気まぐれ20面相

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3月22日(金)のつぶやき 漫画「花もて語れ」について

2013年03月23日 | つぶやき

「文学少女シリーズ」と漫画「花もて語れ」のコラボ絵を描いてみた。クラムボンは笑ったよ♪ pic.twitter.com/yHqiTnugP3


pixiv投稿しました。 クラムボンはわらったよ | みるの #pixiv pixiv.net/member_illust.…  「文学少女×花もて語れ」絵 大きい版です。


「花もて語れ」は週間漫画雑誌のスピリッツに移動してからその存在を知り、読み始め、いつの間にか全巻購入してた魔性の漫画だ


読んでから本当に読書観が変わった。特に「宮沢賢治」の本に関しての価値観が、とてつもなく変化した


宮沢賢治の本は「銀河鉄道の夜」をすごく頑張って読んで、結局「意味分からん、カオスすぎる」で感想を締めくくり「こんな読者を完全無視した物は認めん」と、まるでもう二度と賢治本は読まないと誓うが如くさよならを告げた思い出があったりするのだが…


同時に「なんでこの作品が皆に愛されてるんだろう」と疑問に思ったのも確かで、花もて語れを読んだ後、自己解決ながらもその理由を知った。


要するに「読んだ後の考察と解釈」を楽しむのが、昔の文学の楽しみ方なのね。今で言う(というには微妙だが)EVAの楽しみ方に近いのかもしれない。つまり読んだ後がスタート


今の漫画、アニメの作られ方に慣れてしまったオレにはハードル高いわけだ。漫画やアニメは見る人の負担にならないように、自然に読み進め楽しめるように作られてるから宮沢賢治の作品の読み方とは大分異なる。


とにかく昔の文学作品入門書として「花もて語れ」はとてもよい作品だ


特に「花咲き山」は本当泣ける。


そして読了後、声をだして本を読みたくなる…というか読んでしまった人はオレだけではないはずだ


いつになったら藤色きなり先生の朗読を聞くことができるのだろうか…




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