お気に入りの空間探し

気の向くままに自分の気に入った空間:景色、グルメや情報を探して歩きます。

志野茶碗の名品が欲しい

2007-08-27 07:18:07 | 茶道具、など
茶碗といえば志野。の私ですが、なかなか名品に手が届きません。最近、ヤフオクで、結構良いものが出ますが高値で競り落とせないのが悲しいです。若尾利貞の志野、鼠志野が立て続けにヤフオクに出ましたが20万円越え。毎日オークションでも出てますがこちらも30万円近所の価格。ヤフオクのが若干安値でお買い得?ですが、そんな金額のお茶碗なんて買えないし、使えません。
そして、次回の毎日オークションのリスト届きましたが、な、な、ナンと。今回志野で、加藤唐九郎、荒川豊蔵、鈴木蔵と、志野焼の巨星3人のそろい踏み(これに加藤孝造で四天王、北大路魯山人は微妙)。予想落札価格100万円越えの名品揃いの豪華なオークション。もちろん買えませんが、下見会だけでも行って、実物を見たい!。
これらに加えて、林正太郎、そして若尾利貞といったところが私の関心の的。
志野焼の肌合い。土肌と釉肌。白、ピンク、オレンジ、緋色(または鼠、紫)の色合い。景色。そしてもちろん、形。見比べていて飽きない味わい。萩は正直見てると飽きる(古萩、三輪の鬼萩は別かな?)。織部は好き嫌いがはっきりして、しかも飽きが来る。
前に鬼志野:月形那比古が見たいと書いて、美術館を先日土岐まで訪ねたら臨時休館。窯変金志野:鈴木富雄も未だ実物が見れず。こちらは関心薄れ気味。
そして、土岐で見た志野角大皿、迷って買わなかったのですが、使い勝手がないのにやっぱり欲しい。
で、話は戻って茶碗。中島一耀、奥磯親子、加藤十右衛門、加藤重高、玉置保夫、各務周海などが、私の手が出るところ、ですか。

レストラン「オットセッテ」リゾナーレ小淵沢

2007-08-20 17:03:32 | グルメ
地元山梨のお食事情報です。
小淵沢のリゾナーレは、普段からフラフラしてるお気に入りの場所。以前は森ビル(ラフォーレ)経営で、結構東京意識の強いリゾートでしたが、最近はすっかり様変わり。雑貨のテナントショップが増え、体験工房もでき、喫茶可能な本屋さん。プール『イルマーレ』はすっかりファミリー向け。スーベニアも地元志向。ウェディング施設ばかり充実。と、良いのか悪いのかよく分からん方向性(私には)。でも、ここのイタリアンレストラン『OTTO SETTE(オットセッテ)』は、以前から食事が美味しいと評判。でも、最近リニューアルもしたので、恥ずかしながら、始めてご利用させていただきました。ここは、イタリアンなのに、山梨(長野県境)という立地から、山梨、長野の国産ワインも充実(セレクションにはこだわりアリ)。
今日は、予約して本当久しぶりのディナー(フルコース)。写真はリゾナーレのエントランス。左側の白い灯りの部分がレストラン。このレストランはホールの天井が高く広い空間。内装は建物自体デザイナーズ(当時流行りの)なので、それは善し悪し。私には懐かしい感じがあって「良し」ですが。(天井の目隠しは見苦しいから、どうにかして)
さて、食事。正統派イタリアン(というのがどういうものか知りませんが)をアレンジして、地元(和風)食材を合わせた料理。コースの仕立てもワインの選択に困る感じ。イタリアワインは合わんだろう?。って感じです。聞けば、やっぱりお勧めは国産ワインだそうです。器もデザイナーズっぽいチョイスで、これも善し悪し。これは私的にはNG。今日は車でワインはNGというのが残念。やっぱりガス入水では味気ない。料理は全体的にイタリアン(味が濃い)というより和風な素材感のある味わい。コースの流れも良いのですが、不満は、途中の「お口直し」の味が、これだけは別の店、って感じの、別味。突然、味が濃くて、温度が違って、パンの配分が狂いました。そしてバルサミコの料理が無かったこと。ちょっと単調な流れに感じてしまいました。でも総じて味は美味しいです。料金はまあまあ無難な線(とはいえ高いです)。また来ても良いかなと、想います。
ちなみに、ランチは夏期のみで、しかも、昼間は景観が悪い。そして、この施設自体、子供が五月蝿い。ことが、ままあるので利用の際は、時期を考えないといけないのかな、と。

志野と色絵

2007-08-11 08:47:06 | 茶道具、など
先日ご報告の尾形乾山の茶碗、やはり『尾形乾山(尾形光琳の弟)』ではなく、偽物でなければ後世尾形乾山。器のボリューム感や、釉薬が全然違う、って感じです。けっこう仁清風(もしくは永楽風)の京焼きな色絵の茶碗。でも、時代がありそうな感じで、雰囲気はしっかりあります。(購入価格は妥当な線)
そして、また新たに現代陶工さんの志野焼の茶碗も購入。普通に大降りな志野焼で色目もキレイで景色もしっかりあります。でも、この二つを並べると、志野焼の若く新しい色合いや釉肌、土肌の感じが未熟っぽくて、やっぱり、茶碗も時代感が大事なんだな、と思います。(志野焼も尾形乾山もほぼ同額)
で、萩や織部黒。やはり新しいのは軽く落ち着きがないような見栄。古備前の火入れが圧倒的な存在感。(しかも安かった)
こうなると、1志野、2萩、3織部ともに、1古志野、2古萩、3古織部と、関心と好みが変わっていきます。

夕方、風のざわつく気配は秋の気配

2007-08-11 08:27:58 | 山の風景
八ヶ岳倶楽部のギャラリー。
夕方、すっかり雲が空を覆い、通り雨の気配。鳥の声も騒がしく落ち着き無く、風が樹々の葉を揺らし、森全体がざわつき出します。何の声だろう、キキキと甲高い声。この時期のこの時間帯になると鳴く声。
騒がしい反面、冷たく湿り気のある風が森を渡る度に増す寂愁感。暗くなる森に灯りが灯ると、一層募る侘しさ。
残暑。間もなく立秋。暦ももうすぐ秋。昼間の暑さに夏を感じながら、夕暮れはすでに秋の気配が色濃い季節、高原。

夏の暑さ。高原の空

2007-08-11 08:14:18 | 山の風景
八ヶ岳高原ロッヂ園内の美鈴池。
日が傾きかけた頃。里の方には入道雲が張り出しています。天気予報も山沿い地域は、夕方には雨。しかし、空の高い所には薄い絹雲。横切る飛行機雲。夏の気配、というか、真盛りの夏の雲。
高原には鳥のさえずりと、遠くで子供もはしゃぐ声。
夏、を一番強く感じるのは、高原の朝方の抜けるような澄んだ青空。澄み渡る爽やかな風と空気。冷ややかな露の湿り気を感じながら。または、海。地平の向こうで大きく張り出す立体的でボリュームのある積乱雲(入道雲)。でも、近年は夏に海に行く事は全くありません。
里に下ると、また暑い蒸した空気。このまま、高原の湖畔でぼけっとしてたいです。

八ヶ岳高原音楽堂、夏

2007-08-09 09:11:40 | 建物探訪
ちょっとブログ内検索したら、音楽堂の画像は雪のシーズンのものしかありませんでしたので、あらためて、この時期の音楽堂の外観、アップします。
建物はカラマツやツガ、の木肌が美しく、四方をガラスに囲み、低く庇を降ろした屋根は鋼板。屋根の頂にはガラスの明かり取り。一見、ちょっと洋風で教会風、でも、以外と和風、な見え。周囲は芝生の小山に囲まれて、自然の中に違和感無く佇む趣き。
割と重心を低く構えているので、三角屋根のとんがりが、逆に天に突き出す感じ。
写真手前がホールで、奥がホワイエとエントランス。
ちなみに、ここは標高1,500メートルの高地。音響効果もしっかりしてるので、透明感のある音が楽しめます(HP参照)。

八ヶ岳高原音楽堂

2007-08-09 08:30:06 | 建物探訪
今回、はじめて音楽堂の内部を見てきました。
外観は以前にも紹介してますが、硝子と木と鋼板、山の中のぽっかりと開けた空間に、孤高にして楚々として建つ、小さな音楽堂です。やっぱり内部も小さめ、ですが、席が低く、四方がガラス、天井は高く、で、以外と広く感じます。昼間のこの景観は、とても音楽堂には見えません(結婚式場にも利用できますが、確かにそんな感じ、教会に近い印象です)。
ピアノが1台。ステージにあって、それで十分な空間。夜のコンサートでは、この空間がどんな感じになるのか?。
ぜひ一度、公演に訪れてみたいです。できれば星降る夜、雪に埋もれたこの音楽堂に。

高原ロッヂ、夜のディナーは?

2007-08-09 08:29:42 | グルメ
さて、夜の食事は、メインダイニング『ラ・プラトー』は本格的なフレンチ、とはいえ、食べた(利用した)事がないので、ホールの雰囲気も味も分かりません。
この写真は夏期限定のランチ営業。高原の森(中庭)にテラスを張り出してテーブルセットしてますが、夜の時間はどんな感じでしょうか?。山の中の夜、ですから窓際の席なら、星空が見えるかも、ぐらい?。

高原ロッヂ園内、美鈴池

2007-08-09 07:58:13 | 山の風景
高原ロッヂの近く、美鈴池は小さな人造湖?。一周しても30分もかからないぐらい。
魚も泳いでいる、ようですが、アメンボウの小さな儚いほどの波紋を、一回り大きくしたぐらいの同心円の波紋が幾つか、ちらほら、あるいはまとまって、ぐらいの感じです。釣り禁止、の看板は必要ないんじゃない?。
八ヶ岳の遠望もありますが、素晴らしい、程ではありません。
で、訪れる人も少なく、静か。だから、これまたプライベートな感じで、隠れてひっそり、湖畔の石に座って、ボケッ。
私は湖畔でボケッとしてれば幸せな人種ですから、お手製のサンドイッチと冷たい紅茶ぐらい持ち込んで、適当に本でも読みながら半日はダラッと。でも、この場所は日差しを遮るものがないので、それが悩み。

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