「 きゅうきゅうな みんか でしゅ 」
・・・・・きゅうきゅうじゃなくて 高級ね。 みんかじゃなくて みかんね。
今まで七色にとって、みかんというのは、
こうやって お正月のかがみ餅として、頭に乗せられる小道具だった。
「 まろは かがみもちで ごじゃりましゅ 」
そんな小道具だったみかんを、初めて食べた。
1口で食べられるともったいないので、味わってから飲み込んでもらう。
「 こんなに あまい みかんは はじめてでしゅ 」
・・・・・・みかんを食べたことあるんかい
白菜を頂いた。 泥のついた外葉を取って、新聞紙の上に乗せておいた。
床に置いても、ウチには誰も食べたりする犬はいないので大丈夫だし。
夕方、白菜のお味噌汁を作ろうかな。と、白菜を手に取ろうとすると・・・・・
まさか・・・・・
まさかの 無残な白菜の姿に がく然とした。
・・・・・・半分、なくなっているじゃん・・・・・
誰が・・・・・いったい誰がこんなことを・・・・・
周りには 切れ端ひとつ残ってない。
「 きちょうめんな どろぼうしゃん でしゅ 」
ほんとに几帳面な泥棒だよね。
まるで、包丁で切ったみたいにキレイに食べてるよね。
よっぽど歯がいいんだね。
「 りんごをかじっても ちがでない どろぼうしゃんでしゅ 」
そうだね。そして、にんじんよりも白菜が好きな犯人だね。にんじんには手が・・・・口がつけられてなかったから。
「 にんじんには どろが ついてたので はくさいにしたんでしゅよ 」
・・・・・・・・泥棒は お前だな。
七色は、そばに袋に入っている豚耳があっても、食べかけのパンが置いてあっても食べません。 食べ物は人間の手から与えてもらうものだと理解してます。盗み食いはほとんどしない子です。
でも最近は、夕ご飯の時間になっても、隊長が知らんぷりしてると、ごみ箱の中からティッシュをくわえて逃げ、「 ななタンは腹が減ってるでしゅ! 」 と気を引く行動をするようになりました。今日は、ティッシュの代わりに白菜にしたようです。・・・・・これじゃ 尿のPH値がまた上がるじゃん
そんな白菜泥棒に、ワンパンチ
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