今回はイラストの依頼を受けた話
依頼といっても正規のものではなく
知り合い(月に一回会うかどうか程度の仲)からだが
これが中々に四苦八苦の連続
いいネタになりそうなので上げときます
話は、「オレ」と知り合い「A氏」のメールのやりとりから始まる
ちなみにネギまのネギとはこれ↓
もっともオレも作品自体はよく知らないのだが
絵だけ真似るなら簡単なので、迷わず二つ返事
!!!?
「やっかいな物を引き受けちまった」
この瞬間、本気でそう思った・・・
え?何で?自分の好きに描けるんだから楽じゃんと
思う人もいるかもしれない
だが、考えてほしい、それだと…
この絵でも文句は言えないんだぜ
なぜなら「まかせる」と言ったんだから
しかしながら、それで納得する人はいないわけで…
おそらくはA氏もオレが気を使わないようにと
配慮してくれたのだと思う
しかし、オレに関して言うなら
依頼に対し「自由に描け」ということは
超難問に等しいのだ
なぜなら
そうなった理由は、オレにとって
ちょい恥ずかしい話になるので避けたいところだが
イラスト、特に漫画に携わる人にとって大切な話になるので
一応、書いておく
・2、3年前くらい前の話になるが
オレはいくらかの出版社に漫画の持ち込みを
していた時期があった。
結果を率直にあげるなら…惨敗
ありとあらゆる駄目出しを受け続ける日々
そうなった人間が取る行動は・・・
①自分らしくないものを身につけようとする
要するに、今売れてる絵や話を調べて取り入れようとするわけだ
ちなみにオレが取った一例は、こんな感じ↓
魅力ある絵を片っ端から模写しまくる!
②理論を詰め込む
これらの本を読み漁って
漫画知識、理論を徹底的に叩き込む
③その後、漫画を描くと…
ガチガチの理屈詰め漫画が出来上がる
描いてる方も失敗を恐れるので
当然、面白くもなんとも無い
そして…自分を捨て、他人を身につけた作品
それさえも否定されると
となる。
たしか、立ち直って「描こう!」となるまで
3、4ヶ月以上かかったはず
その期間は、漫画から離れるのが一番のような気がする。
カラオケとか、バッティングセンターとかに行って
ストレス発散するのが吉!!
ちなみにオレが大好きなプロの作家さんでさえ
と言ってるので他人事ではないと思う。
こういう経験をするのもタメにはなるだろうが
精神的にキツイので、そうなる前に
ある程度、漫画や編集者に対する
距離や価値観を自分自身で決めておくことを
オススメする
本記事を悪い例だと思って、参考にしてもらいたい
・ちょっと話が回りくどくなってしまったが
そんなわけで「オレは自分の絵を信用していない」
そんなヤツが他人から「自由に描け」と
デザインを1から任せられると…
こうなる。つまり、あらゆるパターンを考えはじめるわけだ
ちなみにあと三枚、計10種類の衣装パターンを考えたのだが
スキャナーで取り込むのが面倒なので省略
顔は指定があったので、これ一枚ですんだが…(↓)
何枚描いてもラチがあかないので
更なる指定をもらうためにメール再開
おいおい!!なんも情報増えてないよ
もうホントにコイツ出そうかな(↓)
とも思いましたが、引き受けちまったもんな…うん
とりあえず、相手もオレの現状を知らないので
現状例を出してみることに!
例:「ジュース買ってきて」
「銘柄は?」
「まかせる!」と言われて
この中から相手の好みを選び買ってくる
ちなみに間違えたら買いなおし の状態だと
きっちり説明
するとA氏もわかってくれたらしく
よっしゃあああ、指定いただきました!
さっきのジュース例でいうと「炭酸」の条件がついた感じだ
後は、こちらで売れ路線(コーラ)を選んでやるだけだ
ボツっていわれたら、これを提出する!
と、なにやら失礼な発言を心の中ではきながらも
約20分後・・・
設定画完成!!
ここまでくれば、終わりは見えた
後はこの秘密のノートを使って…
(おっと、中身は企業秘密だ)
下書き
ペン入れ
原画終了!
着色
完成
(*本当は、このあと背景つけたり、名前入れたりと
続きの作業があるのですが、自己判断によりカットします)
ちなみに結果は大成功に終わり
A氏も絵を気に入ってくれたようで何よりだが
次からは
「絶対打ち合わせしてからじゃないと二つ返事はしない!」
そう決意した出来事でした
次回の更新は
5月23日(月) を予定
いつも長々とした記事ですいません
依頼といっても正規のものではなく
知り合い(月に一回会うかどうか程度の仲)からだが
これが中々に四苦八苦の連続
いいネタになりそうなので上げときます
話は、「オレ」と知り合い「A氏」のメールのやりとりから始まる
ちなみにネギまのネギとはこれ↓
もっともオレも作品自体はよく知らないのだが
絵だけ真似るなら簡単なので、迷わず二つ返事
!!!?
「やっかいな物を引き受けちまった」
この瞬間、本気でそう思った・・・
え?何で?自分の好きに描けるんだから楽じゃんと
思う人もいるかもしれない
だが、考えてほしい、それだと…
この絵でも文句は言えないんだぜ
なぜなら「まかせる」と言ったんだから
しかしながら、それで納得する人はいないわけで…
おそらくはA氏もオレが気を使わないようにと
配慮してくれたのだと思う
しかし、オレに関して言うなら
依頼に対し「自由に描け」ということは
超難問に等しいのだ
なぜなら
そうなった理由は、オレにとって
ちょい恥ずかしい話になるので避けたいところだが
イラスト、特に漫画に携わる人にとって大切な話になるので
一応、書いておく
・2、3年前くらい前の話になるが
オレはいくらかの出版社に漫画の持ち込みを
していた時期があった。
結果を率直にあげるなら…惨敗
ありとあらゆる駄目出しを受け続ける日々
そうなった人間が取る行動は・・・
①自分らしくないものを身につけようとする
要するに、今売れてる絵や話を調べて取り入れようとするわけだ
ちなみにオレが取った一例は、こんな感じ↓
魅力ある絵を片っ端から模写しまくる!
②理論を詰め込む
これらの本を読み漁って
漫画知識、理論を徹底的に叩き込む
③その後、漫画を描くと…
ガチガチの理屈詰め漫画が出来上がる
描いてる方も失敗を恐れるので
当然、面白くもなんとも無い
そして…自分を捨て、他人を身につけた作品
それさえも否定されると
となる。
たしか、立ち直って「描こう!」となるまで
3、4ヶ月以上かかったはず
その期間は、漫画から離れるのが一番のような気がする。
カラオケとか、バッティングセンターとかに行って
ストレス発散するのが吉!!
ちなみにオレが大好きなプロの作家さんでさえ
と言ってるので他人事ではないと思う。
こういう経験をするのもタメにはなるだろうが
精神的にキツイので、そうなる前に
ある程度、漫画や編集者に対する
距離や価値観を自分自身で決めておくことを
オススメする
本記事を悪い例だと思って、参考にしてもらいたい
・ちょっと話が回りくどくなってしまったが
そんなわけで「オレは自分の絵を信用していない」
そんなヤツが他人から「自由に描け」と
デザインを1から任せられると…
こうなる。つまり、あらゆるパターンを考えはじめるわけだ
ちなみにあと三枚、計10種類の衣装パターンを考えたのだが
スキャナーで取り込むのが面倒なので省略
顔は指定があったので、これ一枚ですんだが…(↓)
何枚描いてもラチがあかないので
更なる指定をもらうためにメール再開
おいおい!!なんも情報増えてないよ
もうホントにコイツ出そうかな(↓)
とも思いましたが、引き受けちまったもんな…うん
とりあえず、相手もオレの現状を知らないので
現状例を出してみることに!
例:「ジュース買ってきて」
「銘柄は?」
「まかせる!」と言われて
この中から相手の好みを選び買ってくる
ちなみに間違えたら買いなおし の状態だと
きっちり説明
するとA氏もわかってくれたらしく
よっしゃあああ、指定いただきました!
さっきのジュース例でいうと「炭酸」の条件がついた感じだ
後は、こちらで売れ路線(コーラ)を選んでやるだけだ
ボツっていわれたら、これを提出する!
と、なにやら失礼な発言を心の中ではきながらも
約20分後・・・
設定画完成!!
ここまでくれば、終わりは見えた
後はこの秘密のノートを使って…
(おっと、中身は企業秘密だ)
下書き
ペン入れ
原画終了!
着色
完成
(*本当は、このあと背景つけたり、名前入れたりと
続きの作業があるのですが、自己判断によりカットします)
ちなみに結果は大成功に終わり
A氏も絵を気に入ってくれたようで何よりだが
次からは
「絶対打ち合わせしてからじゃないと二つ返事はしない!」
そう決意した出来事でした
次回の更新は
5月23日(月) を予定
いつも長々とした記事ですいません