秋晴れの紺碧の空、1番に行く。途中のいつも観察して描こうとしていた柿が新築工事により無くなっていた。早めに描かないといかんな。十数年見ていたのが無くなってしまった。
20人、9時前に出発。案内は増井さん、冗談が多く、「私が数えたのではありませんが~」など笑いを取る。
古書院・中書院の屋根の葺き替えが完了していた。楽器の間のあたりで屋根に新旧の境目がある。苔もあまり焼けていなかったか、復旧されたのかきれいだ。ちょうど、蘇鉄の冬支度の最中だった。
屋根を葺き替えた書院が水面に移る景色も清々しい。紅葉もあまり夏焼がなく良い色合いだ。あたかも、絵葉書みたいな写真が多く撮れた。(先日のカメラの修理のためか)
久々の新書院もコルビュジエみたいな屋根と障子の寸法対比がある。
のんびり、ゆったり、石を踏む。この飛石2千個は選び抜かれたものばかりで足の裏から色々感じる。
月波楼、板戸の桟が1本、2本、3本となっている。これは、修学院にも見られる。曼殊院にもあったような。質問したが「聞いておきます」になった。
外側の桂垣はまだまだ生育待ち、一部は木賊垣で覆われている。
秋の喜び 11,000歩