なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

骨折り詰め

2011-08-29 06:55:48 | 日記・雑感
 おととい、骨折夫はめでたく添え木がとれました。

 靴を履けるようになり、ひと月ぶりに今日から出勤。

 これまで6時半に家を出ていたのでそれくらいだろうと思っていると、6時に行こうとする!

 なんだとお!筋力が落ちてよけいにコケやすくなっているだろう夫が、昼に歩き回らなくてすむように、せっかく弁当をつくりかけているのに!

 「別にええよ~」とか言って出かけようとするので

 「なにがええんよ、よくない!車で行くんやからあと10分くらい待ったってバチ当たらんやんか!」と朝から逆上するなみへい。きい。

 ゆうべ暑くて寝つきが悪かったので機嫌が悪いのだ。

 夫にすればいつもより余裕をもったつもりなのだろう。そうでないと危ないもんね。

 ・・・反省。押し売り弁当だなあ。

 それにしたって、夫の始業時間は9時10分。ふつうの人が電車で行けば8時過ぎに出たって間に合うのに、おつかれ様なことだ。

 今日も一日、夫がこけませんように。

 あ、弁当はちゃんと間に合いました。
 
 

骨折り得!?

2011-08-08 06:00:19 | 日記・雑感
足の指を骨折して家で療養中の夫。

歩き回ることができない以外はいたって元気。

老眼鏡をかけて、「下町ロケット」を読み、「マルクスのかじり方」を読み、日本共産党創立89周年の記念公演を動画を見ながら読み、なんだか楽しそうだ。

家にはエアコンないから暑いやろうけど、……でもええなあ。

こっちはお疲れモード。

三度三度の食事。夫の昼食も準備してから出勤しなければならないし、「今日はお互い遅いから、晩ごはんはそれぞれ食べてかえろな~」などというズルができない(生ビールが飲みたひ)。

仕事帰りに車で迎えにきてもらうついでに買い物することもできず、汗を流しながら重い荷物を下げて帰らなければならない(缶ビールの買いすぎという説もある)。

夫が家にいるから麦茶をつくってもつくってもすぐなくなっちゃうし、夫の行く手を遮るものがないよう片づけに気をつかうし、洗濯もん入れとってーとか洗い物してーとか頼めないし。

はよなおってくれ~~!!

骨まで愛して?

2011-08-01 00:12:48 | 日記・雑感
 おとといの朝6時前。洗面所からドッス~~ン!!!と派手な転倒音。脊髄小脳変性症を患う夫のいる我が家ではしばしば聞かれる音だけど、心臓に悪っ。

 行ってみると、出勤前の支度をしていた夫がひっくり返っている。

 「大丈夫?」
 「うん、ちょっと頭打ったけどどうもないわ」。

 「この引き戸にぶつけたんなら、やわらかいしまあ大丈夫やろ」と夫の上半身を起こしていると夫が言う。
 「なんか足も痛えわ。あら……??なんじゃこりゃあ」

 「なになに??」と見れば
 なんとまあ、右足の小指があらぬ方に曲がっているではありませんか。

 「こりゃあ、どねえかなっとるなあ。外に曲がっとら。うわー気色わる」と自分の足の指を気味悪がっているが、痛くないのか??前から思っていたけど、だいぶ鈍いんじゃ……?

 どう考えても折れているので、病院が開くのを待つ。
 「うわあ、色が変わってきた」「うわあ、ものすごうふくれとる」と、相変わらずのんきな観察をしている夫をつれていく。
 ただでさえ歩行困難な夫、さすがに一人では歩けない。

 診察の結果、「骨折してますね」。
 ……あちゃあ、やっぱり。

 右足は靴もはけない、骨折でいつも以上に踏ん張りがきかないとなれば、一人で歩けば“二次災害”は必至。こりゃあ、しばらく休むしかないね、と思っていると…
 
 夫「先生、ちょっとくらい歩いてもいいですかね?」
 
 (私 なんやとお?休まへん気かコイツ?)
 
 医師「ああ、ちょっとならいいですよ。重心を小指にかけないようにしてね」
 
 (私 そんな芸当できませんて。重心をとること自体に一苦労してんですよこの人は。またそんなこと聞いてコイツはどうする気やねん)

 私の脳内抗議行動を無視して、医師と夫は会話を終了。
 
 帰途、夫はまだ「なんとか行けるんと、ちゃう?」などと言っている。

 ならへん。絶対ならへん。片足サンダルばきで支えなしに歩けるわけがない。輪をかけた大けがをするに決まってる。いまだって、私につかまってようやっと歩いてるんやん。


 帰宅後、何時間もたってから突如、夫が言い出した。
 
 「なみへいちゃん。こりゃあやっぱり行けんわ~」

 ……。最初からそう言ってるやろ、アホウ。