なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

政治が問われている二題

2009-01-26 23:30:17 | 日記・雑感
1.今日の話。ある方から、はじめて電話をいただいた。

「2兆円の給付金、もう腹が立って腹が立って。わたしには子どもも孫もいませんけどね、そのお金でどうして保育所をつくらないんでしょう。障害のある方のために使うとか。わたしの甥が大学の医学部に行きましたけどね、なんで国立なのにこんなにかかるのかというくらいお金がいって、両親は共働きで、やっとのことで卒業したんです。これじゃあ若い人は大学にいけないですよ」

「派遣の人たちだってみてごらんなさい。寒空の下に放り出されて。なんとかいう事務局長さん(湯浅誠さんのことでしょう)が派遣村でがんばってましたけど、ほんとうは国会議員がやらなくちゃいけないんじゃないですか。わたしそんなにたくさん税金を払ってるわけでないですけどね、でも一生懸命払ってきました。いまいったようなことに使われるんなら納得できます。どうして大金持ちにもばらまかれる給付金につかわれなくちゃならないんですか」

私「そうですね、1回限りの給付金と引き換えに消費税増税では、庶民のくらしは救われないし、景気回復にも役立たないですよね」と口をはさむすきこそあらめ、1時間もカンカンのお電話。

「共産党のかたにはね、力をつけていただいて。そしてね、自民党公明党の議員をひっぱっていって、障害者の施設とか、派遣のひとたちのところに連れて行ってください。そう国会の方にに伝えてくださいな」。


2.それから、昨日の話。

集会に大遅刻なので、タクシーに乗った。
信号待ちのところに、自転車にハンドマイクをつみノボリをたてた数人の方たちが「日本共産党と庄本えつこは、消費税増税を許しません」。

じっと見ていた運転手さんが、
「もう、国会むちゃくちゃですなあ、ひどいもんです」
私「ほんとですねえ、くらしがこんなひどいのに、選挙目当てでものごとを決められてはたまりませんね」
運転手さん「ほんまそうですわ。それがね、私民主党にがんばってほしいと思ってたんですけどね。なんのことはない。かけひきばっかりやないですか。反対ばっかりしとったらええいうもんと違います」
私「わたしらのくらしをどうするかちゃんと審議してくれないとね。共産党にがんばってほしいですわ(ええとこに通ってくれたなあ)」
運転手さん「いや、ほんまね、国民のことを一番考えてるところかも知れませんなあ。わたしもそう思います」

この運転手さんは、こういうことも言っていました。
「派遣の人はねえ、年金とか払うのがいやでああやって働いているんでしょう。ちょっとむしがええんと違いますか」
私「いや、なりたくてなっている人はほとんどいないと思いますよ。雇う方が正規で雇わないんだから、しごとないし」

着いたので、話も終わってしまいましたが、「団塊の世代」の運転手さんにとっていまの雇用のありようはいまだ理解しにくいものなのかもしれません。

今日聞いたら、ほかでも「若いもんはしごとを選ぼうとするからあかん」という話が出ていたそうです。
ある雑誌の特集には、「正社員の既得権にメスを入れよ」。

たたかわないと、働くものどうし、弱いものどうしを分断する「自己責任論」がまたむくむくと頭をもたげてきそうです。

「雇用も賃上げも」これでなくっちゃ。






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