笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

小公女なな 第2話

2010-01-26 | 劇団 ひまなな
昨日までのあらすじは・・・・・

第1話に戻って見よう!




ハローワークの鬼やんばは、

ななに、北国での仕事を紹介し、自腹で交通費を渡してくれました。

そして、こう言いました。

「 あんたはこれから 伝説の鴨を探しに行くんだ。時給は700円。文句ないね?? もし伝説の鴨を捕獲できたら、あんたはまたプリンセスに戻れるよ! 」



ななは、鬼やんばにお礼を言って、頑張ってくることを誓いました。




 「 おんなのこはだれでも プリンセスずら。 おら がんばるぞなもし。 」




そして鬼やんばに言われた通り、北国に向かいました。


 

でもそこは、極寒の地でした。

ななは、かさ地蔵のようになって、伝説の鴨が現れるのを ひたすら待ち続けました。




 「 ねたら しんでしまうずら。 ひつじが 1ぴき。 ひつじが2ひき・・・・ 」


・・・・・・それじゃ 眠たくなるなるだろが おい・・・・・


凍死しないように、寝てはいけないと思いながら、

間違って羊を数えてしまった なな。 大丈夫か??


でも何としてでも、伝説の鴨を捕獲して帰らねばなりません。






 「 みててけろ。おら ぜったいに でんせつのかもを つかまえるずら 」





待つこと 7日目、ななは遂に伝説の鴨 を見つけたのです 

伝説の鴨は、岩場の陰にいました。 






 「 ついに みつけたずら 」 



そしてななは、岩の隙間に入って、捕獲に向かいました。 







 「 ムギュ・・・かおが・・・・はいらないずら・・・・・ 」



無理やり突入し・・・・



まあ~。何ということでしょう。

ななは 伝説の鴨の捕獲に見事 成功したのです。 




 「 おら~ とったど~~!!  」



ところが、ななは お腹がすいていたので、

思わず 鴨を食べようとしてしまったのです。





 「 はらが へって もうダメだ。 ちょっとだけ いただくずら 」



伝説の鴨の、手羽元あたりを、かぶりつこうとしたその時、

鴨は ななに懇願しました。




かも 「 お願いです。どうか私の話を聞いて下さい。 お耳をかして下さい。 」 



 「 そこは でこ ずら 」


鴨は、気が動転して、おでこと耳を間違えました。 





 「 そこは くち ずら 」


鴨は、緊張のあまり、口と耳を間違えました。 



そして、やっと耳を見つけ、

ななに耳元でささやきました。




 「 くすぐったいずら 」



伝説の鴨が、ななに話した内容とは??

・・・・・それはまだ 脚本家にもわかりません。 




さてさて、伝説の鴨の捕獲に成功した ななはこれからどうなるのでしょう?? ・・・・・それは脚本家にもわかりません。 
とりあえず この続きは また明日。  
明日のチケットは  ここでよろしくね 


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