ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

あかりとちゃっぽんぽん

2014年09月22日 | 観た
9月22日(月)

実家に帰って来ました。
今回の目的は「燈籠人形」を観ること。
燈籠人形とはからくりを使った人形劇です。人形は全て人力で動かされてて1体を6人掛かりで動かすそうですよ。
子どもの頃には毎年観に行っていたお祭りですが、実家を離れてからは行ったことがなく、うちのダンナさんにこの話をしたら「行こう、是非行こう!」と乗り気になったので、久しぶりの燈籠人形観劇となりました。
昔はそんなに大々的に宣伝はしてなかったと思うんですが、今はちゃんとHPもあって、燈籠人形だけでなく地場産祭りとかあかり絵パレードとか色々やってて、お祭りのタイトルも「あかりとちゃっぽんぽん」てなってました。
「ちゃっぽんぽん」と言うのはこの燈籠人形の別名です。燈籠人形の時に流れる太鼓と三味線が「ちゃっぽんぽん」となるからとかなんとか聞いたことがありますが、ホントかどうかはわかりません。
ともあれ、会場の福島八幡宮に行くとお祭り感満載の参道。


これが燈籠人形のやぐら。

地下1階から地上2階建てのこの建物には釘は一切使用されず、燈籠人形が終わると全部解体して倉庫に仕舞われます。
地下には人形を操る奈落があって、1階は舞台、2階はお囃子や三味線、鼓、太鼓、笛などを演奏する場所です。

いよいよ始まる頃、提灯の灯りがパアッと点りました。

お客さんもそこそこ集まりましたね。

今回の演目は「吉野山狐忠信初音鼓」です。歌舞伎でも有名な演目ですね。


右側から橋がニューと出て来ます。


この上を静御前がやって来ますよ。

橋の上にいる人形は下から操作できないので横から操作しています。
手や首の動きを6人掛かりで!

そうして右側の橋にいた静御前が左側の橋に移るのが1つの見どころ。

人形は右のソデの操作から左のソデでの操作に渡されるんですが、そこをスムーズにやれるかどうかってのが大事なんですよー。

静御前は手前の踊場の所に出てきて鼓を打ったりします。

この鼓が初音の鼓ね。

次に出てきたのは狐忠信。


これに侍女も加わり3体揃って踊ります。

両サイドから操られている侍女と静御前の人形と、下から操られている狐忠信の人形の動きを揃えなくちゃいけないんだけど、お互い見えない中でお囃子に合わせて踊らせるんですよ。かなりの練習量だったでしょうね。

背景も変わるんですが、人形の衣装も早変わりしますよ。








秋に変わった背景。


ここに早見藤太が参戦。


この早見藤太、他の3体の人形が静々と踊っているのに対してエライな張り切り振り。

腕をブンブン振って、写真もブレる程。

侍女が桜をもって登場。どうやって持たせてるんだろ?


4体がひとしきり踊った後、


狐忠信が正体を現し狐の姿で空を飛びます。


ここで2階の障子が開いて狐が登場!


会場の上を宙乗りよろしく飛んでいきます。

が、暗いのと動きが激しいのとで、写真ブレブレです。
この時、一緒に風船がいくつも落とされるので、子どもたちは大はしゃぎ。なんだかんだ言って一番盛り上がる所ですね。

公演時間は30分程なので、あっという間に終わりました。
帰りは出店を冷やかしながら帰ります。
途中で八女のお酒の試飲販売があっていたので3種類味見~。

ちっちゃいコップで左から200円、200円、100円でした。美味しかった。
コメント (2)
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