なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

そら、そら、そらまめ

2010-05-30 23:54:18 | 日記・雑感
 今日は、夫の実家に帰っていました。
 車に乗れない私は、1時間半電車に乗った後、駅から2キロちょっとを歩かなければなりません。

 

 黄色い花や、白い野ばら、紫のあざみなどが咲き、鳥が啼いてとってものどか・・
 ・・なんだけど、車がすぐ横をビュンビュン。
 田舎は車がないと生活できないからね。のどかに歩いていると轢かれます。

 今月は、夫とかわるがわる、毎週帰省しています。
 私は車の運転ができないので、両親を買い物や病院に連れて行ったり、トラクタで田んぼ引いたりできない。夫は足をつかう田畑しごとができない。
 休みが別々なのでしかたないけど、ほんとは二人いっしょに帰らないとものの役に立たないんだな。
 とにかく夫のケガが早く治ってくれないと困るけど、おかげさまで、だいぶよくなりました。
 
 農繁期になりました。

 だけど、肺を患っている義父が、とうとう寝付くようになってしまいました。

 自分で作業ができなくなってしばらく経ちますが、それでも稲刈りのときには采配を振っていた義父なのに・・

 もう、今年は米作りは無理かと思われました。
 でも・・・
 「植えまあか(植えないでおこうか)言うたらお父さん泣くんじゃ」。
 
 農民にとって、受け継いできた土地に植え付けせず、雑草が生えるままにするのはほんとうにつらいことなのですね。

 親戚の手も借りて、枚数を減らして、今年もつくることになりました。再来週が田植えです。

 いつも選挙と同じ時期で・・体がふたつほしいな。

 義母にすれば、「そねえ選挙でがんばってもあんたんとこ(共産党)通りゃへんが」、ヨメはなにをそんなに忙しがってるんだか?

 でもね、私は農家や高齢者が大切にされる政治を願っていて、農業や人のくらしをアメリカや大企業のもうけのために犠牲にする政治を変えないといけないと思っていて。そのためには「通らない」ばっかりじゃダメだと思っていて。

 せめて田植えはがんばるからね。
 
 で、見てください!
 ヨメの好物だからと義母が植えてくれたそらまめが、今日は鈴なりでした。



 

帰ってきたあっけらかん

2010-05-29 00:13:14 | 日記・雑感
 病院から帰ったあと、「頭を打った後の注意」に、24時間くらいは目を離さないようにとかときどき反応を見るようにとかあるので、翌日は職場を休むことにしました。

 一睡もせずに朝がきて、目を覚ました夫に聞くと、階段から落ちたあとのことはまったく記憶がないし、迎えにいったときの記憶もおぼろげ。

 ちょっと心配したけど、夫は職場への連絡などを終わるや、「腹減ったわ~~」と。
 私は、そのひとことに「おお出たぁ」と、まるで盲腸の手術のあとの一音を聞いたかのように(ごめんあそばせ!)安堵し、さっそく朝食にし、そのあといっしょになって一眠りしてしまったのです。図太いよねぇ。

 昼には、ついチャーハンをつくりすぎ、「しまった!寝てるだけのけが人にこれはなんぼなんでも多すぎる」と思ったときにはすでに遅く、ダ○ソンの掃除機並みの吸引力で吸い込まれていきました。

 打撲あとが痛くて動けないものの、その後の夫はすっかりいつもの調子。
 
 友人からの見舞いの電話に出て、「どこでケガしたんや?」と聞かれたのでしょう。
 夫「Tっていう店があるやろう、A駅とB駅とC駅にあって、Aが本店なんやけどや~」
 ・・いや、そんな情報いらんやろ。
 
 横で聞いてて笑いが止まりませんでした。

 ご心配いただいた方、こんな夫婦でほんとごめんなさいね。

 ほんとにいろんな方にたすけていただきました。

 救急車をよんでくれた店にお礼にいき、置きっぱなしになってしまった車を動かそうと、代行運転の業者を探したのですが(私は運転できないので)・・不況で外飲みの人が減ってるからかしらん、電話帳にのっている二つとも「現在使われていない」のです。
 今回は距離があるので知り合いには頼みにくく、困ったなあと思っていると、結局夫が電話で自分の友人に頼み、その方が気安く引き受けてくれました。しかも面識のない娘さんもいっしょに来てくれ、うちの車を運転して帰ってくれました。

 搬送先を知らせる電話で救急隊員に「いまは意識もありますから、どうぞ落ち着いてきてくださいね」と言ってもらって、ガスの元栓を確かめる余裕が出来たし、若いお医者さんはとても丁寧に診てくださったし。看護師さんも事務職員さんも、夜の夜中にありがとうございます。

 ほかにも夫婦で家にお見舞いに来てくれたり、たくさんお見舞いの電話がかかっていました。
 そして、泣き言を言った私も、いくつも励ましや慰めのことばをいただきました。
 
 心から感謝です。

 追伸
 晩ご飯も大盛りでした。

泣き言ゴメン

2010-05-27 02:19:56 | 日記・雑感
 いま、病院から帰ったところです。

 ・・救急隊から電話がかかってきちゃいました。

 夫、また階段から転げ落ちた。

 職場の仲間が亡くなって、お通夜の後、何人かで「精進落とし」した店の階段らしい。

 頭と腰を打って、しばらく意識も失っていたらしいが、大きな異常は見つからなかった。
 一晩入院すればといわれたが、本人が帰りたがるので連れて帰ってきた。

 夫がいったという店なら知っている。狭くて急な階段で、見るからに夫には無理なところ。なんであんなところへ行くんよ。
 夫の携帯はなくなってるし、第一いっしょだった人たちはどうしたのよ?

 ・・とりあえず安心したところで、そういったことを問いただしたいところだが、落ちた前後のことはなにも覚えていないというので、あきらめて寝かせたところだ。

 こっちは気が立って眠れやしないよ。さすがにあっけらかんとはしてられないね~。




夫はなんにも言わないけれど

2010-05-23 23:44:05 | 日記・雑感
 地域のビラまきしようと思ってたのに、朝からず~っと雨でした。

 このビラ、早朝宣伝なんかで、普天間基地について書いた面を向けて配ると、けっこう受け取りがよいのです。

 今日、首相が正式に県外移設の約束をほごにして(へんな言い方だな)、約束を守れなくてスミマセン、と謝ったそうですけど・・守ろうとがんばったけどできなかったんではないんだもんなあ。

 沖縄の人たちは納得しないよ、あきらめてもいないし。


 さて、今日は夫の誕生日でした。

 テレビで言ってたけど、「リンゴの歌」のサトウハチローさんといっしょの誕生日なんだって。

 その夫、相変わらず転びまくってます(難病のため)。

 今日も仕事に行って、「雨やからあんまり動かんようにしとったけど、車にたどり着いたところでこけてもうた~」って。

 あっけらかんというので、私も「そりゃ惜しかったね~」。

 痛い目をしていると思うけど、悲壮感ゼロ。

 その後、ごそごそしているので何をしているのかと思ったら、「メタボメジャー」とかいうのを胴に巻きつけ、「うわあ~~、危険(赤字)やて~~。このメジャーおもしろいなあ」とか言っている。

 はぁ?おもしろいって何。夫可愛や、可愛や夫・・ってでかすぎなんだよ!

 誕生日のごちそうは、チキンステーキにポトフとサラダでした。
 安上がりだが、鶏の皮はパリッと身はやわらかく、野菜は甘く・・
 
夫~の気持ちはよ~く~わかる~
 「うわあ~食いすぎた!!」
 

「そういう国」相手に

2010-05-22 01:25:13 | 日記・雑感
 朝、職場で「北朝鮮~ええかげんにし~や~」と毒づいていたら「そういう国やねんから」と言われました。

 確かにな。「でっちあげだ」などと言っているようだけど、ああいうことをやる国はほかにないやろ、とふつう思うもんね。まだ究明すべきことは残っているのかもしれないけど。
でも時間をかけた調査で証拠が示されているのだから捏造というんだったら反証しないと。

 「なにかウラが・・」という意見を聞いたし、私にも「基地返還運動に水差してからに」などという気持ちがないではないけど、それよりも蛮行そのものを許してはいけないという気持ちでいる。だって魚雷ぶっぱなして何十人も殺すなんてむちゃくちゃやん。

 やられたらやりかえせの世界に戻すわけにも絶対いかない。「そういう国」相手にしながらアジアの平和をつくるのは、たいへんはたいへんだけど。

 それにしても、北朝鮮という国家が無法を働くたびに、関係ない人が暴力を受けるということが起こっているけど、そういう無法もなしにしてほしい。

 あー、昨日今日のできごとを書こうと思ってたけど、またあしただー。

普天間基地撤去!集会

2010-05-20 01:31:56 | 日記・雑感
夫に車で迎えにきてもらったら、後部座席になんだか大きなゴミがあるので、

「なに、このゴミ?」といったら、

夫の組合がメーデー集会のコンテストに応募するプラカードだった・・

・・・てな具合に始まった5月も、もう半分以上終わってもた!



とりあえず今日のことを書きましょう。

 今晩は、「普天間基地即時撤去!新基地建設を許さない県民集会」があって、いってきました。

労働組合が、部分的ではありますが、ナショナルセンターの違いをこえて開催したもの。

 政党や議員のあいさつはありませんでした。各政党へのよびかけはなされなかったようで、いろいろと「お家の事情」があるのかもしれない。そのへん、「オール沖縄」で11万の集会を実現させた沖縄とはまだまだ開きがありますが、連帯する集会が持たれたのは率直にうれしかった。

 沖縄の方が来られて発言されました。沖縄にいるアメリカの海兵隊が「抑止力」にはなりえないことを語った上で、「抑止力だから必要だという理屈にも、『負担軽減』という名であらたな基地を(他の土地に)つくることにも、もう沖縄県民はだまされません」といっておられました。

 首相が「抑止力だから必要」という理屈で公約破りをしていることが、怒りをさらに広げています。「抑止力」という理屈に疑問を持ち、いらないんじゃない、という「本土」の人も確実に増えています。

 夕方の報道では、くい打ち案ですらなくなって、民主党があんなに批判していた、自民党政権がアメリカと約束したもとの辺野古案にまったく戻るという。

 このまま、一度もアメリカと基地撤去を交渉することなく、おかしな理屈づけで公約破りをした首相として名を残す道を選ぶのでしょうか。



 集会後は、「沖縄を返せ」の歌に送られてデモに。

 私、この歌全部歌えます。

 いえいえ、リアルタイムでうたったことはないですよ。沖縄返還当時は幼児でしたもの。「お肉とお砂糖だって」(ニクソン大統領と佐藤首相のことである)とか言って、親を笑わせていたらしいけど。

 94年の米兵による暴行事件のあと、怒りにふるえつつ、また集会などで歌われるようになったこの歌を覚えたのです。