万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

晩秋の女子会

2022年11月12日 | 雑感
お久しぶりです

立冬からの赤銅色の月食を楽しみ、気がついたらひと月ほど過ぎていました。
魔女はパソコンを買い替えて使い易くするまで少々手間取っていました(^^;)

昨日は晩秋の木立が染まる快晴の中、幼馴染とドライブ女子会を楽しんできました。


まずは友人お勧めのハーブ園へ。


近づいただけで鼻がスッキリ通るような香り。






魔女はありきたりな家庭料理しか作らないので、フレッシュなハーブを使うことはほとんどないのですが、
洋食好きな方たちには嬉しい苗もたくさん売っていました。


そして女子会と言えばランチ。


会席お弁当♪おいしく頂きました。


お月様大好きの魔女は月食の余韻で毎日のように月を眺めています。
けれど、外がやたらギラギラと明るいのです。
なんだか夜空が見づらい。

しばらくして、この明るさがいつもの明るさだと気づきました。
と言うことは、月食の日のみ暗かった・・・⁇
そうでした。
月食の日のみ、夜空が良く観えるようにお隣のマンションが玄関の明かりを落としていてくれていたのでした。
この気遣いにちょっと感動してしまいました。

来年のカレンダーも揃え、いよいよ年末へGOです。




暑くて凍えたガンダム映画

2022年06月20日 | 雑感
本格的に蒸し暑くなった今日、久しぶりに映画館へ出かけました。

安彦良和さんからコロナ禍でのアフレコの苦心談などを色々と伺っていたので、
ガンダム世代ではないながら楽しみにしていたのです。

設定しかわからない状態でリメイク作品を観ても、置いて行かれるだけかしらと思っていましたが、
結論を先に言いますと
面白かったです 


鑑賞記念の入場者プレゼントが安彦先生の絵コンテコピー数枚。
なんともオタク心をくすぐってくれます。

鉛筆画なので見えるかな?

ククルス・ドアン ザクのヒートホークが強くてカッコいいのです。

主人公のアムロ君はまだ目覚めていない時期らしいので、ガンダム戦闘シーンは控えめでしたが、
ラストに向けてガンダムが再登場する場面では
「待ってました!」と大向こうから声がかかるような演出で、ワクワクさせてくれ、



ラストは
「武器(殺意)を捨てなければ永遠に平和(安らぎ)は得られない(だろう)」と主人公に語らせて終わりました。
アムロ君、子供のくせに達観してるなぁとは感じましたが、
主人公の体を借りて安彦さんが伝えたかったメッセージなのですね。


暑くて汗だくになってシネコンに飛び込んだら、会場はエアコンが効いて冷え冷えで、
鑑賞中は凍えていました。

そう言えば、真夏の映画館にはストールかスカーフか必携でした。
サブスクの映像配信ばかり観ていて、長らく映画館に行っていなかったので忘れていました。
レンタルのひざ掛けもあったようですが、映画が始まってしまったら途中で出られる雰囲気ではないですものね。

ながら鑑賞がクセになっていた最近、娯楽に集中する快感を久しぶりに感じたひと時でした。



神様はどこにいる?

2022年05月18日 | 雑感
お久しぶりです。

魔女は原因不明の倦怠感(何もしたくない病)に囚われてぼんやり過ごしていました。
身体に病気があるとは思えなかったのですが、
ストレッチをしても息が上がるので、
逆らわずに、なるべく多く眠り、本を読んで過ごしました。


以前、アニミズムの勉強するぞというようなことを書いたことがありました。
魔女自身は宗教に特別興味があるわけでなく、「神様はいるような、いないような。。」
日本人にありがちな「ゆるーい感覚」でとらえています。

ただ、宗教はその人種の住んでいる場所に沿ったものが生まれると考えていて、
砂漠には砂漠の、荒れ地には荒れ地の宗教が生まれ、
心を納得させる祈りが生まれると考えています。

魔女は学者ではないので、あくまで感性でとらえていて、
日本人の緩い宗教観は、
四季のある気候と台風や地震の災害と山と海が寄り添っている土地などが生み出したものと思っています。

なので、読んでいた本も、正しい知識が欲しかったわけではなく、
自分と同じ意見を持つ方の書籍を探す行為になりました。
ずるいけど、自分の答案に〇をつけてくれる先生を探した…という訳です。

ぴったりはまったのが、
 久保田展弘さんの『日本多神教の風土』


多くの宗教ではまず「神」がいて、その神が自然を作っていきます。
でも、日本の神話では神は自然から生み出されたことから始まります。

度々起こる自然災害をうけいれ、季節ごとに精神の折り合いをみつける日本らしい世界観です。



突然アニミズムだなんだと言い出したのは、ある一人の女性(故人)を思い出したせいでした。


ご縁があってその方と3年ほど暮らしたことがありました。
魔女母と同じくらいの年齢でしたが、魔女母が「神様?好きにすれば?」みたいな人(イメージ)だったのに対し、
その方は「仏教も神道も、アニミズムも全部大好き。ありがたい!」というタイプの人でした。
その方の生活は、魔女から見ると制約に充ち満ちて、息苦しくないかとおもうようでしたが、
本人はそれが心安らげる生き方だと語っていました。


ただ、魔女は暦とか神仏とは無縁な人間だったので、最初は一挙手一投足に至るまでダメ出しをされていました。
ストーブにやかんを載せると「やかんの口は西に向けないでね」と言われ、
「塩は午前中に買わなければいけない」とか、「新しい靴は午前中に下ろしなさい」とか。
「洗濯ものは全部裏返して(これは日に当たって色があせるからかな)、太陽に胸を向けて(太陽に背を向けないように)干しなさい」とか。

魔女に逆らう理由はないものの、何故そう言う決まりになっているのか知りたくて、
「やかんの口を西に向けると何が起きるのですか?」とその度に尋ねていました。

「だって、昔からそういうことになってるのよ。理由はないの♪」
その答え方が実にあっけらかんとしていて、なんのトゲもなく、
かつ、魔女が逆らっていうことを聞かなかったとしても怒るわけでもなく、とてもしなやかな対応だったので、
魔女は3年間、面白がってその方の価値観を観察しました。


いまでも古い習慣の残る家庭では続けていらっしゃることと思います。
鏡もち作り。
年末に自宅でお餅を用意し、手が真っ赤になるほどの熱々を丸めて小さな鏡もちをたくさん作りました。
「鏡もちなら床の間に一つ大きいのがあればいいのでは?」と問う魔女に
「神様はたくさんいるからたくさん必要なのよ」と10個ほどの小さい鏡もちを作り、
玄関、お風呂場(洗濯機の上)、キッチン(冷蔵庫の上)、ガレージ、勿論魔女の仕事場にも飾っていきました。
五行思想というよりアニミズムに近い水、火、土、どこにでも神は宿るという感じだったと思います。
信仰心はどうでもよかった魔女でしたが、飾った鏡もちを猫たちが片っ端から蹴倒していって、
気が付くと重ね直している楽しいイベントでした。

また、その方は年越し時には紅白歌合戦を楽しみ、見終わるとお風呂に入り身を清めてそのまま初詣に出かけていました。
「湯冷めしちゃうよ」と言っても「あったかくしていくから平気♪」と実にウキウキと自転車に乗って。
大好きな神様と向き合って生きている姿がなんだか魅力的でした。
後に、その方は、四国八十八か所めぐりも成し遂げたそうです。


すべてのモノに神は宿るのか・・・
結論は人それぞれの心の中にですね。

朝散歩の公園のアジサイがスタンバっています。


これから暫く雨の季節がやってきます。
程よく降る雨は作物を潤す。たけり狂う雨は災害をもたらす。

雨にも神がいるのなら、どうかご機嫌良くちょうどいい潤いをもたらしてくれますよう。



3月17日 ガンダムの熱

2022年03月22日 | 雑感
「今度サクラタウンで原画展をするんだ。スタッフがたくさん持って行ったから良かったら観てね~」
ずいぶんと前になりますがワンちゃんお散歩中の安彦先生が声をかけてくださいました。
3月21日までの展示だったので、慌てて17日に『安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展』行ってきました。


隈研吾さんデザインの角川武蔵野ミュージアムは所沢市の新しいランドマークとなりました。


入館してすぐにかわいいオブジェが迎えてくれます。

スッキリとした館内。

早速、原画展へ行きます。


それはもう神々しいような原画が並んでいました。



(館内はスマホの写真はOKです)




これはスケッチ(ネームとか絵コンテとか言います)


後日、先生に原画が美しすぎるとお伝えしたら、
「僕は漫画で育ってきた人間ではないので、どれ位ホワイトを使っていいか分からないんだ」と。

いや、漫画家も使いたくてホワイト使っているわけではないのですが、
ついデッサンを無視した線を描いてしまったりするわけで・・・

くどいようですが、美しい原画でした。





魔女が会場を出る頃には、観客がいっぱいでした。

初夏に映画が上映されるようです。



そして、ついでに角川らしい展示施設へ。

エディットタウンはポップな展示の本を眺め、



アートを眺め、



荒俣さんの秘宝館を眺める


自由な空間

自由過ぎて、魔女はどこに焦点を当てて良いのかしら??でした。


そして、本棚劇場
『約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間。KADOKAWAの出版物のほか、角川源義、山本健吉、竹内理三、外間守善の個人文庫など約30,000冊が配架されている。「本と遊び、本と交わる」がコンセプトのプロジェクションマッピングも上映され、本の内容が表紙の外に飛び出してくるような音と映像の体験が味わえる』
(以上コピペ)




モノ凄いものを想像し過ぎたせいで、「ああ、こんなだったのね」(失礼な)と思ってしまいました。
地震の後だったのですが、支障なかったようです。

沢山の刺激を得て、
魔女に久々に訪れた熱い一日でした。





2022年 あけましておめでとうございます

2022年01月01日 | 雑感
初日の出を待つ凍てつく空に月齢27.8日の月


2022年 魔女地方最初の夜明けを迎えます。


生まれて初めての丘の上からの初日の出体験。


じりじり・・じり・・・


太陽の暖かみをほんのりと頬に感じ


健康で平穏な一年となるよう思わず手を合わせました。




新年あけましておめでとうございます




新しい一年が始まりました。

冷凍した野菜で作ったお雑煮も美味しくできて(失敗を期待していたわけではありませんが)、
固定概念に固まって、まだまだ体験していないことがたくさんあると知った年明けでした。

歳に負けずに色々チャレンジしたい魔女です。

今年もよろしくお願いいたします。