お忍びカフェ

街は、どこのお店もファイナルバーゲン。

別に買う物もないけど、ちょっくらのぞいてきた。

隊長の場合、なぜか

目的があって買い物に行った時よりも、特に買う物がないけど行った時の方が、いい物を見つける確率が高い。

でも、元来　面倒くさがりやの隊長は、試着をしないで買うので、

５割の確率で失敗する。・・・・・今回もやっぱり５割だった。

それに対して、隊長の友人には、

何軒も回って試着をして、１番安くて良い物を買うという人がいる。爪の垢をもらいたいものだ。


その友人は、美味しい物を探すのも上手で、

美味しい紅茶とワッフルのカフェ　　に連れて行ってもらった。




ワッフルもサラダも紅茶も美味しかった。




この方も　　お忍びでカフェに向かった。

マンソンと言う名のカフェに。　



　「　たいちょう！　いまでしゅよ。　だれもいないでしゅ。」



自分の家なのに、コソコソするのは嫌だけど、誰にも会わないようにと祈りながら、非常階段をひたすら上った。　


途中、１０階ぐらいで、酸素が欲しくなった隊長。　



ようやくカフェの前に、到着。　隊長は息がゼーゼー。　七色は涼しい顔。



　「　ここからカメラは　ごえんりょ　くだしゃいね　」


隠れ家ですが、皆さんだけに特別　お見せします。　

玄関で靴を履き、部屋の中へ。

カフェに席をとった七色は、早速オーダー。





　「　いつもの　おねがいしましゅ　」



・・・・・その常連風の　いつものって何。　



蒸かしたサツマイモに、練ったエゴマをかけた　おやつを、ヨダレまみれになって３秒で完食。




　「　おかわり　７ワンコぶん　おねがいしましゅ　」


と首をなが～くして、お願いしてみるが、

おかわりは　ないとわかると、やっと諦め、

日当たりのいい場所に移動して、




　「　ななタン　おひるね　しましゅ　」



食べた後は、寝る。そう。それが１番の贅沢。　





　「　おきたら　ゆうごはん　でしゅね。」


寝た後は、ご飯を食べる。そう。それが１番の贅沢。






にんじんハウスとマンソンは同じ市内なのに、気温も気候も違います。にんじんハウスで雪が降ってても、マンソンに来ると雪なんて０ってこともしばしば。日当たりも良くて、　自然光が差し込むので、七色にはとても気持ちが良いみたいで、すぐにまどろみます。できることなら、ちょくちょく連れてきてあげたいお忍びカフェです。　
いつか、大型犬受け入れのカフェになるまで、コソコソ通いたいと思います。それをコソコソと応援してくれる人は、　ここを一押し　　
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