万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

暴走スイッチ

2009年10月31日 | ネコ日和
ソファの下を掃除しようとしてダス○ンを無理やり突っ込んだら、
長い柄の根元が、バキッと折れてしまった。


遅ればせながら換毛期真っ盛りの王様。
あちこちに抜け毛のかたまりがいっぱいなので、
以前使っていたウエーブ マルチワ○パーで掃除し始めた。

すると、ダス○ンだと入らなかった冷蔵庫のすきまにシートがすんなり入った!
そういえば、冷蔵庫の下はこれで掃除してたんだっけ・・・・


ざっくざくの王様の抜け毛とともに、
失くして見つからなかった暴走スイッチが出てきた。


ころころっと転がすと、何故かあさっての方に走っていく王様。
彼なりに転がる先を想像して先回りしている模様。

でも、方向違うよ、まったく。


ま、最近みっちり肉がついてきたから(相変わらず軟便だけど)
肥満防止のためにどっちへでもいいから走ってもらいましょう。

元気な王様、うれしいな♪

お薬のどにはりついた

2009年10月28日 | ネコ日和
王様は造血の補助のためにビタミンB12の入った複合ビタミン剤を飲んでいます。

副作用もほとんどないお薬で、魔女は“おまじない”みたいなものだと思っています。


ネコに錠剤を飲ませるのはニガテだと思っていたのですが、
やってみると案外あっさり飲んでくれることがわかりました。


口をかぱっとあけさせて薬を放り込み、あとは口を閉じて喉をすりすり。

(スミマセン、魔女は一人暮らしなので写真は撮れません)


しかし本日、王様は眉間にしわを寄せたままで、薬後のおやつもたべようとしません。
薬を吐きだしたいけど、出てこない感じ。
「あ・・・・!」
魔女は慌ててシリンジに水を入れ、口にピュッ。


のどに貼りついていた薬が通っていったようでした。


錠剤は飲ませるのに何度も失敗すると、
コーティングが溶けて中味が出てきてしまいます。
迷わず一気に口に突っ込んでしまうのがベストなんですが、
時々、いくらやっても失敗する日があります。
そんな日に、薬を砕いて水に溶かしてシリンジで飲ませたこともあります。
でも、この薬すごく苦くて、
王様、泡をふいて苦しがってしまいましたw( ̄Д ̄;)w

その時に染まった黄色が今でも抜けきっていません。


魔女は看護師さんになれないですね、王様。

看護師さんには噛みつけないから、魔女は魔女でいいよ♪



いい顔してくださ~い

2009年10月25日 | ネコ日和
王様、いい顔してくださ~い。




あ、まだですよ。もう一回いい顔してください。


はい、カシャリ。

(実はうちのデジカメは音無し設定なので音は出ません)




入院していた時、具合が良くなった王様はすっかり“腹減らし君”になっていたようです。

病気で食欲が落ちている子がほとんどの入院室で
ひとりで「わーい、ご飯だ!ご飯だーーーっっ!」と喜んでいたらしく、
「リーちゃんはいつもご飯を楽しみにしてくれてたんですよ」と
看護師さんに言われてしまいました。


ちょっぴり恥ずかしかった魔女でした。


低空飛行・・・これでいいのだ

2009年10月21日 | ネコ日和
王様、川崎に行ってきました。


具合が悪くてヨロヨロだった頃と比べて今回は元気だったので、
先生に聴診器を当てられても、
「ゴロゴロいって心音や呼吸音が聞こえないよ」と笑われてしまう始末。


このゴロゴロは嬉しがっているのではありません。

我が家でいうところの“お助けゴロゴロ”です。

猫は喜ぶ時だけでなく、困ってどうしていいかわからない時にもゴロゴロいいます。
先代の猫はしょっちゅう下痢をしていたので、
お尻を洗うためにお風呂場に閉じ込めると、
よく“お助けゴロゴロ”を鳴らしていました。


王様で聞いたのは初めてです。
元気な状態で診察室の広さや並んでいる先生たちの数に気づいてみたら、
「うわーっ、助けてーっっ」ってことだったのでしょうか。




血液検査の結果。
白血球数 41.8×100(50-195)
赤血球数 786×万(750-1050)
血小板数 9.6×万(30.0-80.0)
血小板目視 18万程度
カッコ内は基準値です。



赤血球だけは、投薬のおかげかかろうじてクリアですが、
白血球と血小板はかなり低めです。
相変わらずの低空飛行。
でもまあ、すこぶる元気ですし、こういう子もいるということで、
ステロイド治療は(現在は)しないことにしました。



今回で高度医療センターへの通院はひとまず終わりです。


検査・入院・輸液・検査・投薬・検査・投薬・検査と
長かった王様の闘病生活が一区切りしました。

エコー検査で刈られたハゲ


骨髄穿刺で刈られたハゲ

虚弱体質が判明した王様。
今月はワクチン接種の時期なのですが、白血球が足りないのでしばらく延期です。
「感染には注意してね」とのことでした。
だいぶ汚れてきたので、トリミングに連れて行こうかと思ったのですが、
それもしばらく延期です。

少々汚くても元気ならいいかぁ。



で、一晩明けて、

本日は朝からゆるゆるウンチを6回も出してしまった王様。

昨日一日、ウンチを出さなかったので一気に出てしまったのでしょうか?
車に4時間もゆられて出かけたのがストレスだったのでしょうか?

まだまだ安心しきれない魔女でした。





舞台・秋・お留守番

2009年10月16日 | ネコ日和
王様の体調が悪かったら諦めようと思っていた観劇。

王様、しっかり太ってきて心配なさそうなので、
いつものように魔女母にシッターを頼んで「蛮幽鬼」に行って来ました。


朝から気配を察して、ダッシュを繰り返したり、突然かみついたりする王様。

どうして出かけるのがわかるのか…


おりこうしてなさいね、王様。





舞台はといえば、
今回は「モンテ・クリスト伯」をベースにした新感線らしい出し物。
いかにも“いのうえひでのり&中島かずき”の世界でした。
決して想像を裏切らない、いい意味でのパターン。

ラストの殺陣シーンは、やっぱりカタルシスがありました。

何度も死んだかと思わせては起き上がり、
とことん戦うのが“いのうえ歌舞伎”の主人公です。
こうなるともう、
つっこみたかったアレもコレもどうでもよくなってきて、
細かい感情の機微とかもどうでもよくなってきて、
チャンバラ形の“男と男の意地の張り合い”を楽しんでいる自分に気付きます。


魔女としては、決して上川さんが気に入らないわけではないけれど、
こういうざっくりした感情は、
やはりざっくりした演技をする古田新太さんで観たかったような気がしました。

堺雅人さん、お疲れ様でした。

早乙女太一くん、所作が美しいので殺陣もお見事です。
若いって素晴らしい。







そして、久しぶりの東京で立ち寄るのはデパ地下。
昔はあちこちのデパ地下を、目をつぶっても案内できるほど通っていたのですが、
今ではすっかり田舎者。
日本橋三越で、
二十種類ほどのリンゴだけを店頭に並べた“リンゴ専門店”にびっくりしてしまいました。
やっぱり楽しいな、デパ地下。
シッターをしてくれた母に秋限定吹き寄せ弁当を買って帰りました。
あ、お勘定は本人払いなんです(なんという情けない娘だろう)





その夜の王様は、とても愛想のよいいい子でした。