仕事で疲れた体にムチ打っていざ出撃。
車内での音楽は、ピラフィアンのトラベリンライトをチョイス。
とってもファンキーなタイガーラグ。
ピアノとバンジョーとチューバの織り成すジャジーな音楽が心地良い。
一気に元気も復活して、兄さんの家に到着。
その後、うなぎを釣るべく太田川へ。
潮が干潮前で水が無い。
釣りに行くのに潮見表もチェックしない。
こうなると潮の影響の少ない中流域で釣るかどうか悩んで、けっきょく河口付近までポイントのチェックに車を走らせた。
そして井口の「かめや釣具店」まで行き、情報収集。
店員さんに尋ねてみると
「どこの川でも釣れますよ」
と、一切何の役にも立たない答えが。
なので、放水路筋から本川、元安川、猿侯川へと車を走らせる。
そして結論が出た。
たまにはイカが食べたい!
との兄さん。
なので最近サイズも大きくなりだしたと噂を聞いてたので天応方面へ。
久しぶりの海だ。
まずは某有名ポイントへ。
1人イカ釣りしてる人が居てたずねてみると、すでに2杯釣れたらしい。
電気ウキのスッテ仕掛けをセットし、エサはキビナゴ。
久しぶりのウキ釣り。
急いで用意し、意気揚々と仕掛けをキャスト。
まずタナ(水面からエサまでの距離)は竿1本分からスタート。
のはずが、延々と仕掛けが沈んでゆき電気ウキが立たない。
あれ?おかしい?
チェックしてみると、ウキ止めを付けるのを忘れているという超初歩的なミスを。
カ゛━━ΣΣ(゜Д゜;)━━ン!!
焦りすぎていたのか、これには参った。
また仕掛けを1から作り直さないといけなくなった。
今度は落ち着け落ち着けと復唱。
心の中でね。
そんな時に
おっ?キタで~
と、兄さん!
!Σ( ̄ロ ̄lll)
いい感じに竿曲がってんじゃん(汗)
想像以上にいいサイズ。
焦るな焦るな。
焦っては負けだ。
まだまだ群れでいるのだから余裕のヨッちゃんだ。
しかし幾ら探してもウキ止めが無い。
しょうがない。
近所の釣具屋に買いに行くことに。
ちょっとウキ止め買いに行って来るね
と、焦っていること悟られないように冷静な雰囲気で兄さんに言いかけてると
おっ?またキタで~!
車まで超ダッシュ!
マッハで釣具屋へ。
釣り場へ戻り2秒で仕掛けを作る。
時間が無いのでラインはコブ結び的なイメージで速攻。
5秒後にキャスト。
ふぅ・・・どうにか一段落。
兄さんの釣果をチェックしてみると、この間に5杯ものナイスサイズのイカ君が。
そしてまたまた沈む電気ウキ。
俺も仕掛けを上げてみると、仕掛けがもつれてグッチャグチャに。
ズルッ(ノ_ _)ノ
ケチって仕掛けの予備を買っておかなかったのがいけなかった。
ケチって懐中電灯も買っておかなかったのがいけなかった。
猛烈に絡まりまくっている仕掛けを暗闇の中でほどく。
その間に、右の兄さん左の釣り人がコンスタントにイカを釣ってゆく。
ようやく仕掛けを直し、今度こそは心を落ちつかせ冷静に丁寧にキャスト。
しかしどう見てもケミホタルが沈んでゆかない。
まさかと思いつつ、仕掛けを巻いてみると、またもや見事にもつれまくったグッチャグチャの仕掛け。
( ゜з゜):;*.'ぶっ
さらに一段と暗くなった闇夜で仕掛けを直す。
この時点で釣り場に着いてからもはや1時間は経とうとしている。
その間、無意味な2投をしただけ。
「まいったな~」
とか冷静な風な発言をポロポロとしながらも、脳内は沸騰寸前である。
釣り人ならきっと理解してくれると思う。
なんで俺だけこんな目に。
なにか悪いことでもしたのかよー。
と、自問自答しながら少し涙目になりながらもグッと我慢。
そしてようやく2度目のトラブルも修復。
暗闇に目も慣れた。
ここまできたら懐中電灯なんて絶対にいらんわボケ!的な思考回路になってくる。
もはや罪の無い懐中電灯に対して敵意をムキ出しになってくる。
そしてようやく仕掛けをキャスト。
もはやラインもヨレヨレになっている仕掛けだが、俺にとってはここまできたので宝物みたいな感じだ。
この3投目を投げるまで、1時間半。
長かったこの道のり。
少し登山家の心がわかった。
そして沈んだぞ電気ウキ。
こんちくしょう。
ついに俺にもきやがったぞ。
子供でも簡単に釣れる小さなイカだが、俺にとっては黒マグロにも匹敵するほどの喜びだ。
苦労が多かった分、これほどまでに釣れて嬉しかったのは久しぶりでした。
少年の心を思い出させてくれたイカに感謝だ。
そして水筒に用意してた「沖漬け」のタレ。
レシピは、醤油1+酒1+みりん0.5+白ダシ1(ダシ0.5+水0・5)に鷹のツメとショウガのすりおろしを加えて一煮立ちさせたもの。
醤油は川中醤油、酒は一ノ蔵(東北)。
それに釣れたイカを投入してやると、ブシューって吐いた後でタレを吸い込んで体の隅々までタレが行き渡る。
これぞ釣り人にしか味わえない特権料理。
ちょい大袈裟か。
その後も沖漬けダレに数杯ほど投入して数杯は刺身用にそのままキープ。
楽しかった。
実釣時間よりも、仕掛けと格闘していた時間の方が長かったです。
そして自分の心の小ささ、嫌らしさを改めて実感することが出来ました。
釣り場を片付けてると、兄さんが
「オマエ釣りせんと何をゴソゴソばっかりしてたんだ?」
なので事の顛末を説明すると、
「ん?懐中電気?ほら」
ってポケットから懐中電灯が出てきた時には、夜空を見上げ涙が出ました。
帰宅後、釣ってきたイカ君達を調理。
兄さんにも少しわけてもらったイカ君達。
いざ。
お刺身。
沖漬け。
沖漬けしたのを丸焼き。
う、うまし・・・
ワタを絡めて丸ごと食べる。
こ、これは酒だ。
日本酒だ。
東北の物を買おう!
みたいな応援する前から「一ノ蔵」なんですけどね、沖漬けのタレを作るのに使ってたのを忘れてて、見てみると一升瓶にちょび~としか残ってなかったので、悲しさが再び。
なのでビールで頂きましたが、美味しかったです。
白い御飯に乗せてかっこんでも美味しそうですね。
ちなみに娘はこの沖漬けを一口食べて「うげぇーっ」って吐き出してました。
この味を楽しもうなんて10年早いぞクソガキめ。
色々と食べて感じたのが、やはりイカは普通のお刺身で食べるのが一番美味しかったですね。
チェーン店などのイケスで泳いでいる、値段が高いだけの生気(脂)の抜けた魚の活き造りなんていらねー。
そして、夜釣りでは電気を照らす物がないと非常に困ってしまう事が多々有る。
ということに、この歳で思い知ることが出来ました。
イカ君ありがとう。
兄さんありがとう。
そして夜釣りにいくということはそれに比例して、昼間が眠たい。
そして夜の晩酌の肴はグレートになるが、朝早く起きれないので弁当作れなくて昼飯のグレードが下がる。
今日の昼飯は焼きソバUFO。
現場が近所なので事務所に戻り昼飯。
そして更新。
ええ。
朝更新した後で遅刻野郎やってきました。
なんでも朝4時まで飲んでたらしく、くたばってます。
元気だな。
正直に話して謝ったから許してやるのではなく、普段俺も好き勝手にしてるのでたまにはそんなこともあるでしょう。
常日頃人一倍働いてくれている奴なので問題なしです。
それでは昼休憩の間に裏の畑でドバミミズでも掘っておこうと思います。
じゃ。
車内での音楽は、ピラフィアンのトラベリンライトをチョイス。
とってもファンキーなタイガーラグ。
ピアノとバンジョーとチューバの織り成すジャジーな音楽が心地良い。
一気に元気も復活して、兄さんの家に到着。
その後、うなぎを釣るべく太田川へ。
潮が干潮前で水が無い。
釣りに行くのに潮見表もチェックしない。
こうなると潮の影響の少ない中流域で釣るかどうか悩んで、けっきょく河口付近までポイントのチェックに車を走らせた。
そして井口の「かめや釣具店」まで行き、情報収集。
店員さんに尋ねてみると
「どこの川でも釣れますよ」
と、一切何の役にも立たない答えが。
なので、放水路筋から本川、元安川、猿侯川へと車を走らせる。
そして結論が出た。
たまにはイカが食べたい!
との兄さん。
なので最近サイズも大きくなりだしたと噂を聞いてたので天応方面へ。
久しぶりの海だ。
まずは某有名ポイントへ。
1人イカ釣りしてる人が居てたずねてみると、すでに2杯釣れたらしい。
電気ウキのスッテ仕掛けをセットし、エサはキビナゴ。
久しぶりのウキ釣り。
急いで用意し、意気揚々と仕掛けをキャスト。
まずタナ(水面からエサまでの距離)は竿1本分からスタート。
のはずが、延々と仕掛けが沈んでゆき電気ウキが立たない。
あれ?おかしい?
チェックしてみると、ウキ止めを付けるのを忘れているという超初歩的なミスを。
カ゛━━ΣΣ(゜Д゜;)━━ン!!
焦りすぎていたのか、これには参った。
また仕掛けを1から作り直さないといけなくなった。
今度は落ち着け落ち着けと復唱。
心の中でね。
そんな時に
おっ?キタで~
と、兄さん!
!Σ( ̄ロ ̄lll)
いい感じに竿曲がってんじゃん(汗)
想像以上にいいサイズ。
焦るな焦るな。
焦っては負けだ。
まだまだ群れでいるのだから余裕のヨッちゃんだ。
しかし幾ら探してもウキ止めが無い。
しょうがない。
近所の釣具屋に買いに行くことに。
ちょっとウキ止め買いに行って来るね
と、焦っていること悟られないように冷静な雰囲気で兄さんに言いかけてると
おっ?またキタで~!
車まで超ダッシュ!
マッハで釣具屋へ。
釣り場へ戻り2秒で仕掛けを作る。
時間が無いのでラインはコブ結び的なイメージで速攻。
5秒後にキャスト。
ふぅ・・・どうにか一段落。
兄さんの釣果をチェックしてみると、この間に5杯ものナイスサイズのイカ君が。
そしてまたまた沈む電気ウキ。
俺も仕掛けを上げてみると、仕掛けがもつれてグッチャグチャに。
ズルッ(ノ_ _)ノ
ケチって仕掛けの予備を買っておかなかったのがいけなかった。
ケチって懐中電灯も買っておかなかったのがいけなかった。
猛烈に絡まりまくっている仕掛けを暗闇の中でほどく。
その間に、右の兄さん左の釣り人がコンスタントにイカを釣ってゆく。
ようやく仕掛けを直し、今度こそは心を落ちつかせ冷静に丁寧にキャスト。
しかしどう見てもケミホタルが沈んでゆかない。
まさかと思いつつ、仕掛けを巻いてみると、またもや見事にもつれまくったグッチャグチャの仕掛け。
( ゜з゜):;*.'ぶっ
さらに一段と暗くなった闇夜で仕掛けを直す。
この時点で釣り場に着いてからもはや1時間は経とうとしている。
その間、無意味な2投をしただけ。
「まいったな~」
とか冷静な風な発言をポロポロとしながらも、脳内は沸騰寸前である。
釣り人ならきっと理解してくれると思う。
なんで俺だけこんな目に。
なにか悪いことでもしたのかよー。
と、自問自答しながら少し涙目になりながらもグッと我慢。
そしてようやく2度目のトラブルも修復。
暗闇に目も慣れた。
ここまできたら懐中電灯なんて絶対にいらんわボケ!的な思考回路になってくる。
もはや罪の無い懐中電灯に対して敵意をムキ出しになってくる。
そしてようやく仕掛けをキャスト。
もはやラインもヨレヨレになっている仕掛けだが、俺にとってはここまできたので宝物みたいな感じだ。
この3投目を投げるまで、1時間半。
長かったこの道のり。
少し登山家の心がわかった。
そして沈んだぞ電気ウキ。
こんちくしょう。
ついに俺にもきやがったぞ。
子供でも簡単に釣れる小さなイカだが、俺にとっては黒マグロにも匹敵するほどの喜びだ。
苦労が多かった分、これほどまでに釣れて嬉しかったのは久しぶりでした。
少年の心を思い出させてくれたイカに感謝だ。
そして水筒に用意してた「沖漬け」のタレ。
レシピは、醤油1+酒1+みりん0.5+白ダシ1(ダシ0.5+水0・5)に鷹のツメとショウガのすりおろしを加えて一煮立ちさせたもの。
醤油は川中醤油、酒は一ノ蔵(東北)。
それに釣れたイカを投入してやると、ブシューって吐いた後でタレを吸い込んで体の隅々までタレが行き渡る。
これぞ釣り人にしか味わえない特権料理。
ちょい大袈裟か。
その後も沖漬けダレに数杯ほど投入して数杯は刺身用にそのままキープ。
楽しかった。
実釣時間よりも、仕掛けと格闘していた時間の方が長かったです。
そして自分の心の小ささ、嫌らしさを改めて実感することが出来ました。
釣り場を片付けてると、兄さんが
「オマエ釣りせんと何をゴソゴソばっかりしてたんだ?」
なので事の顛末を説明すると、
「ん?懐中電気?ほら」
ってポケットから懐中電灯が出てきた時には、夜空を見上げ涙が出ました。
帰宅後、釣ってきたイカ君達を調理。
兄さんにも少しわけてもらったイカ君達。
いざ。
お刺身。
沖漬け。
沖漬けしたのを丸焼き。
う、うまし・・・
ワタを絡めて丸ごと食べる。
こ、これは酒だ。
日本酒だ。
東北の物を買おう!
みたいな応援する前から「一ノ蔵」なんですけどね、沖漬けのタレを作るのに使ってたのを忘れてて、見てみると一升瓶にちょび~としか残ってなかったので、悲しさが再び。
なのでビールで頂きましたが、美味しかったです。
白い御飯に乗せてかっこんでも美味しそうですね。
ちなみに娘はこの沖漬けを一口食べて「うげぇーっ」って吐き出してました。
この味を楽しもうなんて10年早いぞクソガキめ。
色々と食べて感じたのが、やはりイカは普通のお刺身で食べるのが一番美味しかったですね。
チェーン店などのイケスで泳いでいる、値段が高いだけの生気(脂)の抜けた魚の活き造りなんていらねー。
そして、夜釣りでは電気を照らす物がないと非常に困ってしまう事が多々有る。
ということに、この歳で思い知ることが出来ました。
イカ君ありがとう。
兄さんありがとう。
そして夜釣りにいくということはそれに比例して、昼間が眠たい。
そして夜の晩酌の肴はグレートになるが、朝早く起きれないので弁当作れなくて昼飯のグレードが下がる。
今日の昼飯は焼きソバUFO。
現場が近所なので事務所に戻り昼飯。
そして更新。
ええ。
朝更新した後で遅刻野郎やってきました。
なんでも朝4時まで飲んでたらしく、くたばってます。
元気だな。
正直に話して謝ったから許してやるのではなく、普段俺も好き勝手にしてるのでたまにはそんなこともあるでしょう。
常日頃人一倍働いてくれている奴なので問題なしです。
それでは昼休憩の間に裏の畑でドバミミズでも掘っておこうと思います。
じゃ。