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お気に入りの空間探し

気の向くままに自分の気に入った空間:景色、グルメや情報を探して歩きます。

馬籠の雪

2008-02-23 12:35:37 | 山の風景
雪に降られた旅の1日目。
中津川で、降りしきる雪の中、静かに露天風呂。そして、土産に酒を買って、愛知の実家で親父と熱燗で。
という計画は木っ端微塵なまでな結末。
雪と、ぐるぐる回る水車ばかりが勢いを増す。家路を焦った結果が裏目。こうなるのだったら、馬籠か妻籠の旅籠で宿泊してのんびり昔家で囲炉裏を前に熱燗とごはん。に、すれば良かった、と悔やまれる。

旧正月な雰囲気

2008-02-19 20:17:49 | 山の風景
妻籠と馬籠、雪の世界を交互に。
で、妻籠の晴れた空の下。
この日2月10日というと、旧暦の正月にあたる時期。白い雪の風景。青い空。木戸格子に花飾り。これは、私が昔からイメージしてる正月な風景。我が家(愛知の実家)の正月は、特になにもしないので、正直つまらん。
ですから、今年から山梨の我が家では、家の中に花を飾ることにしました。正月は松。そして梅、桜、ユキヤナギ、コデマリ、ネコヤナギ、適当に花をさしてるだけですが、やっぱり季節感(実際に咲く季節とずれますが)があると、気分は良いです。
で、妻籠のこうした風景、やはり、古き良き時代の名残、というと大袈裟?ですが、生活の中に、季節感があるというのは「日本ぽくて」とても良いです。

馬籠、藤村記念館の中庭

2008-02-19 20:06:54 | 山の風景
藤村記念館の中庭。グレーな雪雲と、白く積もった雪。白壁。
この雪の下は?。ぼけっと見てると、この雪の下には薄氷のはった池、な気分。ちょっと足を踏み入れるのが、ためらわれてしまいます。暖かな海沿い生まれの私としては、こうした雪の積もった庭というのは、やはり、違和感。
空が晴れてれば、単純に「雪だあ」と楽しいんですが、この薄暗い雲行きの景観というのは、ちょっと「おどろおどろしい雰囲気」を感じてしまいます。
おとなしく離れて静かに眺めてる。時間の無い世界。

翌、妻籠は快晴

2008-02-19 19:56:48 | 山の風景
翌日10日は、妻籠宿。天気は快晴で日差しを雪が照り返し、まぶしい明るさ。
青い空と雪、そして漆の木戸。色の対比が明快で、ところどころに色が散らされる。
昨日の色の無いグラデーションの世界、暗く寒い景色から、明るく温かな風景。


八ヶ岳倶楽部で、虹色の紅葉

2007-10-28 22:41:24 | 山の風景
よくスーパーなどの売り場で飾られてるプラスチックの販促用(百均)モミジ。ワイン屋の頃、秋の新酒の売り出し(催時)などで店頭飾りに良く使ってました。虹色のあの、わざとらしいツクリモノな色あい。安っぽい見栄え。が、しかし、現実に、自然な紅葉でも、こうした色合い、グラデーションがあることに、今更ながらに気付きました。
紅葉って、樹全体を見たり、落葉した葉の赤(あるいは黄)色のグラデーション(虫食いやまだらな模様)を楽しんだり、日差しを透かした葉の鮮やかな色合い、葉脈の影模様を見たり、というのが普通な光景。
でも、この写真のように、葉脈が通り、葉が緑色から赤にグラデーションがかっているのは、あまり見かけない(気付かないだけ?)。ツクリモノみたくウソくさい感じ。
で、この写真は、このブログではたびたび登場する、大泉の八ヶ岳倶楽部にて。また今日もオーナー、柳生博さんもいらっしゃいました。ここのお庭は季節を感じさせる自然の樹々の写真を(楽して、お茶しながら)撮るには最適な場所。
季節の移ろう頃合いにお邪魔すると、季節の色合い、風情が心地よく感じられるので、ウチの愛犬ともども、便利に使わせていただいています。

紅葉の季節、でも?

2007-10-21 23:38:31 | 山の風景
先週のお話です。久しぶりのお出かけ。蓼科から美ヶ原の高原ドライブ。他のブログでご紹介。
紅葉にはまだ少し早かったようで、本当なら今日ぐらいがベストだってでしょう。しかし、年々、色付きが悪くなるような気がします。今までの写真を見直すと、年を追って、紅葉の色合いが鮮やかさを失ってきています。今回も、車から見渡す紅葉は正直寂しいような感じです。そんな中で、緑の色合いが濃く、茶褐色も混じり始めた常緑樹の森の中、一際、鮮明な色合を見せてくれたのが、白樺とツタ。白い幹、鮮やかな紅葉と、鮮やかな緑、の化粧飾り。これからの冬の時期を前にして、最後の生命の輝きに見栄をはる姿に感動を覚えます。こうした姿に魅せられて、茂みの奥に入り込むと、今まで見落としていた色合いが結構多い事に気付きました。落葉の腐葉土の黒に鮮やかなコケ(色と姿)やキノコ(鮮やかなオレンジや朱)、菌糸の白。
今週は出かける事はできなかったですが、来週にもまた改めて、チョッと装備をして、出かけてみようかと想います。

浅間山、オープンカーで。

2007-09-14 22:20:20 | 山の風景
という事で、浅間山。これは、冬。ですが。
軽井沢で早めのランチ(例えば、ヴィラデストワイナリーとか、サンクゼール「ノア」、プレストンコート「ノーワンズレシピ」)して、浅間山近所オープンドライブで、万座のハイウェイ登って、万座温泉の露天風呂。志賀方面に下って、神林温泉か、地獄谷温泉、仙仁温泉、五色温泉、寄って泊まって、「サンクゼールワイナリー」「小布施ワイナリー:ドメーヌソガ」寄って、「八滝」、「雷滝」、「米子大瀑布」見て、リンゴとワインと栗御飯と栗羊羹買って。とても回りきれないですけど、行きたいなあ、と。

車山周辺。高原の空は秋

2007-09-14 21:55:11 | 山の風景
山の向こう側から沸き出す雲。
夏なら積乱雲(入道雲)。でも、今日は巻雲とはぐれ層雲。ちょっと夏の気配(前線)を残した、秋の空。
青く高い空に、緑の大地。そして白い雲。
のんびりと雲を眺めているだけで爽やかな季節、空間。
この車山周辺は、草の茂る丘陵。これからの季節は、こうした景色が広がる空間を、時間の限り、フラフラしたい。けど、そうはいかない。浅間山の近所や、志賀高原から万座のハイウェイとか。前から行きたいとは言っていてもなかなか、行けない。
軽井沢で食事して、万座の温泉。行きたいなあ。

夕方、風のざわつく気配は秋の気配

2007-08-11 08:27:58 | 山の風景
八ヶ岳倶楽部のギャラリー。
夕方、すっかり雲が空を覆い、通り雨の気配。鳥の声も騒がしく落ち着き無く、風が樹々の葉を揺らし、森全体がざわつき出します。何の声だろう、キキキと甲高い声。この時期のこの時間帯になると鳴く声。
騒がしい反面、冷たく湿り気のある風が森を渡る度に増す寂愁感。暗くなる森に灯りが灯ると、一層募る侘しさ。
残暑。間もなく立秋。暦ももうすぐ秋。昼間の暑さに夏を感じながら、夕暮れはすでに秋の気配が色濃い季節、高原。

夏の暑さ。高原の空

2007-08-11 08:14:18 | 山の風景
八ヶ岳高原ロッヂ園内の美鈴池。
日が傾きかけた頃。里の方には入道雲が張り出しています。天気予報も山沿い地域は、夕方には雨。しかし、空の高い所には薄い絹雲。横切る飛行機雲。夏の気配、というか、真盛りの夏の雲。
高原には鳥のさえずりと、遠くで子供もはしゃぐ声。
夏、を一番強く感じるのは、高原の朝方の抜けるような澄んだ青空。澄み渡る爽やかな風と空気。冷ややかな露の湿り気を感じながら。または、海。地平の向こうで大きく張り出す立体的でボリュームのある積乱雲(入道雲)。でも、近年は夏に海に行く事は全くありません。
里に下ると、また暑い蒸した空気。このまま、高原の湖畔でぼけっとしてたいです。

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