なごらいの活動レポート

なごや外来種を考える会
・・・略して「なごらい」です。
http://nagorai.org/

「明徳公園ムネアカハラビロカマキリ調査」

2019-10-29 | 日記
‘19年10月27日(日)14時~16:00  明徳公園

外来種の「ムネアカハラビロカマキリ」は最近名古屋市内でも増えているようなので調査中です。この種は在来の「ハラビロカマキリ」を駆逐するそうです。昨年は森林公園と猪高緑地で確認しましたが、今年は名東区の明徳公園を歩くことにしました。

 

顧問の宇野さんが豊田市で捕ってきた実物の写真を載せておきます。胸が赤いのですぐに見分けられますね。よく見つかる場所は、エサとなる蝶が捕まえやすいところ。つまり開けた場所で、日当たりが良く、花が咲いているようなところです。クモ類も巣を張っているようなところですね。また池の近くでもよく歩いているとのこと。なぜかというと寄生虫ハリガネムシに操られて入水自殺することがあるからです。

  

ところが明徳公園中歩き回っても、この日は外来カマキリどころか在来カマキリも他の昆虫類もほとんど見つかりませんでした。天気は良かったのになぜでしょうね。ということで調査結果は「1匹も見られず」でした。

「なごや環境大学共育ゼミナール活動紹介」

2019-10-29 | 日記
 ‘19年10月26日(土)15時~16:45  エコパルなごやバーチャルスタジオ

私達「なごらい」の活動の多くは「なごや環境大学共育ゼミナール」として行っています。
 その活動資金は名古屋市民の税金からいただいているので、毎年報告書を作り、報告会や発表会にも参加しています。今回は約50名の市民参加の発表会(全部で4団体)に出席しました。

 

「なごらい」の発表は一番目。昨年度の主な活動として1.ザリガニの駆除実験 2.外来種を捕る会 3.外来種を食べる会 4.外来カマキリ調査 5.外来樹木の塩盛法駆除実験 などについて説明しました。
とくに強調したいのは、いたずらに外来種を駆除するのではなく啓発を重視している点。
 外来種を捕る会と食べる会をセットにすることによって、迷惑な外来種にも宿る大切な命を参加者においしく食べてもらい、完結感を感じてもらえたということです。



パワーポイントで発表後のインタビューでは、個々の生き物の好き嫌いではなく、地域の生態系全体を思って活動しています…という思いを話しました。