中田真秀(なかたまほ)のブログ

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IBMのApache OpenOfficeでの次の取り組み

2012-11-05 10:05:19 | 日記
IBMのApache OpenOfficeでの次の取り組み
Rob Weir
IBMとしての若干のコメントをしたいと思います。

我々IBMは、顧客、内部ユーザー、他のIBMのプロダクトチームに、IBMでのApache OpenOfficeの次のリリースでの
開発の優先順位について、意見を聞いた。明らかに、我々だけが優先順位、興味、意見に関して述べるのではなくい。
Apache OpenOfficeでの意思決定については我々だけで行うのでない。しかしながら、我々IBMの開発の優先順位について
明らかにしておきたい。それはApache OpenOfficeに参加するIBMの従業員に対して、であり、そして
IBMは何を次に焦点を当てるのかも明らかにしたい。Apache OpenOffice 3.4.0や3.4.1でした通り、我々はwikiに何週かのうちに詳細を
まとめる。更にはApacheConで話されるだろうが、私はまずみなさんに知ってもらいたい。

我々の最も高い優先度を持つものは

-- インストールおよびデプロイについての向上。特にデジタル署名をインストール時にサポートすること、マイナーアップデートに
関して完全版をダウンロード、インストールする必要がないように新しい逐次的なアップデート機能を導入することである。

-- ユーザーインターフェースの大幅な改善。Symphonyから移植された編集に関してサイドバーフレームワークおよびその
APIの導入。すでに知られているように、Symphonyに関してはユーザーインターフェースに関して多くの賞賛を得られている。
それらは、サイドバーパネルによるものである。我々はこのアプローチに関して説得力のある議論ができるはず、と私は
思っている。例えば、特に、我々は幅広いディスプレイをより頻繁に使うようになってきており、
画面の大きさということを MS Officeのリボンより、よりよく利用できる、といえる。

-- ライターに関して、目次を改善する

-- WindowsとMacOSのOSへの統合性を高める。可能な「ジェスチャー」を採用することも含まれる。

-- IAccessible2ブリッジをSymphonyから移植し、アクセシビリティを向上する。これは大幅に作業が必要だが大変重要である。

-- ユーザーからの意見を取り入れたクリップアート、テンプレートライブラリの統合。

-- ブランディングおよびユーザーインターフェースの外観(Vusal styling)をアップデートし、現代的、かつ人の目を引くように、新鮮で、適切なものにする。

-- ソーシャルインテグレーション。
我々のユーザーがその商業的な社会的行動を補完する形で、迅速かつ容易にユーザー同士の考えを共有することができるようにする。
消費者サービス固有の機能の統合だけでなく、もっと一般的な共有やアクションをおこなえるようにする。

-- そして多くのこまごまとした改善

明らかにリリース日程は今すぐはっきりさせるということはできないし、リリースはPMCの決定によるもので、IBMによるものではない。しかし、2013年の3月か4月頃というタイムフレームの間に完成、リリースへのテストができると考えられる。そして、リリースに向けた改善は、"4.0"と銘打つには十分なものであるほど大きいだろう。

いずれにせよ、我々はwikiページを設置し、これらの項目を集めることになる。いつもどおり、あなたがあなた自身で先にやりたい、と思っている項目について、wikiに加えていただきたい。これらは4.0での新機能となるだろう。または、上の項目で興味を持ったならば、我々は新機能の設計と実装について一緒に働くことをいつも歓迎している。