只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

思考自我の世界から、事実に目覚めるのです。

2017-11-03 09:00:15 | 日記

「バカと天才は紙一重成り」とよく言われています。
ですから、これは「思考自我」が用いる言葉ですね。

事実この世には「バカも天才」もいないのです。

すべて人間は“只の人”です。

ここに落ち着けば、何の問題も無く“お気楽”に
過ごすことが出来るのです。

でも幻想世界は、苦楽ある複雑なことを創作しますので、
除々に「苦悩」となっていきます。

自然の思考の無い“喜怒哀楽”が訪れたら、「思考自我」に
より事実であるが如く創作されるということです。

そして創作されたものは事実ではないので、終いには
「苦悩」になっていくという決まったパターンですね。

これが繰り返し述べている「思考自我」の、面白くもあり
面白くも無い一人芝居ということです。(笑)

世の中の約99,9%の方が、「思考自我」を自分として、
また自然の“喜怒哀楽”を自分としているのです。

自然の“喜怒哀楽”は、どのようにやって来るかは
さっぱりわからず、例えば喜びがやってきたら
喜んでそれでお終いで“今この瞬間・無思考”と
いうことです。

怒りも、哀しみも、楽しみもすべて一緒ですね。

でも「思考自我」はやって来た『喜び、楽しみ』だけを
取り入れ、『怒り、哀しみ』を排除するという分別を
するのです。

自然を、これは良い、これは悪いと100%出来ないことを
平気でするということです。

これらを見極めるため、弛まぬ“只なる実践”の持続です。