笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

小公女なな 第3話

2010-01-27 | 劇団 ひまなな
ここから見た人は、1話に戻って、今までのあらすじを確認しよう!





伝説の鴨は、ななに、こう打ち明けました。

ガー ガー グガー で ガー ガー ググガウガウ・・・・・・以下省略。



要約は下記の通り

鴨狩りにきた人間にお父さんとお母さんを撃ち殺され、残された7人の小さい兄弟を自分1羽で面倒をみてきた。今、私が連れていかれたら、7人の小さい兄弟は生きていけない。

だから、どうかお助け下さい。 





 「 ・・・・なんて かわいそう ぞなもし 」



ななは、伝説のかもに同情し、

共に泣きました。 




 「 ええはなしや~  にっぽんむかしばなしに とうろくけってい ぞなもしぃぃぃ~~~ 」


 ぼ~や 良い子だねんねしな~   今も昔も変わりなく~ 




そして、ななは伝説の鴨に、




 「 このおかねで さんこうしょをかって わるいにんげんや いぬやキツネやタヌキやネコや・・・ヘビや さるや・・・・とにかく 2どとつかまらないように べんきょうするずら  」



そう言って、鴨捕りの仕事で稼いだお給料を全部、伝説のかもに渡したのです。




「 あなたのような良い犬が、この世にいることを私は初めて知りました・・・・・ 」

そう言って伝説の鴨は感動し、ななに抱きつきました。 


ななは、鴨の耳元で、こう ささやきました。



 「 さんこうしょは かもとりごんべいが いいでしゅよ 」




伝説の鴨は、遠慮がちに言いました。

「 ・・・・・・あの・・・・もし参考書を買ってお金が余ったら、弟達におやつを買ってもいいでしょうか・・・・いえあの・・・おやつと言っても、安い うまい棒でいいんです・・・ 」



それに対し、ななは答えました。



 「 おらも はらがへったので うまいぼうを たべたいずら。70えんずつ わけるぞなもし。 」


こうして ななは 給料袋から7本分のうまい棒が買える70円だけ返してもらいました。 




お別れの時がきました。


ななは、飛び立つ鴨を見送りました。



 「 かもさんは ツルさんみたいに はたおりが できるずらか?? 」



 ぼ~や 良い子だねんねしな~   今も昔も変わりなく~ 





こうして伝説の鴨は、給料袋を持って、大空へ飛び立っていきました。












         ~ 場面は変わって、園長室 ~





 「 ということで おかねは なくなったずら。 けちでいじわるなえんちょうせんせい、どうか おらを ゆるしてぞなもし。 」



ななは学校に戻り、ケチで意地悪な園長先生に、今までの経緯を話ました。



その話を聞くなり、ケチで意地悪な園長は激怒して、こう言いました。



 「 伝説の鴨を取り逃がしたあげくに、金まであげただと?? お前というやつは、よくも のこのこと帰っておくれだね。 」



ケチで意地悪な園長先生の逆鱗に触れたなな。

果たして ななは どうなってしまうのでしょう。




今日で終わらせようと思ったのですが、明日に延びてしまいました。
明日は、完結する予定です。( 脚本未定 )  まだ続くの~!? なんて言わずに、最後までお付き合いの程、よろしくお願いします。
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