イタリアワインをこよなく愛する名古屋の歯科医ブログ

イタリアワイン好きの名古屋の歯科医が、診療室でおこる日々の出来事や、その日出逢ったワインのことを綴ります

IDS 番外編

2009年03月29日 | Weblog

実は今回のツアー、
ケルンに入る前に1日程度のウィーン観光がついていました

僕としては、市街地の建物をゆっくり見て回りたかったのですが
そこはツアー旅行の不自由なとこ、
バスで1日ウィーン郊外に連れ出されました(笑)

まずは、「Before Sunrise」「第三の男」などの映画に出てくる
プラーターの大観覧車を横目に観ながら


ドナウ川沿いに北上しヴァッハウ渓谷を通ってメルクの修道院へ向かいました


まさに絢爛豪華という言葉がぴったりの教会です


そして、ハプスブルク家の夏の離宮、シェーンブルン宮殿

すごいとこに住んでたんですね


そして、市街に戻って食事の集合時間までに1時間あったので
本隊から離れ、一人徒歩で大慌てで街を散策しました
団体旅行の宿命です


まずは国立オペラ座とウィーン名物の赤い路面電車

映画「Before Sunrise」で主人公の二人も路面電車乗ってましたね

ザッハートルテで有名なホテル、ザッハー

トルテ食べる時間はなかったす


美術館がいくつもあるのですが、ことごとくこの日の月曜日はお休みで
唯一開いていたのが、ここアルベルティーナ

レンブラント展と「モネからピカソまで」と題した展示会をやっていました

不思議とどこへ行ってもモネに出会います

これはハプスブルグ家の王宮


カール大公騎馬像

こんなんがそこらにありますが、誰がなんなのかわかりません(笑)

これは国会議事堂


これは市庁舎



ふ~っ!大慌てで、なんとか食事の集合時間に間に合いました
もっとゆっくり周りたかったですね


何百年も経っている石造りの建物はさすがに迫力ありましたね
がっしか~し、歴史の長さをガイドさんが語ると、
日本も全然負けてないぜって思いになります

ハプスブルグ家がどんなけ続いたか知りませんが、
日本の天皇家のが長いですもんね

京都や、奈良の価値を再認識させられます

ただ、歴史的建造物と共存して生活してるのはさすがですね、
みならわないといけませんね

とにかく、慌ただしい旅でしたが
自分ではなかなか選択しない所に行けたのでよしとしましょう



IDS 続報

2009年03月28日 | Weblog

昨日、ドイツから帰国し

今日から仕事に励んでいますが、

IDSの話題をもう少し



日本の機械メーカーのナカニシのブースです

建物の表にもたくさん看板を出していて、とっても頑張ってる感じでした


こんな、パフォーマンスもやってます



面白いのはこれ、


人工骨のメーカーですが、期間中毎日、1日4回ライブオペを会場のブースで行い
モニターで実況して見せていました

ドイツでは、法律的にOKなんだそうですが、
歯科医院以外で診療するなんて日本ではありえません



合間をぬって、ケルンの大聖堂近辺をちょっとだけ徘徊、

大聖堂の正面です


大聖堂の横のローマ・ゲルマン博物館をちらっと観てきました

石ばっかでしたけど(笑)


もちろんケルンのビール”ケルシュ”飲んできました

けっこうあっさりしてます


さて、今回のツアーでご一緒していただいた先生方と
ヴィルヘルム1世の騎馬像の前で記念撮影


皆さんお疲れさまでした




IDS at ケルン

2009年03月25日 | Weblog

昨日から

2年に一度行われる”IDS 国際デンタルショー” を視に

ドイツはケルンに来ています



日本で一番大きな横浜デンタルショーの5倍くらいの大きさでしょうか

すごい規模と、すごい人出です


日本のメーカーも頑張ってます


アストラテックのブースも大きいスペースをとってます


超音波スケーラーの会社のEMSが元気いっぱいでしたね


3Mもたくさんの人が集まってました
LAVAがかなり進化してます、日本への導入が待たれます



全体的に見渡すと、CAD/CAMものが圧倒的に多く展示され、
大手インプラントメーカーはどこも
3D診断~コンピュータによる手術計画~手術ガイドのCAD/CAMを用いた作製~
そして、アバットメント、上部構造のCAD/CAMを用いた作製まで
全てをコンピューターでやってしまおうというような感じでした

もちろん、その分野でのリーディングカンパニーは、
今回我々のツアーを企画していただいたシロナです

シロナのブースでは、夕方になるとビールとシャンパンがふるまわれ、
サッチモ風のおじさんの歌のパフォーマンスが始まりました



そして場所を移動して、今夜はシロナナイトと称したパーティーです

会場からでてきたら、ケルンの大聖堂ごしに夕日が沈む絶景がみれました






シロナナイトは倉庫を改造したようなライブハウス?で行われます
まずは、CEOたちの挨拶です


そのあとは、バンドが入ってダンスホール状態です


このパーティーは、世界各地のシロナのディーラーさんをもてなすという感じで
エンドユーザーの我々はあまりターゲットではなかったようです

日本のデンタルショーは歯科医料従事者向けですが、
このショーは世界各地の歯科ディラー、バイヤーたちもターゲットなんですね

まあそれなりに楽しめましたけどね


宿泊は隣町のデュッセルドルフです

また明日、いろんな情報やおもしろ商品を見つけに行ってきます



GCインプラントセミナーでまた豚と格闘

2009年03月17日 | Weblog

3月15日の日曜日、

GC名古屋支店で、GCセミナーの講師をしてきました





今回は4回コースになっている、インプラントパーフェクトコースの3回目で、
インプラント周囲の硬・軟組織のマネージメントについて担当し、
講義と実習を行ってきました



12名の参加者の方々、皆さんとても熱心に実習されていまして、
こういった、実習付きのセミナーはやはり良いよねと、
一緒に講師を勤めた小野寺先生と二人で納得していました


講義中の小野寺先生です


この2ヶ月で3回、豚の下顎を使った実習付きのセミナーを行いました
今、豚の歯茎を触らせたら、
日本で5本の指に入れるくらい上手になってるかもしれません(笑)


そして、この日のセミナーで、年末から続いた講演やセミナーが一段落しました
次の予定も入って来てますが、しばらく充電です
自分が勉強しないといけませんね


来週は、2年に一度開催される世界最大のデンタルショーを視に、
ケルンに行ってきます
ここで出てくるトピックが、2年遅れで日本に入ってくると言われてます


世界の歯科界がどこの方向に向かっているのか、
しっかり視てこようと思っています


今回はガチガチにスケジュールが決まったツアー旅行ですので、
あまり自由に動き回れませんが、初ドイツですので
街の雰囲気も、またブログでレポートしていきたいなっと思ってます


BAHO at ダイアモンドホール

2009年03月10日 | Weblog

久々のライブです
日曜日の夜、BAHOをダイアモンドホールで見てきました。

たぶん、BAHOって誰?と思われる方多いかと思いますが、
往年のギターキッズにとっては神様的存在のチャーと、
石やんこと石田長生のアコースティックユニットです

途中休憩をはさんで、なんと3時間半のライブ


休憩の間に舞台をパシャリ、写ってるのはローディーです

二人の超絶ギターテクと、爆笑トークに大満足のライブでした
結成20周年ということでしたが、
そういえば、初めて聴いたのは学生の時だったよなっと、時の流れの速さに納得

それにしてもチャーはかっこいい!歌もめちゃうまい!
あんな風に年とりたいもんです



一つ悲しいお知らせです

僕が愛して止まない、八事のマフィン屋さんRAFTER'S
違うお店になっちゃいました

日曜日の昼下がり、
ここでマフィンとポテトとコロナビールをいただくのが
僕にとって至上のリラクゼーションだったのに。。。

ショックです

お店はすでに違う方が同じようなマフィンをやっているのですが、
味が似てるようで全然違うし、
あの大好きだった”ゆるい”雰囲気がなくなってしまって、
違う店になってました

聞いてみたら、前のオーナーは、この春に緑区で移転オープンするとの事

必ず探し出さねば


チャオチャオ餃子

2009年03月07日 | Weblog

昨日は、
診療終了後、Dr.達だけ居残って、ちょっとした勉強会

勉強会がはけたあと、小腹がすいたので、
男チームは連れ立って、近所のチャオチャオ餃子を食べにいきました


餃子とご飯をかきこむDT. J とDr. tetsu

一人餃子3列いきましたが、若い連中はご飯2杯いってました
さすがです

お店がいっぱいだったので、店外の机で山盛りの餃子を食べていたのですが
道行く人たちが「うまそ~」「おいしそ~」って連発してました

時間的に、ちょっとお酒が入って移動中の人々だと思いますが
そんな時って、パリパリに焼けた餃子の姿と香ばしい匂いにひかれますよね(笑)
軽い優越感を味わえました


全く話し変わりますが、

最近お気に入りの1枚

Charlie Wilson の「Uncle Charlie」

アラフォー世代以上の人はわかると思いますが、
「Outstanding」とか「Burn Rubber on Me」などの曲で有名な
The Gap Band の Vo. のチャーリー・ウィルソンです

したがって、当然50歳をこえていて、
アルバムタイトル通りチャーリーおじさんなんですが、

前作の「Charlie, last name Wilson」はR.Kelly 色が強く、
それはそれはで良い出来でしたが、
今作はT-painなんかも参加してバラエティーに富んでいて、売れ線のつくりで
チャーリーの伸びのあるVocalが生かされている感じです

Ne-Yoかと思える2stepの曲なんかもあり、しっとり聴かせるバラードもありで
なかなか上質のR&Bアルバムです
とにかくチャーリーは歌がうまいです

去年ビルボードに来てたんですよね、見たかったです

アメリカでも結構売れてるみたいですね
アラフォー世代の心をとらえたんでしょう

興味あったら聴いて見てください


中日新聞の記事から

2009年03月06日 | 歯医者のはなし

昨日、今日と、
中日新聞に珍しく歯科関係の記事が続けて掲載されていました

一つは、X線に変わる近赤外光の撮影装置!

歯や骨など硬組織を観察するには、
X線撮影がべストで、尚かつ唯一の方法なのですが

大府市の国立長寿医療センターと小牧市の光源メーカーが開発したのは、
光干渉断層診断法と呼ばれる方法を活用し、
歯や歯槽骨の3D画像を短時間で撮影、画像構築できるシステムだそうです

現在、3D画像を得ようと思うと、CT撮影を行う訳ですが、
かなりのX線被曝を伴います

が、この装置は人体に影響のない近赤外光を用いるので、
何枚とっても安心
これは、患者様にも、撮影するスタッフにとってもありがたいですよね
X線を遮蔽する撮影室もいらないと思うので、導入もし易いでしょう

数百万で販売可能とのことなので、現在の歯科用CTの1/3以下かも
早く実用化して欲しいものです


そして、もう一つは再生医療の話題!
1週間に一つぐらい、なにがしか再生医療の話題が新聞に掲載されています
それぐらい、研究や、特許取得など開発競争が激しいのでしょうが

今日の記事は親知らずから新型万能細胞「iPS細胞」を作製する話です

これまで、iPS細胞の作製には4つの遺伝子を導入する必要があり、
それが、安全性の面で大きなハードルで、
いろんな研究機関が、導入する遺伝子を減らす研究ににしのぎを削っています

今回、岐阜大学が開発した手法は、
ヒトの親知らずの中にある歯髄幹細胞、
つまり歯の神経と言われる組織に含まれる細胞に
IPS細胞の作製に必要な4遺伝子のうち2遺伝子がもともと働いている事に着目し
残りの2遺伝子を組み込むことでiPS細胞の作製に成功したということです

親知らずは多くの方が抜いてしまう歯で、
さらに、我々も抜いたら捨ててしまうだけなので

このような活用法があるならば、iPS細胞作製の材料として
親知らずは入手しやすく、有効な方法になることでしょう

すでに、乳歯バンクというものが立ち上がり、
同じような目的で、将来の再生の為に自分の乳歯を保存しておこうという
ビジネスが動き出していますが、
親知らずバンクというものも立ち上がるかもしれませんね(笑)

自分の幹細胞を保存でき、将来もしも何かのときに再生医療の材料として
自分の細胞が使えるというのはありがたいですよね

ただし、研究は予想をはるかに超えるスピードで進んでいますので、
じきに、皮膚や粘膜のちょっとした普通の細胞から、
遺伝子を入れる事なく、iPS細胞が作れる日もそのうちくるんんでしょうね


たまたま歯科関係の話題が2日続きで掲載されましたが、
夢の膨らむ話題は良い事です





アストラテックインプラント追加セミナー

2009年03月02日 | Weblog

ちょうど1ヶ月前の2月1日に、
アストラテックインプラントのアドバンスコースのセミナーを行いましたが

その時応募者多数の為、お断りさせていただいた先生が多くおみえになったので、
昨日、追加のセミナーを8名限定で開催させていただきました



実習がメインのセミナーなので、一人で講師をさせていただくとなると、
これくらいの人数がちょうど良い感じです

なにより、参加していただいた先生方と、いろんな話しができるのが良いですね


今回も豚の顎を使って、時間の許す限り実習を行っていただきました



豚とにらめっこして、実習のプランを練ってます


参加していただいた先生も、皆熱心に実習され、
中身の濃い、良いセミナーになったかと思います

楽しい1日になりました

アストラテック&ササキの皆さんご苦労様でした