我が家にもありました・・・大きなそろばん
昨日映画 「 武士の家計簿 」 を観ました。
この映画は、幕末から明治にかけての日本が大きく変わる時代のお話で、
実在した家計簿を元に、下級武士の暮らしを映画化したものでした。
主人公の猪山直之の家は、代々加賀藩財政にかかわる仕事をしていました。
そして直之は、8代目で才能が認められ出世するのですが、
出世と共に家計は出費が多くなり、借金は増え家は窮地にたたされました。
そこで、直之は家族に厳しい家庭立て直し計画を宣言するのでした。
家財、着物、家宝など全てお金に替えて、苦しい家計を立て直したのでした。
武士の時代だからこそ、家族3世代が全員で、厳しい家計にも耐え、
力を合わせ、寄り添って凛として乗り越えられのでしょう。
このお話は、美しい家族愛の物語でも有りました。
私が今まで観た時代劇の映画で、お城の御算用者や武士の家庭の、
経済などを物語にしたもは無く、この映画は始めて観る武士の姿でした。
お城で沢山の武士達が、机に向かってそろばんをはじく姿は、
刀を上げて戦う武士とは違う、力強く頼もしく美しい武士の姿でした。
武士の時代にも、国の財政に必死で取り組んでいた人達がいたんだな~と、
当たり前なことを、新鮮な気持ちで観ることが出来ました。
そうなんですよね~、いつの時代もお金の管理は大切ですよね!
私も今日から、帳簿の整理始めました、2010年の決算です。
映画の場面を思っていたら、我が家にも大きな古いそろばんがあった事を
思い出し、電卓と並べてみました~ 。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます