イタリアワインをこよなく愛する名古屋の歯科医ブログ

イタリアワイン好きの名古屋の歯科医が、診療室でおこる日々の出来事や、その日出逢ったワインのことを綴ります

夜の歯型彫刻大会

2009年05月26日 | 歯医者のはなし

今日診療後

ナディアパークデンタルの若手Dr.と、新人技工士藤ちゃんの参加で
「夜の大歯型彫刻大会」が盛大に執り行われました(笑)



石膏ブロックから、指定された歯の立体模型を彫り込んで作るのですが、
歯科技工士の国家試験の課題には今でもこの歯型彫刻が入っていますし、
歯学生はみんな学部に上がった直後くらいに、解剖の授業の中で、
課題としてやらされます

歯の形を知るという事は、歯科技工士はもちろん、
歯科医師にとっても大変重要な事で、
歯に詰め物をしたり、プラスティックの仮歯を作ったりする時には、
その知識と、それを立体化する技術が問われます


そんな訳で、今日のお題は「右上第一大臼歯」

基本中の基本なので、ヤマをはってきていた人もいたかも知れませんが、
まず、やはりこの歯が重要です

制限時間30分で、よーいドン

とても、30分では仕上がらず、追加で30分

みんなの作品です

どれが誰のかは内緒です(笑)

予想どうり技工士藤ちゃんの圧勝でした

しかし、こういうのって性格が出て面白いですね

次回は、この歯にちゃんと噛むように右下の第一大臼歯を彫ってもらいましょう
きちんと噛ませるのはかなり大変ですよ!

今度は、アート的な形の部分にプラスして、噛み合わせという機能が問われます
実際、僕らの日々の仕事も、Art & Function (& science)ですからね

いや~、結構楽しかったです、見てて冷やかしてただけですけど





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1 コメント

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素晴らしいですね (tady)
2009-05-26 15:50:48
ナディアの皆はやはり素晴らしいですね
負けじと私も頑張ります
真ん中の歯が技工士さんですね
で、あと、うーーんと一番右がゆきこせんせいかな?
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