十一面観音菩薩立像 (国宝) 河北新聞より
仙台市博物館で開催している平安、奈良時代から続く 室生寺(むろうじ)の仏たちを観て来ました
女人禁制だった和歌山の高野山に対して奈良の室生寺は古くから女性の参拝を受け入れていたそうで、現在、参拝の8割が女性を占めているそう。だからかな。十一面観音菩薩から発する雰囲気は柔和で優しい感じが漂ってます
そして本尊を守る十二神(干支の神将)
今回12体そろうのはとても珍しいそうで、いつも2体は別の場所に。12体の神将は威厳を放っていますが、どこかコミカルな雰囲気も
私の干支と子年の神将が他の神将と雰囲気が違います。愛嬌があるというか、他の神将はとても凛々しい~
ワンルームに展示している仏と神将たちが踊っているように見えました
それから、最初に対面した釈迦如来坐像
手相がすごかった
思っわず、自分の手相を見ちゃいました~
仏師は木の中に仏の形と本質を見抜いて彫りあげると聞きます。現実に生きる私達も永い時間の中、いろんな体験を通して自分を知っていくんでしょうね
一本彫りの極意を感じました~