赤の他人だが、なのはくじのバルディッシュペンを快く譲ってくれた人にお礼として描いた東方絵。その人の事で分かっていることは幽々子となのはが好きという事だけなので、できるだけ「なのは絵」に近づけて描いてみました。全部アナログは時間かかるわ pic.twitter.com/4BDyNdPzgK
時は(多分)戦国時代、オレは新兵として、なんだか偉そうなヒゲの武将さんに連れられ、一揆を起こし全滅した農民の集落にやってきた。俺の周りには同じく新兵であろう人々が4、50人ほどいた。
武将さんは「お前達の仕事は、その腰に下げた刀でここにある死体を全員刺すことだ。これは生存者を残さないための大事な作業、人を斬ることに馴れていないお前達に経験を積ますのにも一役買い、まさに一石二鳥の良案である。」と言った
しかしながらオレの気分は中々乗らないわけで…刀を持ちながらどうしようかと考えてる内に、他の新兵達はザクザク死体に刀を刺していく。それどころか中には肛門から刀を突き刺し喉から切っ先が出てるのを見て高笑いを始める連中まででてくる始末だ。
その他にも眼球をくり抜いて他の死体の目の中にむりやり押し込んだり、突き刺した死体を持ち上げて力自慢を始める者もいる。その光景に腹が立ったオレは死体に刀を突き刺す作業に没頭することに決めた
なぜならオレが最速でより多くの死体を突き刺し死亡を確認すれば、さらし者にされ玩具にされる死体はそれだけ少なくなると思ったからだ。一応確認が終わった死体は胸の真ん中で手を組ませ、綺麗に並べておいた。
始めに死体を刺した感想は「やわらかい」だった。死後硬直があるワリにはすんなりと刃が入り、なんというかバターを刺してる感覚だった。けど刺した瞬間にヌメッと黒いヒルが体を這い上がってくる感覚も同時に感じ気持ち悪かった。
溜まりつつある不快感を我慢しながら最後の一人まで確認が終わると、武将がオレの肩を叩き賞賛の言葉を口にしだした。どうやら真面目に作業をしたのは俺だけだったらしく、次があった時もお前を新兵達の手本として連れてきてやるとの事…勘弁してくれ
そこからはアニメの修行シーンのような省略された時間経過で時が進んだ。そこで覚えてる事と言えば、どの新兵をつれてきても最終的には死体で遊び始めるので、オレが最短で確認を済ませて終わらす事だけだ
何度も何度も現場に出てると、過去に死体で遊んでいた新兵達も死体になって目の前に横たわっているなんて事もあり「なんだかなあ」と思ったりもした。
最終的にはオレを評価してくれた武将も死体となって目の前に現れ、いつものように死亡確認をすませた後、ふと気づいたように周りを見渡すと夕日に染まる荒野にオレだけが立っていた所で目が覚めた。ちなみに起きた瞬間、心臓バクバクですげー汗かいてた