お気に入りの空間探し

気の向くままに自分の気に入った空間:景色、グルメや情報を探して歩きます。

ついで3、楽、光悦と道入

2008-11-15 00:17:22 | 茶道具、など
三井記念美術館で、本阿弥光悦作黒楽茶碗「時雨」(近年、重要文化財になった)。と、赤楽茶碗「乙御前」も見ました。これも良いです。サンリツ美術館の「不二山」や、畠山記念館の「雪峯」や五島美術館の「七里」も、良いですが。と、楽で良いものと言うと、大抵が光悦、って、楽家じゃない。
ということで、楽家の良い、楽。ということで、3代道入。今日の毎日オークション、あと、以前、骨董商でも見て、触って、なで回しましたが(高いから、この機会にとばかりに)、薄づくりで、軽い、壊れそう、で。作品としては、楽美術館で見た黒楽「撫牛」、出光美術館の赤楽「酒呑童子」は良かったです。
ちなみに、今日、三井美術館にあった、道入。毎日オークションにあった、道入、はイマイチ。でも、それ以上に、惺入や覚入、弘入には、ほぼ無関心、な楽茶碗。

ついで2、萩、三輪休雪、壽雪&休和

2008-11-14 23:49:01 | 茶道具、など
で、東京国立近代美術館-工芸館の三輪壽雪、そして、高山の茶の湯の森で見た、三輪壽雪、休和も良かった(初めて鬼萩が良いものに見えた、それまでは「やり過ぎ」と思ってました。ちなみに、月形那比古の「鬼志野」も「やり過ぎ」と思ってました)です。
が、オークションに出てた、11代三輪休雪(壽雪のこと)は、イマイチ、で。
作品がイマイチ、だからオークションに出されてしまうのか、展示(照明、ガラスケースの向こう側)で見事に見えるだけなのか、という疑問が。確かに、この白色、釉薬の質感は照明映え、写真映りがしますから、直に見るとちょっと模造品っぽく見えてしまうのかな、と。あと、土見せ、のバランスとかも大事なポイント、なんじゃないかな、などと考えてしまいましたが…。

ついで1、志野焼「卯花墻」

2008-11-14 22:57:21 | 茶道具、など
東京、焼物見学ついでに三井記念美術館、志野焼「卯花墻」国宝、も見てきました。これも良いです。たしかに志野焼としては抜群の良さ。五島美術館の志野茶碗、「峯紅葉」(鼠志野だけど)も良いけど。
で、志野焼といえば、荒川豊蔵。良いです。加藤唐九郎も良いです。で、オークション下見会場にもありましたが、鈴木蔵、林正太郎、若尾利貞、は、イマイチ…、キレイ(ガス焼き)だけど。使ってもキレイ、見栄えは良さそう、でも、何か足りない。やっぱり薪窯、奥磯や月形の方が個人的に好感もてます。
「卯花墻」は、焼きがキレイ。乳白色も、緋色もキレイで、肌もキレイ。というか、キレイすぎ?。でも、そこが志野焼の女肌っぽい良さ。色気ムンムン、て感じで。そう考えると、ガス焼きのキレイ志野は、整形美人っぽい。

15代、楽吉左衛門の茶碗

2008-11-14 22:56:17 | 茶道具、など
本日は、お仕事を休んで東京まで出かけました。
目的は、昨日今日の2日間、毎日オークションの下見会。オークションは明日ですが、出品作品に触れることができるのが、この下見会の良さ。というのも、今回、出品作の目玉が、15代 楽吉左衛門の作品。これはぜひ、手に触れておきたい。15代の作品は、これまで、京都の楽美術館、高山の茶の湯の森、そして、日本橋の骨董商、と見てきて、今回でまだ、4作品目。琵琶湖の佐川美術館の楽吉左衛門館には未だ行けてない。
直に見て触って、手に持って、やっぱり良いです。色、形、肌触り。予定落札価格は500万円から、とても買えませんが、一度は使ってみたいです。
で、その後は、ついでに、東京国立美術館工芸館へ。ここにも15代の作品が展示され、しかも、三輪壽雪(人間国宝)の鬼白の萩割高台と荒川豊蔵(人間国宝)の薄紅の志野に挟まれて置かれている。碧、黒、灰の楽、筒篦削り。良いです。負けてません。
宝くじが当たったら、絶対に欲しい。です。

3連休のあれこれ2

2008-11-04 00:48:33 | その他
さて、急に魚料理が食べたくなったのは。
連休初日は、部屋の模様替え。アトリエを、ようやくちゃんとした「グラフィックルーム」に。パソコン(Mac)やスキャナー、プリンターなどをデスクに整理して。さらに本棚、オーディオ、お絵描き道具も整理し、CGと生絵(イラスト、油絵)のできるように。で、ついでに昔のビデオ(テープ、と、レコード、CD)やら書籍(アイドル系も有り)など整理してたら、結構懐かしいものが盛り沢山。80、90年代ものがぞろぞろ。それと、昔のブランドもの(コムデのPLUSやrobe de chambre やミヤケのplantation、Y'sのレディース:勿論私が着てたもの)も引っ張り出して。
というのは、特に関係ありませんが、2日のお呼ばれの披露宴で、白いネクタイが見つからず、ヤバい。ドレスシャツが無い。しゃーない、引っ張り出した懐かしのY’sの白のドレープカットソー(女物)に、PLUSの花柄のスーツか。とパニくったりもして。
それは、式場が「オサレ」なイタリア語の式場だったから。結局、普通に色物シャツで誤摩化して、黒服。
しかし、イタリアンな式場では何故かフレンチのコースを食わされ、しかも…。とにかく、夜まで胃もたれ状態。やっぱり、日本人は和食よ。と、単に年取って油物系に弱くなってるということなんですが、高い祝儀払って美味いモノが食えず、3連休の最終日は法事、で仕舞い。ということに納得できず、今日、朝出で、熱海の魚、ということになった訳です。


3連休のあれこれ1

2008-11-04 00:06:52 | 山の風景
3連休の最終日、ようやく、というか、無理に、というか、箱根に行ってみました。本当は熱海に美味しい魚料理が食べにいきたかったんですが、ちょっと時間的な制約で、箱根止まり。
で、今日はちょっと天候もイマイチで、紅葉にもまだ早い感じです。
今日のお出かけの目的は、魚料理、ということで、さて、箱根で魚料理というと?。
仙石原で「うなぎ」か「鯛とろろ」か。さっぱり系ということで、仙石原の『福風』の「鯛とろろ」。
となると、仙石原のすすき。
天気が良ければ、もっと白く銀色っぽく光る穂、ですが、今日は黄味がかって、どちらかというと金色っぽい、まるでフィールズオブゴールド(fields of gold)。ということで、ipodで、Stingでも聞きながら、遊歩道?を外れてすすきに身を隠して、ぼけっと。すると、「shape of my heart」(映画「レオン」のエンディング曲)もかかり(要はStingのアルバム「Ten summoner's tales」を聞いていた訳です)、季節がらセンチメンタルな気分に浸っておりました。さらに、風も吹いており、すすきの穂が揺れる度に、タルコフスキーの映画「鏡」のワンシーンの景色なども思い起こして、さらに、どっぷりと「自分の世界」に浸っておりました。


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