ぼちぼち 行きましょ!
生涯現役を目指す私のつぶやきをお伝えします。
 




「最強の読み方」池上彰 佐藤優

池上氏と佐藤氏の対談形式の本。
多忙なビジネスパースンが、新聞・雑誌・ネット・書籍をどうすれば深く速く読むことができるのか? 
二人が日々実践している「読み方」の技法を解説。

二人とも毎日10紙・11紙 新聞を読むほか、時々地方紙や夕刊、海外紙も読む。
但し、朝は見出しを中心にざっと目を通し、気になった記事はあとでじっくり読むという池上氏。

世の中で起きていることを「知る」には新聞がベース。
世の中で起きている事を「理解する」には書籍がベース。
基礎的な知識を強化するなら「教科書・学習参考書」を上手に使うのがよい。

ネットは玉石混淆。その中から玉だけを選び出すのは難しい。
ネットは自分の偏見が増長される仕組みになっている。
特定のものだけが大きく見えたり、別のものが見えなくなったりする。
ネットは上級者のメディアなのだと。


皆さん、ネットを見ていると、過去の閲覧履歴や買い物履歴に合わせて、
そればかり表示されるようになるのが気になりませんか?
これは、勝手に分析されて自分に入ってくる情報が偏っていくのだそうです。
このネット独特の傾向は非常に危険で、視野が狭まり情報が貧困になっていく危険性が高いのだと。
ちょっと怖くなりました。

ネットだけしか見ない人達は、確実に偏っていくわけです。
ビジネスパースンではない私でもできることはたくさんあると…
時間は無駄にできないと痛感した次第です。

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