４時間タイマー

　　　　　　　　ネコ型目覚まし時計です。
　　　　　　　　

王様、最近気づいたんですけどね、

魔女を起こす理由って、シッコするところを見ててくれだの、水飲んだから褒めてくれだの、
どうでもいいような理由ばっかりですよね。

　　　　　　もしかして、魔女起こしが“お楽しみ”になってませんか？
　　　　　　
　　　　　　「♪・♪・♪」

ああ、もう起こしてくださっていいんですけどね、

せめてタイマーを６時間設定に変更できませんか？

王様～～！

黒のベルベット

駅の改札で前を歩く青年が、完璧な黒のベルベットジャケットを着ていた。
思わずのけぞって距離を取ってしまった。

「え？　僕のせい？」

そうですよ、王様。
魔女は薄い色の服でごまかしてますけど、体中に王様の毛がみっちりついてるんです。

「おしゃれなお兄さん、泣いちゃうね」

王国の法律........。
洋服、カバー類、タオル、とにかくあらゆる物の濃い色禁止、手軽に洗濯できないもの禁止。

「魔女なのに、黒い服着られないんだ」

　　　　　いいんですよ、黒ニャンと生活してる人は白服が着られないんです。
　　　　　
　　　　　王様は白フカがカワイイんですから♪

そして、............行き着いた結論は、気にしないこと。　

納豆食べた箸にふわふわの毛がからみついてこようと、何事もなかったようにティッシュでさっとふき取る。
それが王様とのゆるゆるした日常。

ＦＦⅦ

サントリーからFFⅦ誕生十周年記念飲料ポーション・キャラクター缶（全１６種類）が発売された。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/potion/vol2/#top

そういえば十年前、このゲームにはまったっけ。

万里村の“えこひいきメンバー”と王様。

万里村は収集癖はないので、１６種類も集める気はない。

最近の人はＰＳＰでゲームしてるんだろうけど、万里村は持ってないし、
ちっちゃいモノはニガテだから、ＰＳ２を久しぶりに引きずり出してみた。

めっきりご無沙汰で思い出すまでちょっと時間かかった。
ねっとり重い現在のゲーム画面と違って、想像力に頼る絵柄だけど、けっこうかわいい。
よく出来た作品は何年たっても当時の思い入れがよみがえる。
　　　　　
　　　　　敵から逃げた!?回数でダメージが増える裏ワザを身につけ
　　　　　

　　　　　ラスボスより恐い(見た目はカワイイ)相手に
　　　　　

　　　　　でっかいひよこの裏ワザで挑む
　　　　　

　　　　　頭に飛び落ちたら、ダメージ９９９９！
　　　　　

　　　　　真剣勝負とは思えない脱力ワザが楽しい！
　　　　　
　　　　　

王様が生まれる６年も前のＲＰＧですよ。

万里村がオタク色だった時代(いや、今でも？)の思い出。
次はフィギュア付きですと.........もう買わない。

虫とカラス

「昨日ここに虫がいたんだよ、魔女、知らない？」

(す、捨てちゃいましたけど.......)

「おかしいなー、いなくなっちゃったよー」　　　　　　王様、執拗に探す。

(え、あれって、とっておいたつもりだったんですか？)
「あっ！」　その時　カァーカァー　　　　「うわー、鳥だ！」　　

真っ黒い飛行物体襲来。

　　　　　カァーカァーカァー　　　　　「で、でっかい・・・・・・・・・・・！」
　　　　　
　　　　　王様、カラスの姿にかなりひびる。

かわいい(かどうか定かではないが)七つの子の夕食にならなくて、良かったですね。
平和がなによりですよ........ねっ、ねっ

「その通り」と思ったかどうかは知らないが、虫のことは忘れてしまったらしい。(ほっ)

羽虫

３ミリ位の虫が一匹。


　　　　　サーチ準備ＯＫ！
　　　　　
　　　　　
　　　　　プシュシュシュ　(首周りの毛が立ちはじめる)
　　　　　

　　　　　ちょい........手を出してみる。
　　　　　

「うおっ、動いた！」　襟毛がぱんぱかにふくらんでロックオン！


しかし、　「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

王様はずーーーと見てただけだった。
ひとがカーテンどけてシャッターチャンスを待ってるんだから、ネコならいっそ、食ってしまえ！