新しいフード、試してます

仔猫のころから食べ続けていたロイヤルカナン。

好きだったけど、さすがに飽きたらしい。

飽きちゃったら、死んでも食べたくないらしい。



魔女は新しいフードを求めてネットを彷徨った。


“食い付きがいい”なんて言葉を見るとすかさずチェック。
米国系？　ヨーロッパ系？
知らない会社もたくさんあった。

とにかく、バランスのとれたものを食べてほしいので、色々取り寄せてみた。


まず、アメリカのサイエンスダイエット・プロ。

これは獣医さんでもらったサンプルを喜んで食べていたから。
サイエンスダイエットは子供の頃 またいでいた ので(;^_^A
てっきり嫌いなんだと思い込んでいた。


「さぁ、気にいったんでしょう？」と差し出したら、「これぇ？」という顔をされた。

サンプルだけ好きだってか・・・・・　ありがちだけど。
(ユーカヌバはまだ試してない)


続いて、ドイツのボッシュ・ザナペレキャットフード。

食いつきの良さを期待して取り寄せたが、
パッケージも真空二重になってて、品質にはこだわりがたくさんあるらしい。

本日で二日目。　本当によく食べる。

カリカリだから、喜んでとは言い難いが、残さずに食べたのを見たのは久しぶり。
しばらくは飽きないでこのまま食べていって欲しい。



王様、胃腸の調子はだいぶ良くなったけど、元気はいまいち。

柔らかウンチが毛にからんで、お尻だけ洗われてしまった。

栄養不良でボサボサになった毛も、涙っぽい眼も元に戻っていない。
なんといっても、眼力がない。

もう少し、頑張ります。

まずまずの幸せ

王様、食欲と元気が戻った。

食欲、戻りすぎて日に３回もウンチが出てしまったが、
軟便だけど、下痢ではない。

ヘアボールコントロールのフードは、王様にはちょっとハードかも。
ラキサティブ(毛球除去剤)もとりあえず休止。
とうとうウンチの中に毛玉は発見できなかった。


そういえば、うちに２グラム単位で量れる秤があったことを思い出した。

王様のために買ってあったわけではなく、郵便物の重さを量るために買ってあった。
少々高くても、宅配便でいろんなものをやり取りできるようになって、
すっかり忘れて押し入れにしまいこんでいた。


ごそごそと引きずり出して王様の体重を量っている。

こんなにしょぼくれてた王様、


実はもりもり食べ始めてもそんなに体重が変わらない。

3,290～3,380ｇあたりを行ったり来たり。
ま、とりあえず“痩せていないから良し”としよう。


それでも、「腹減った～」と明け方に起こされる幸せ。
王様のためなら、魔女はどんどん早寝早起きしますのだ。

当たり前のことが、幸せ。

まずまずの幸せ。

血液検査をして

昨日19日、王様の血液検査をしてきた。
血球計算等検査４項目。
生化学検査１２項目。

はぁ～、くたびれた。　(採血されただけ)


結果は若干の脱水(ＢＵＮ46.6)と貧血(ＷＢＣ53、ＲＢＣ7.13)あり。
そして、肝酵素もやや高く(ＧＯＴ80)、
細胞質内肝酵素に至ってはぶったまげるほど高い(ＧＰＴ457)。
「ぶったまげる」は獣医さんの言葉。

ただ、これは食事ができなかったネコには出てしまいがちな数字で、
これで肝臓疾患を決定する要素にはならないとのこと。
胆嚢や黄疸の数値が正常値であり、
膵酵素値も正常である(ＡＭＹＬ463)ことから、
しばらくは様子見で、
ご飯をしっかり食べられるようになって安定したら
もう一度検査しましょうということになった。

もう一度かぁ、むにゃむにゃzzzz


「猫はご飯を食べなくなると命にかかわるので、
食がすすまないようなら食べるものは何でもいいから食べさせて」
獣医さんの言葉は、王様が聞いたら喜びそうな
「美味いものだけ食べてもいいよ」宣言。
だけど、どんなに美味いものも食欲不振の時は受け付けなかった。


ここのところ元気が出始めた。
缶詰だけでは物足りずに食べ始めたヘアボールコントロールのおかげなのか、
キャットラキサティブのおかげなのか、
良いウンチをもりもり出していた王様。

検査も終えて、これでひとまず安心と思っていたら、
昨夜はまたもや食べた物をケボッと出してしまった。
中身を観察したら、少し毛玉が・・・


本当に“すっかり治りました”とはいかないらしい。


ブラッシングもそれなりにやっていたつもりだったが、
少しでもお腹に入る毛を少なくできればと、
濡れタオルでごしごしっと拭いて、それからブラッシングをすることも始めた。

長毛にしてはしょぼいルックスの王様(うっ、王様ゴメン)
それでこんなに毛玉で苦しむんなら、
ゴージャスな長毛はどれほど大変なのかしらと
ひとごとながらご苦労がしのばれた。

王様、もう少し頑張ります。

ウ○チ待ちの長い３日間

毛玉除去剤を飲ませ始めて３日。

「下剤」ということなので何時か何時かとウンチ待ち。
お腹にたまった毛玉をラキサティブがごっそり運んできてくれることを期待して待った。
しかし、毛球症で詰まっているせいなのか、
食欲がなくて缶詰を少ししか食べていなかったせいなのか、
王様はずっとウンチが出なかった(Ｔ＿Ｔ）


ただ、この３日間で王様の表情が変わってきた。


部屋の隅を選んで、辛そうに寝ていた３日前。

食欲不振と、嘔吐でふらふらしていた。



体が、ややゆるんできた２日前。

少しだけご飯を食べる意欲が出てきた。
鳴いても口をパクパクさせるだけで声が出ていなかったのが、
この日は弱々しくも「なーっ」と声が出た。

声をかけると丸くなって見せてくれたり、

裏返しになってくれたり…

ただし、この日の夜、半分消化した食べ物をドカッと吐いた。
毛玉除去剤は、吐かせずにお尻から毛玉を出させるものだとばかり思っていたので、
戸惑ってしまった。
中身をよく観察したら小さい毛の塊があった。


空にはウロコ雲。　確実に秋の気配漂う 昨日。


そばに来て寝るようになった(^_^)

ラキサティブでかぺかぺになった口元。

ご飯と一緒では正しい効果が得られないと考えて(ご飯を食べないこともあるし)
シリンジで無理やり口に突っ込ん込むことにした。

ひどいことされたわりに表情は少しリラックス。

笑いかけてくれるようになった。


ただ、ウンチが出ない。

あと少し。お腹をマッサージしてみる。
触ると、食べ始めたご飯(総合食の缶詰)が腸にたまってきた感じ。


そして、本日朝４時半。
待望のウンチが出たーーーーっ！


一見、普通(写真には撮りましたが、アップなしです)
ほぐしてみた。
ほんの少しの抜け毛はあったが、毛玉と言われるような塊はない。
これから出てくるのか？　


ともかく、もう少し毛球除去剤を続けてみよう。
食欲も以前のように戻るにはしばらくかかるかもしれないし。
ただ、便秘が毛玉のせいだけでないなら、
(王様の場合、カリカリが大嫌いで繊維が足りない可能性も十分ある)
便秘用のサプリも使ってみようかと考えている。


毛が長いのでわかりずらいが、王様、やせ細ってしまった。３.３キロ。


お手ても細い。


吐いたり、便秘したり、下痢したり、ご飯を食べなかったり・・・・・だったからな。
今は、フードの種類を気にせずに喜んで食べてくれるものをあげよう。
もともと王様はたくさん御飯を食べる子じゃないので、
しばらくは毛球症の治療と体力回復の食餌管理が続くと思う。

キャットラキサティブ

やっと届いた毛球除去剤。

laxative って「通じ薬」とか「下剤」って意味だった。
ついでに、ブラッシング不足を正すために、スリッカーブラシも新しくした。



しかし・・・待った。　通販だったから、４日も待ってしまった。

火・水・木の三日間と具合の悪そうな王様を見ていて、
月曜に毛球症と言われてすぐ、なぜひとっ走り獣医まで薬を買いに行かなったのか・・・
わが身の怠け具合にほとほと嫌気がさした。


それくらい物言わぬ動物の元気のない姿は、見ていてつらいのに。

とりあえず指にのせて嘗めさせた。
くんくん・・・「嫌。」
今度は手のひらにのせておだてまくった。
「王様いいこだなーっ！　なめなめできちゃうねーっ　グッボーイ！」
おだてに弱い王様は、何度か舐めようと試みるが・・・・やっぱり嫌。


仕方ないので、缶詰のフードに混ぜて食べさせた。
すんなり食べてくれた。


さあ、どうなるか。
明日こそは吐かずにすむか、毛玉は出てくるか。


なぜか御飯のあと涙目になる王様、

気持ち悪いのかな？



早く元気になってくれーーい！