都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

プロジェクトかマネージメントか、会社人か職業人か:働く目的が変わるべきだ

2012-02-17 05:46:49 | 世情

もともとプロジェクトが好きで、不動産開発やらビルの運営管理やら、研究もプロジェクトと思って、楽しんで仕事にしているつもりだ。<o:p></o:p>

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はじめに入った開発部門はダブル・ボスでプロジェクト(運営)とマネージメント(管理)が分かれていたがなかなか居心地がよかった。その後は、バブル崩壊とともにプレイング・マネージャーや組織のフラット化などプロジェクト対応とともに、コンプライアンス遵守やら顧客満足度やらで組織の適法化、法律遵守、組織管理の重みが増した。マニュアルが不可欠になるわけだ。<o:p></o:p>

より複雑化したルールの中での試合と成果と管理に変貌だ。これは疲れる理由になり、ストレスの増大になっているのではと思う。プロジェクトを進めるより、落ち度はないかに気を配る必要だあるからだ。<o:p></o:p>

その一方、会社が「ムラ」化しているのはオリンパスの事例がある。おっとりしている社風で事なかれ 損隠しは「サラリーマン根性」とまで指摘されている。これは、建前と本音のような使い分けだろうか。<o:p></o:p>

つまりは複雑な要求の仕事でも仕事を失いたくない世情もある。マクロ的な社会と会社のあり方は掛け声で、マイクロ的には職と地位の安心立命が大事というのが並行している。<o:p></o:p>

会社と社会、会社と個人、株主と経営の(プリンシパル・エージェント理論)、課題成果主義と生産性の問題が明らかになった。経済成長と幸福度の転換要望がある。<o:p></o:p>

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社会が変わる時期だ。生きるとは仕事とはなにか。何が正しく、価値があるのか。<o:p></o:p>

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その割りに、政治もだらしなく、世代間の年金問題や所得階層間の税金など利権を守るのが現状だ。<o:p></o:p>

かつての相互負担と扶助、労働と教育機会の提供、競争ばかりではない協調型日本経済の復興を願う。そのためには「何のために、何が好きで」働くのかがきっかけになると感じる。起業や提案のある、強い「プロジェクト」的生き方が欲しい。<o:p></o:p>

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草食系の動物は肉食系より胃潰瘍やストレスが多いようだ<o:p></o:p>

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コメント
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