やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

てなわけで道後

2009年03月23日 | 着物旅(国内)
ソウルの代替えに道後温泉とはこれいかに・・

ホントは、わたしは道後温泉はどうでもよかったんですが、
中途半端に終わってるお遍路の後半戦を始めるきっかけになれば
という思惑があって、四国は松山にやってきた次第です。

そうとも知らずに「ど~ごおんせんど~ごおんせん
と口ずさみながらダーリンはご機嫌でハンドル握ってます

おりしも本日(20日)より本州四国連絡橋の通行料が1000円になりました。
まことにめでたく、私も機嫌がよろしゅうございます




まずは久万高原にある札所を二つちょこっと歩いたあと内子の街へ降りました。
ここはナマコ壁の古い町並みが現存しているのですが、先を急ぐ遍路には
観光でゆっくりすることは無理なので以前はあきらめた街なのです。


内子座


そして八日市護国のまちなみ


想像よりずっとずっとよかったです。
いや~、やっぱりもう一度来てよかったなぁ
そして、ついでに立ち寄った道の駅「内子フレッシュパークからり」で
その後の旅程をひっくりかえす運命の出会いをしてしまうのでした。


ここは内子町の農作物直売所なんですが、そこに植木がいっぱいあって
うちの近所のホームセンターに比べたら半額か三分の1くらいなんです
時期的だじゃらか花木がメインに置かれてて、どれもこれも欲しくなる

あ~~~ん欲しいよぉ
すでに果物や乾物やお菓子を買い込んだダーリンがやってきて
安いな~~~買えば?と言ってる。

でも、明日は松山泊まりで家に帰るのは明後日
かといって帰る前にここまで立ち寄るには遠すぎる
・・後ろ髪ひかれる思いで立ち去りました。


お泊まりは内子の街を見下ろす「龍王温泉龍王荘」
町営です。

ダーリン、道後温泉に泊まると思ってたので唖然
しかも公営宿舎なのでもっとびっくり・・
「ここ道後違うやん!合宿所みたいやん!」
わたし「れっきとした温泉やし!遍路仲間でも評判の宿なんや!」

ダーリンはだまされた~~とほざいておりましたが、
ぬるりとしたお湯とサウナの存在で、とたんに機嫌がよくなりました。

でも、ここは今月で閉鎖になり建て替わるそうです。
地元のお客さんが教えてくれました。
建て替わったら遍路としては手の届かない宿になってしまうかもしれませんね。


次の日「なんで遍路は橋の上で杖をつかないのか」をダーリンに教えてあげるため
十夜ヶ橋の下へやってきました。


どこにも泊めてもらえなかった弘法さんは橋の下でふるえながら朝を待ちわびたという伝説の橋です。


だから橋を通るとき遍路は音がしないよう杖を手に持って通ります。
(この橋以外ならいいじゃないかと思ったりもしますが・・)


さて内子を離れる前に、やはりあきらめ切れない内子フレッシュパークに立ち寄りました。
まだ朝の8時すぎなので閉まっていればそのまま行ってしまおうと思って行くと・・
なんと朝どり野菜がウリのこの道の駅は、朝からすごい車の数です。
きっと花木を買って帰れという弘法さんの命令ね

大きな白モクレンが欲しかったけど、車に入りきらないので
やや小さい白と紫のモクレン2本をお買い上げ。
それでも3m近くあるので車に入れるのは大変でした。
何とか無事に入って、さあ思い残すことなく家に帰りましょう!


「おいおい、道後温泉は?」とダーリンが何か言ってる。
「もう帰りたい!ダーリンあんな塩素系循環温泉に入りたいの?」
「入りたい!」

ということで、しゃーないのでやってきた道後温泉


人がごった返していてお風呂にはいるのに行列してます。
そしてこの町、やけにコスプレが多い。
明治時代の格好した人がウロウロしてるんです。

昔懐かしい路面電車といいゆっくり観光するにはいい街なんですが、
私たちにはモクレンもいることだし・・
すぐ近くの「椿の湯」はすぐ入れそうなので、こっちに入ることにしました。

最後にとっても美味しいお寿司をいただいて松山をあとにしました。
次回は遍路としてまた来ようと思います。





コメント (5)
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