万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

十六夜

2009年08月08日 | ネコ日和
「クコックコッ!」という吐き戻す声で飛び起きた。

王様、また明け方に吐いてしまった。
昨日はそんなに食べなかったのにね。
調子の悪い時の顔は、目やにも目立ってくたびれた感じだ。


下痢は治ったみたいだから、もう少し頑張って美味しくて体にいいものを探そうね。




魔女は寝起きが悪い方ではない。
自慢じゃないが、目覚まし時計を鳴らしたことがほとんどない。
でも、起き上がる時は「どっこらしょ」だ。

しかし、
あの「クコックコッ!」を聞くとバネ仕掛けのように体が起き上がる。
ここ一年ばかり発作が出ていないが、
癲癇の時の「ヵヵヵヵヵ」音でもぴょーんと飛び起きていた。

愛の力だろうか(。・・。)



吐き戻しの片付けを終えて時計を見たら、4時半。
まだ夜も明けていないからうす暗い。

と思ったら、十六夜の月が西の地平線に帰って行く途中だった。


先日(皆既日食時)は太陽を引き立てるバイプレイヤーに徹していたお月さん。

帰り際でも結構輝いていた。

アップ!?で撮るとこんな感じ。



東を見れば、ああ、やっと夜が明ける。

また今日も早起きしてしまった。


顔を拭いて、落ち着いた王様は冷たくないひんやりベッドへ。

二度寝ができないほど魔女の目を覚まして、グッスリですか。


早く良くなれ。