーをしていたので、みんな恐がって避けて通ってくれた。・・・・・・と娘が言っていた。

避けたのは、ジェントルリーダーのせいだけなのか、それは定かではない。

確かなことは、七色はもう2度と定禅寺通りを散歩することはない。ということ。 





病院が終わった後、お寿司を食べにいくことになっていたが、七色がヒーピーなくので、

七色も一緒にいられる寿司店 = マンソン で遅いお昼を食べることにした。



仕方がないので、非常階段をせっせと上った。

5階ぐらいから息が切れてグダグダになる隊長。 

七色は 「 早くしてよ~! 置いていくからね! 」 とか、「 皇潤でも飲んだら!? 」  なんて言わずに、隊長に合わせ楽しそうに上ってくれる。





 「 たいちょう! もうちょっとで ちょうじょうずら 」




ここにきてやっと笑顔になる七色。

階段を上るのは面倒だけど、あ~。ここに連れてきて良かった。と思う瞬間。 




 「 おら いなかっぺだけど ここにくると あんしんするぞなもし 」


・・・・・・マンソン管理の人も安心してくれたらもっといいのにね  




お昼はお寿司屋さんに行く予定だったので、

諦めきれず、家で海鮮丼を作って食べた。 





お昼を食べている間、何ももらえないとわかると、ようやく七色はお昼寝したのだった。 






七色にとっては、長時間家で留守番させるのと、連れて行って車で待たせるのと、どっちがいいのだろうかと、いつも迷うのです。先住犬達は、車の中で寝て待っていられたので連れて行っても安心だったのですが、七色は神経質なので、外の様子が気になって寝られないタイプ。・・・・困ったもんです。 
そんな七色に ワンパンチ 

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ホットプレートdeナポリタン

2010-01-30 | 料理
  ~~ ホットプレート1つで ナポリタ~ン! の作り方  ~~





とても簡単ですが、ちょこっとだけコツがいるので、そこだけ注意して。


さあ~、それでは、れっつらクッキング~!



材料 :  パスタ2人前 200g、 トマトの水煮缶詰 1缶、 
    お好きな具材 ( 隊長は、玉ねぎ半個、にんにく、ベーコン、エビ、ブロッコリーを   使いました。 )
    水 500cc~550ccぐらい ( ワインを加えると尚可 )
    調味料 : オリーブオイル、からし(少々) コンソメ1個、塩、こしょう





お好きな具材を切り、ホットプレートを熱しておきます。




オリーブオイルで炒めた具材を、端っこに寄せておきます。

コツ1) 具材炒める時、からしを入れてみましょう。( お好みですが隊長は2回ギュッとしぼり出し、塩を減らします )








コツ2) そこに、水500mlを入れ、沸騰したら、180℃にします。


そこにトマトの水煮缶と、コンソメ、パスタを投入。

( ホットプレートが小さい場合は、パスタを半分に切りましょう。)






コツ3) ゆで時間は、パスタに表示してあるゆで時間 + 2分がベストです。
 
   ( できれば 早ゆでパスタを使うのがいいです。)



フタをして、ゆでます。






コツ4) 3分ぐらい経ったら、パスタの様子を見て、重なりをほどきましょう。






 「 はやくごはんをくれないと タオルをたべましゅよ 」



コツ5) たとえペットが、このようにタオルをくわえてきても、それに乗ってはいけません。 タオルは気にせず、ホットプレートの水分がなくなってないか、注意しましょう。





最後に水分と具材をからませます。この時に、塩こしょうで味を調節して下さい。







ここが肝心なので、その間ペットは、このように大人しく待たせましょう。




 「 まってれば きっといつかは ごはんだよ むだなうごきは しないですわろう  」  読み犬 七色。


待てば海路の日和あり。 果報は寝て待て。 待つわ。いつまでも待つわ。他の誰かにあなたがふられる日まで。 

待てばいいことあるって。・・・・・あるのか?? 




お好みでパセリやパルメザンチーズをふって、でき上がり~! 







ゆでる時に一気に味付けしてしまうと、しょっぱくなるので注意して下さい。隊長的には、からしで辛さと酸味と旨みをアップさせました。 
なるべくゆで時間を短くした方がいいので、早ゆでパスタがオススメです。
ホットプレートの性能や大きさ、パスタの種類にもよっても違いが出るので、様子を見ながらやって下さいね。 
作ってみようと思う人は  押してね。
ホットプレートを出すのが面倒だからパスの人も ここ  を押して次回レッツらチャレンジ!

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小公女なな 最終章

2010-01-29 | 劇団 ひまなな
今日、ここから読んだ人は、1話から順番に読んでみよう!





ケチで意地悪な園長は激怒し、ななに こう告げました。




「 なな! お前は この学園から退学処分とする。 」



遂に ななは学園から追放されることになってしまったのです。 





 「 そんな・・・・・おら ここをおいだされたら いくところが ないずら  」



ななは、貧乏で孤独な少女でした。  


希望を失いかけていた時、



なな、あなたに お客様がお見えですよ。 ← 寮のおばさんの声




 「 ・・・・・びんぼうで こどくな おらに なにかごようずら??  」





お客さんは、年老いたアヒルでした。




「 私は、鴨保存会の会長でございます。この度は、ウチの名誉会員の鴨が、なな様に大変お世話になりまして、お礼に参った次第です。 」



鴨保存会の会長が、伝説の鴨と一緒に、

命の恩犬ななに、お礼にやってきたのでした。





 「 伝説の鴨は、国王から天然記念物に指定してもらっておりましてな、今回の件では国王がいたく感激されまして、なな様にプリンセスの称号を授与することになったのじゃよ。 」



そう言うと、代々王家に伝わる秘宝の入った箱を ななに渡しました。




 「 それから これはほんのお礼でしてな。いえ。ほんの7億円ほどですがな。 」






それを傍らで聞いていた園長は、

7億円と聞いた瞬間、驚きのあまり、老眼鏡がズレました。・・・・・老眼鏡だったのか??




「 ななななな・・・おく・・・・ 」




こうして、貧乏で孤独だった ななは、

億万長者のプリンセスとなったのです! 




 「 こんぬつわんこ おら プリンセスぞなもし 」





ところが ななは、

何のためらいもなく、頂いた秘宝( 7億円相当 ) を学園に寄付したのです。

そして、ケチで意地悪な園長にこう言いました。





 「 ケチでいじわるなえんちょうせんせい、これを びんぼうで がっこうにいけないこどもたちのために つかってほしいずら 」





それを聞いた、ケチで意地悪な園長は、大粒の涙を流し、

これまでの愚かだった自分を反省しました。





「 おおおお・・・・← 嗚咽  こんな私を許してくれるのだね。 なな、あなたはこの学園の誇り。そして真のプリンセスだよ。 」





そんな園長に、小公女ななは 決めゼリフで締めくくりました。 





 「  おんなのこは だれでもプリンセスずら   」



そして、これまで通りの普通の学校生活に戻っていきました。






       ~~  そして 1年後  ~~



ななは髪が伸び、またおさげにしてイモっぽい・・・・あ ちが  素朴な女の子に成長しておりました。




 「 どん~と がんばるぞなもしぃ~! 」

 

ななはこれからも、自分らしい生き方で、ゴールを目指してまっすぐに走って行くことでしょう。


めでたし。めでたし。 




             ~  おしまい ~




キャスト


小公女 なな               七色

ケチで意地悪な園長先生          七色

ハローワークの鬼やんば          七色

鴨保存会 会長              七色

伝説の鴨                 友情出演



スタッフ

  
ヘアメイク提供          シルクママ

衣装提供             カレンママ


                         (敬称略)

脚本・監修   劇団ひまなな





皆さん、最後まで 「 小公女なな 」 をご覧いただき、ありがとうございました。
(隊長の記憶が確かなら) 1年ぶりに劇団ひまななを再開することができました。
これもひとえに、皆さんの応援のお陰です。 
いつかまた、皆様の前で公演できるその日まで、さいなら さいなら さいなら 
 
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小公女なな 第3話

2010-01-27 | 劇団 ひまなな
ここから見た人は、1話に戻って、今までのあらすじを確認しよう!





伝説の鴨は、ななに、こう打ち明けました。

ガー ガー グガー で ガー ガー ググガウガウ・・・・・・以下省略。



要約は下記の通り

鴨狩りにきた人間にお父さんとお母さんを撃ち殺され、残された7人の小さい兄弟を自分1羽で面倒をみてきた。今、私が連れていかれたら、7人の小さい兄弟は生きていけない。

だから、どうかお助け下さい。 





 「 ・・・・なんて かわいそう ぞなもし 」



ななは、伝説のかもに同情し、

共に泣きました。 




 「 ええはなしや~  にっぽんむかしばなしに とうろくけってい ぞなもしぃぃぃ~~~ 」


 ぼ~や 良い子だねんねしな~   今も昔も変わりなく~ 




そして、ななは伝説の鴨に、




 「 このおかねで さんこうしょをかって わるいにんげんや いぬやキツネやタヌキやネコや・・・ヘビや さるや・・・・とにかく 2どとつかまらないように べんきょうするずら  」



そう言って、鴨捕りの仕事で稼いだお給料を全部、伝説のかもに渡したのです。




「 あなたのような良い犬が、この世にいることを私は初めて知りました・・・・・ 」

そう言って伝説の鴨は感動し、ななに抱きつきました。 


ななは、鴨の耳元で、こう ささやきました。



 「 さんこうしょは かもとりごんべいが いいでしゅよ 」




伝説の鴨は、遠慮がちに言いました。

「 ・・・・・・あの・・・・もし参考書を買ってお金が余ったら、弟達におやつを買ってもいいでしょうか・・・・いえあの・・・おやつと言っても、安い うまい棒でいいんです・・・ 」



それに対し、ななは答えました。



 「 おらも はらがへったので うまいぼうを たべたいずら。70えんずつ わけるぞなもし。 」


こうして ななは 給料袋から7本分のうまい棒が買える70円だけ返してもらいました。 




お別れの時がきました。


ななは、飛び立つ鴨を見送りました。



 「 かもさんは ツルさんみたいに はたおりが できるずらか?? 」



 ぼ~や 良い子だねんねしな~   今も昔も変わりなく~ 





こうして伝説の鴨は、給料袋を持って、大空へ飛び立っていきました。












         ~ 場面は変わって、園長室 ~





 「 ということで おかねは なくなったずら。 けちでいじわるなえんちょうせんせい、どうか おらを ゆるしてぞなもし。 」



ななは学校に戻り、ケチで意地悪な園長先生に、今までの経緯を話ました。



その話を聞くなり、ケチで意地悪な園長は激怒して、こう言いました。



 「 伝説の鴨を取り逃がしたあげくに、金まであげただと?? お前というやつは、よくも のこのこと帰っておくれだね。 」



ケチで意地悪な園長先生の逆鱗に触れたなな。

果たして ななは どうなってしまうのでしょう。




今日で終わらせようと思ったのですが、明日に延びてしまいました。
明日は、完結する予定です。( 脚本未定 )  まだ続くの~!? なんて言わずに、最後までお付き合いの程、よろしくお願いします。
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小公女なな 第2話

2010-01-26 | 劇団 ひまなな
昨日までのあらすじは・・・・・

第1話に戻って見よう!




ハローワークの鬼やんばは、

ななに、北国での仕事を紹介し、自腹で交通費を渡してくれました。

そして、こう言いました。

「 あんたはこれから 伝説の鴨を探しに行くんだ。時給は700円。文句ないね?? もし伝説の鴨を捕獲できたら、あんたはまたプリンセスに戻れるよ! 」



ななは、鬼やんばにお礼を言って、頑張ってくることを誓いました。




 「 おんなのこはだれでも プリンセスずら。 おら がんばるぞなもし。 」




そして鬼やんばに言われた通り、北国に向かいました。


 

でもそこは、極寒の地でした。

ななは、かさ地蔵のようになって、伝説の鴨が現れるのを ひたすら待ち続けました。




 「 ねたら しんでしまうずら。 ひつじが 1ぴき。 ひつじが2ひき・・・・ 」


・・・・・・それじゃ 眠たくなるなるだろが おい・・・・・


凍死しないように、寝てはいけないと思いながら、

間違って羊を数えてしまった なな。 大丈夫か??


でも何としてでも、伝説の鴨を捕獲して帰らねばなりません。






 「 みててけろ。おら ぜったいに でんせつのかもを つかまえるずら 」





待つこと 7日目、ななは遂に伝説の鴨 を見つけたのです 

伝説の鴨は、岩場の陰にいました。 






 「 ついに みつけたずら 」 



そしてななは、岩の隙間に入って、捕獲に向かいました。 







 「 ムギュ・・・かおが・・・・はいらないずら・・・・・ 」



無理やり突入し・・・・



まあ~。何ということでしょう。

ななは 伝説の鴨の捕獲に見事 成功したのです。 




 「 おら~ とったど~~!!  」



ところが、ななは お腹がすいていたので、

思わず 鴨を食べようとしてしまったのです。





 「 はらが へって もうダメだ。 ちょっとだけ いただくずら 」



伝説の鴨の、手羽元あたりを、かぶりつこうとしたその時、

鴨は ななに懇願しました。




かも 「 お願いです。どうか私の話を聞いて下さい。 お耳をかして下さい。 」 



 「 そこは でこ ずら 」


鴨は、気が動転して、おでこと耳を間違えました。 





 「 そこは くち ずら 」


鴨は、緊張のあまり、口と耳を間違えました。 



そして、やっと耳を見つけ、

ななに耳元でささやきました。




 「 くすぐったいずら 」



伝説の鴨が、ななに話した内容とは??

・・・・・それはまだ 脚本家にもわかりません。 




さてさて、伝説の鴨の捕獲に成功した ななはこれからどうなるのでしょう?? ・・・・・それは脚本家にもわかりません。 
とりあえず この続きは また明日。  
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