なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

これで不況から脱出?

2009-01-29 00:11:24 | 日記・雑感
悪評さくさくの2兆円「定額給付金」だけど、「二次補正」予算と関連法には、ほかにも問題がいっぱい。

まず、銀行への公的資金導入。
銀行が買った株式の値下がりは、「天災」なみに銀行に責任のないことだというのでしょうか。
震災のあと、あんなに「日本は資本主義だから、私有財産に税金投入はできない」って言われたのに。
今日、10万円の災害援護資金に、利子と延滞金あわせて20数万円の請求がきて夜も眠れない人の話を聞いたばかり。

それから、これもヘンだなあ。

--------
2009年1月28日(水)「しんぶん赤旗」

2次補正 不合理・不公平「子育て手当」 
3-5歳の第2子以降1回限り
少子化対策 効果も疑問

 二十七日成立した二〇〇八年度第二次補正予算には、「子育て応援特別手当」が盛り込まれています。

 「生活対策」の一環で、「多子世帯の幼児教育期の子育て負担」の軽減を目的としたもの。六百五十一億円(うち事務費三十五億円)が計上されました。

 〇八年三月末時点で三―五歳であり、かつ第二子以降の児童(約百七十万人)が、手当の支給対象です。一人当たり三万六千円を、一回に限って給付します。

 経済状況がきわめて厳しいなか、子育て世帯への経済的支援が緊急に求められているのは当然です。ただ、子育て負担を軽減するためというなら、なぜ「第二子以降」に限るのでしょうか。

 たとえば、四歳、二歳、ゼロ歳の三人の子がいる場合でも、「三―五歳」に該当する四歳の子は第一子であるため、支給対象とはなりません。六歳と、二歳の双子の三人を育てているような場合も対象外です。

 同じ年ごろの子どもを育て、同じように経済的負担感が強くても、支給される家庭と、されない家庭がある―このような不合理、不公平が「生活対策」と言えるのでしょうか。

 また、手当の支給は一回限りで、これで「第二子以降を産もう」という動機付けになるとは思えません。「少子化対策」の効果も疑問です。

 必要な人に届かず、政策効果も定かではない―迷走する定額給付金と同じ構図です。(坂)

----------

製造業で40万人が職を失う、と報道されている。

麻生さんは、施政方針演説で「世界でいちばん最初に不況から脱出する」と言ったそうだけど、こういうことを放っておいて、大銀行を支えてやったり、バラまきをやったりしても、無理だとおもうけどなあ。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。