イタリアワインをこよなく愛する名古屋の歯科医ブログ

イタリアワイン好きの名古屋の歯科医が、診療室でおこる日々の出来事や、その日出逢ったワインのことを綴ります

がざっと(Gazzat)飲んで喰らってきました

2008年06月30日 | Weblog

まさに、灯台下暗し!

先日、グルメブログで有名なK氏(以前のうどんブログで登場)にお願いして
ナディアパークの矢場公園を挟んだ真向かいのお店、「Gazzat」さんに
連れて行ってもらいました

Fish & Wine とお店のサブタイトルに書かれているように、
新鮮なお魚料理と、自然派ビオワインのお店です

以前から噂は聞いていて、気にはなっていたのですが、
L.O が21:30で僕にはちょっと早く、行きそびれていました

こんな近くにこんなナイスなお店があったなんて

魚食いでワイン好きな僕にとっては、ど真ん中ストライクでした

これは激うまブイヤベース


これは果実身たっぷりなビオの白ワイン

エチケットにあるように、牛を引いて耕しているそうです

ヨットで世界を回っているマスターも奥さんも気さくで、
カジュアルに、美味しい物を軽く飲んで食べたい時にはベストかも

ただ、やっぱり終わりが早い 次いついけることやら。。。


詳しくは写真の奇麗なK氏のブログで→http://blog.livedoor.jp/k1500/archives/2008-07.html?p=2#20080701

光造形骨モデル

2008年06月29日 | 歯医者のはなし

最近の歯科医療は、

CAD/CAMに代表される、様々な最新の工業技術が取り入れられ
日々目覚ましく進歩しています

そんな中で、大きなインプラント手術の時に重宝するのが光造形骨モデルです

この春、当院では歯科用コーンビームCT「ガリレオス」を設置し、
リアルタイムで骨の診断が出来るようになりましたが、
いくら3Dでモニター上に表現出来ても、
それはモニターという平面の上でしかありません

あとは、頭の中で想像を膨らませることになりますが、
細かなニュアンスは、想像だけでは限界があります

そんな時、CTのデータを業者さんに送り、光造形骨モデルをオーダーします

数日でこんな感じの骨の模型が送られてきます

上顎の模型です

溶かしたエポキシ樹脂に光をあてて固めて、積層造形していくらしいのですが
これが、恐ろしく正確で、寸法精度はほとんど狂いがありません

この上に手術用のガイド(ステント)をさらに光造形で作る事もありますが、

僕は、大きな手術の前にはこのモデル上でシミュレーションを行い、
インプラントを埋入する方向や深さのイメージを頭に叩き込んでから
手術にいどみます

実際に手術を行うと、あらかじめ模型で見ていた状況がそこにある訳ですから
慌てる事無く、確実な手術が可能になります

手術用ガイドを作る事が可能な症例では、ガイドを用いて手術をする事で、
術前にコンピューター上でシミュレーションした通りの手術がほぼ可能になります
ドリルの径毎に用意されるガイド


うーん、テクノロジーの進歩ってすごいですよね、
きっと、一般の工業の世界の技術はもっともっと先を行っているんですよね

平成教育委員会の工場見学に出てくる工作機械なんて、ほんとびっくりしますもんね(笑)

参考までに、この光造形技術を提供しているのは、マテリアライズ社です


ロッボットが手術をする日はすぐそこまで来ているのかも。。。




夏のお昼ご飯は冷たいうどん

2008年06月23日 | Weblog

だんだん暑くなってくると、お昼ご飯がのどを通りにくくなってきませんか?

そんなときは、冷たくてコシのある、美味しいうどんが食べたくなります、よねっ

美味しいうどん屋さんをやっとみつけました

栄2丁目の「うどんの千」さん!!!


栄3丁目には一昨年まで、「楽々」といううどんの名店があり、
夏場になると、週3くらい、ころうどんを食べに通っていました

その「楽々」さんが惜しまれつつも閉店して以来、
うどん屋さんを探し求め、
途中ラーメン屋さんに吸い込まれ、油っ濃さに後悔すること数度、
やっと見つけた美味しいうどん屋さんです

知人のK氏のブログで知ったのですが
本物のうどんを食べさせてくれるお店です

k氏のブログから写真頂戴しました

このランチのセットで850円!!!天丼も丼つゆが僕好みで、かなり美味いです
とにかく、うどん自体がうまい!!しかも待ち時間ほとんど無く出てきました

カレーうどんも凝ってるみたいなので、近々にまた行ってきま~す

明日行ってたりして(笑)


CHANEL MOBILE ART 観てきました

2008年06月16日 | Weblog

昨日は、
東京でのインプラントセミナーが終わった後、
代々木で行われているCHANEL MOBILE ARTを観てきました



イラク、バグダッド生まれの女性建築家ザハ・ハディッドのデザインした
有機的な何とも不思議な形のパビリオンの中で
シャネルのキルティングをモチーフにした様々な形のアートを
ヘッドフォンから聞こえるこれまた不思議なナレーションと供に観ることができます

今年の2月の香港を皮切りに、東京、NY、ロンドン、LA、モスクワ、パリを
建物ごと300のパーツに分解して運んで、巡回展示して行くそうです

アラーキーやオノヨーコなど馴染みのアーティストの作品もありましたが、
個人的にはレアンドロ・エルリッヒの箱庭が良かったですね

川面に映るアパート、みたいな感じをみせてるのですが、
その水面に波紋が出て来たり、昼から夜に変わったり、
アパートの人たちが生活しているような日常のイメージが出て来たり
窓にはシャネルのロゴがあったり(笑)
うーん、文章では表現出来ん 評論家にはなれませんね


40分で全行程終了ですが、出口でこんなお土産をもらえます

写真集というかパンフレットというか

入場無料ですが、WEBからの事前予約が必要です

僕は昼間に観に行きましたが、夜の時間帯のが幻想的で良いかもしれませんね
7月4日までです。東京に行かれる方は、観ておくと良いかも

こちらにも情報出てます
http://mobileart.excite.co.jp/

シークレットセミナー IN TOKYO

2008年06月15日 | 歯医者のはなし

今日は、東京で朝からセミナー受講です

ノースカロライナ大学のリンドン・クーパー教授のシークレットセミナーです
別の学会の演者として来日されているのですが、帰国直前の半日を使ってのセミナー



総入れ歯で困っている方に、
インプラント埋入手術と仮のブリッジの制作を即日で行う、
即時荷重インプラントの話でしたが、
模型でのデモンストレーションも見せてくれて、


なるほどねという小技をいろいろ学ばせていただきました

手術から仮歯の装着までの時間をかなり短縮できそうです

お昼にでた、まい泉のミニカツサンドが妙に美味しかったですね(笑)



講師の飛行機の都合で、2時にセミナーが終了しましたので
今日のもう一つの目的の CHANEL MOBILE ART IN TOKYO を観に代々木まで行ってきました



おっと、PCのバッテリー切れです 感想は次のブログで



高級焼き肉いただきました

2008年06月14日 | Weblog

只今、新幹線で移動中
MacBookAir とEMOBILE があれば、どこでもブログ更新できます

ほんと便利ですよね
来月iphone がでてきたら、さらに便利になるかもですね


さて、昨日ですが、当院の広告を仕切ってもらっているN氏に誘われて
名古屋で焼き肉屋さんを5店舗展開する昇家さんの新店舗で
既存店よりちょっと高級指向のお店『李昇』さんのレセプションに行ってきました



レセプションと言っても、普通に注文して、普通に食べるだけなんですが
お店にとっては、大事な実践トレーニングなんですよね

ここで問題点を洗い出して、本格オープンに備える訳です

トレーニング中?でもあり、お肉が出てくるまでにかなり時間がかかりましたが
すべて生でもいける、上質なお肉ばかりで、かなり美味でした

これは和牛イチボ

個室中心の設定で、
グループでの使用や接待、お忍びでの利用を見込んでいるのでしょうね

とにかく、久々に美味しいお肉達でした
しかし、焼き肉でも、カルビよりロース、赤身中心の注文になってしまいます
油っこいものに触手が動かなくなってきました

さて、明日はアストラテックインプラントの
ちょっとシークレットなセミナーに参加してきます

セミナー終了後には、
今、東京代々木にやって来ている、かなり面白そうなアートを観てきます

楽しみ、楽しみ


10000人目の患者様

2008年06月12日 | Weblog

6月10日、僕の留守中に、
ナディアパークデンタルセンターのカルテ番号が10000番になりました

平成8年11月15日に6人のスタッフで産声をあげた当院ですが
11年と6ヶ月かけて10000人の方に来院していただくことができました

多いか少ないかは、客観的な判断にゆだねるとして、
これだけ多くの方の、お口の健康に関われた事をうれしく思います

記念すべき10000人目の方は、親知らずの痛みで来院されました



ちなみに、カルテ番号1番の患者様は、
10年の歳月の間に、治療のやり直しなどもしながら
現在も3ヶ月に1度のメインテナンスに来ていただいてます

これからも、ずっとこの方のお口の健康を、当院で支えていければと思います


そして、縁あって当院に足を運んでいただいた10000人の方のうち
少しでも多くの方に、カルテ番号1番の患者様のように、
長いスパンで関わりを持てたらうれしいかなって思います



L.A.はよかったね~の巻

2008年06月10日 | Weblog

L.A.最終日、今日は朝から移動です

ダウンタウンのユニオン・ステイションまで行き


教会みたいな造りの駅です


アムトラックでアーバインまで1時間の旅です

途中のアナハイムの駅はエンゼルスのスタジアムの真横です
車窓から見たスタジアム

アーバインに到着です

高い建物がないので、青空が限りなく広がってます


その駅のすぐそばに多田君の職場、Ultimate Styles Dental Laboratory があります


素晴らしい環境ですね

多田君のボスの林直樹氏と記念撮影


天才肌の技工士さんで、若くして世界的に著名なセラミストです

ラボの中もきれいで尚かつ機能的で、うらやましい限りです
  



ラボ見学後
飛行機は深夜便なので、ニューポートビーチまで足を伸ばし、
バルボア半島で時間つぶし&ディナーです

桟橋でたたずむDT. J


ハーバーで不思議な撮影会
いちゃつくモデル風の二人をごっついカメラを持った人たちが撮りまくってます


ここに来るのは3回目ですが、何度来ても良い所です

ハーバー沿いのシーフードレストランでL.A. 最後の食事


時間も早いせいか、店内はリタイアしてここで暮らしていると思われる老人ばかり
うらやましい限りです

多田君とお別れして

さて、帰国です

審美歯科の世界的な潮流もつかめました
材料等の問題で日本ではすぐには使えない物もありますが
世界の流れに乗って行きたいと思います

L.A. 在住の多田君も、元気で頑張っていました。とても励みになります

帰国したら、そのまま午後から診療です。たっぷり寝ていかねば

いつも、留守を守ってくれるナディアのみんなありがとね
お土産買ってくよ~



帰国途中の新聞で知ったのですが、僕たちが、L.A.にいる間に
大相撲のL.A.場所が開催されていたのですね
お相撲さんなんかいなかったし、広告もなく、全くその気配を感じませんでした



L.A.はいいね~の巻Vol.2

2008年06月09日 | Weblog

今日はシンポジウム最終日、真打ちたちが揃って登場です

朝一は、Jhon C.Kois 、さすがに風格漂う講演で、
審美の学会で、あえて噛み合せの重要性を語っていました

そして、今やこの手の学会の常連になった感のある、トルコのGalip Gurelと続き

午後に入ると、Robert WinterからPascal Magneへとつながります
Pascalは、はげネタでつかみはOK的ないつものスタイルながら、内容はさすがです

そして、おおトリはClaude Sieberおじさん、毎度の奇麗な画像でしたが
ちょっとあきましたね。

全体的には、いつもながらかっこいい学会でした


さて、学会終了後は夕食まで少し時間があったので、
Robertson通りのかっこ良いセレクトショップの閉店間際をおそって、少し買い物

その後、ハリウッドをぷらぷら散策です

異常に大人びた美声で、歌を歌う少女のパフォーマンスや


お決まりの金粉おじさん


などを観ながら、

アカデミーの時に赤絨毯がひかれるコダックシアターの階段でパシャリ!


そうこうしているうちに、今日のディナーのお店 Geisya House がみえてきました

とんでもない外観です(笑)

エントランスはこんな感じ
神社の鳥居風

なかは、不思議なJapanがそこかしこに

DT.J 君の後ろの壁の写真は、大須みたいな商店街の写真
女子高生や、普通のおばさん、スロットの文字が目立つパチンコ屋など
ある意味、一番日本的なのでしょうか

料理は、予想どおり不思議な日本食の連発でしたが、結構いけました

ちなみにこれは、Octopussy なるお寿司


これは、Geisya tearというカクテル


食事後、ウェストハリウッドあたりを車で通りながら見つけた
ガイドブックに載ってるクラブ The Viper Room に意を決して入ってみました

ジョニデがもとオーナーだったらしく、そこそこの感じ
入ってしばらくしたらライブが始まりました

何でもありのバンドでしたが、
何曲かVocalをとった黒人の女の子は、とても可愛くて、歌もめちゃ上手でした

またもや、アメリカのエンターテインメントの奥行きの深さを思い知らされました

これハリウッドのスーベニアショップで買ったオスカー像です

Hollywood Best Dentist と書いてあります(笑)

多田君から授与されました



あすは、オレンジカウンティーまでAmtrakで移動して、
多田君の職場Ultimate Styles Dental Laboratoryを見学させてもらい
深夜の便でL.A.を発ちます

今回は仲間にかこまれ良い旅です




L.A.はいいね~の巻

2008年06月08日 | Weblog

やってきましたL.A.

快晴です、日差しは強いのに風は冷たいぐらい

ホテルに荷物を置いて、すぐに学会会場入りです



「International Symposium on Ceramics」

3年に一回開かれる審美歯科治療の最前線のシンポジウム

前回のサンディエゴの大会が素晴らしかったので、二回目の参加です



今回の目的の一つ、西村好美先生の講演です


日本が誇るゴッドハンド、通訳を介してなので、
聴衆にどれだけその素晴らしさが伝わったか心配です

西村先生の講演直前に、
PCのトラブル解決のヘルプで壇上にあがった所で、1枚パシャリ!


いつか、こんな所に上がりたいもんですね



さて、もう一つの今回の目的

去年まで、ナディアパークデンタルセンターにいて
現在、海を渡ってL.A.で頑張っている歯科技工士の多田君との再開です

彼が予約してくれたビバリーヒルズのイタリアン Il Fornaioで久しぶりの再開ディナー


元気で頑張っていてうれしい限りです

多田君も無理矢理引きずり込んで、泊まってるコンドで二次会です


Whole Foods Market で買って来たソーセージを焼いただけですが
合宿ぽくっていいですね

明日も、あこがれ演者たちの講演が盛りだくさんです

最新情報をゲットしてきます



今日の一杯

Il Fornaio でいただいた、シチリアの白ワイン
旅先では、何でもうまいですね(笑)




International Symposium on Ceramics

2008年06月06日 | Weblog

明日から、またまた海外出張です

今回はL.A.に3泊5日、3泊のうち1泊は機中泊のけっこうな弾丸ツアーです

International Symposium on Ceramicsという学会に参加してきます

3年に1回、西海岸で開かれる審美歯科の極めつけのような学会で、
世界的な審美歯科医とセラミスト(技工士)が集まる大会です

前回も参加したのですが、審美の学会だけあって、
プレゼン自体がかっこ良く、圧倒されます

今回は、3月にハンヅオンセミナーをお願いした、
日本を代表する歯科技工士の西村好美先生が、二日目のトリで講演されます
これも、楽しみです。日本の誇りです

三年前に参加した時は、
当時うちに勤務していた技工士の多田君と一緒に参加しました
多分?彼はそこでかなりの影響をうけて、去年からL.A.に渡り、
当地で歯科技工士として頑張っています

今回は、一年ぶりに彼に会うのも楽しみの一つです
流暢な英語を駆使して、美味しいレストランに連れて行ってくれると期待してます

そして、今回は、今の当院の技工士のDT. J 君と一緒です
この学会に参加する事で、彼がなにか感じてくれるとうれしいかなって思います

さて、まずインチョンに向かいます。行ってきま~す



久しぶりに最近の一杯

北イタリアトレンティーノのCHESCONI社の
OLIVAR 2005
ピノビアンコ、ピノグリージョ、シャルドネの混醸です
軽く樽香が効いていて、goodな白ワインでした




昭和な風景

2008年06月04日 | Weblog



ナディアパーク近くの路地をちょっと入った所の床屋さん

店の看板犬の柴犬が放し飼いでうろちょろしてて

中では近所のおじさん達が朝から井戸端会議

赤、青、白の回転灯もいい感じで


う~ん、昭和な風景!




GCインプラントセミナー

2008年06月02日 | 歯医者のはなし

昨日は

GC社主催のインプラントセミナーの講師を一日させていただきました



今回で4回目なのですが、『テクニカル外科コース』と言う事で、
講義と手術の手技を実習していただくコース内容になっています


ちょっと、びっくりかもしれませんが実習には豚の顎を使います

簡単に手にはいり、尚かつ安価で(一つ1500円くらい)、
歯茎の感じが人間に近いので、歯茎の手術の実習によく使われます


出番を待つ豚さんの下顎たち

もちろん、お肉やさんや、ラーメン屋さんから買うのではなく、
こういった、実験材料などを専門に扱う業者から購入します

廃棄するときも、もう一度業者さんに送り返して、医療廃棄物として廃棄されます


こういう実践に即した内容のセミナーはなかなかないので、
皆さん真剣そのもので、豚さんの歯茎と格闘してます



最初はグロいのですが、段々となれてききます
ただし、匂いにはかなりやられます

カピカピに乾燥してしまうのを防ぐ目的と、匂い消しを兼ねて、
ファブリースを大量に吹きかけるのですが、
ファブリースの刺激臭と豚の匂いが重なって、よけいにバッドスメルになります

にもかかわらず、皆さん非常に熱心に実習され、時間が足りないぐらいでした

今回も、良いセミナーが出来たかと思います


豚さん、今回もありがと~う感謝、合掌。