万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

王様の治療代金

2009年11月15日 | ネコ日和
しぶとく続く吐き下痢の原因がわからなかったので、
王様は消化器系の検査を色々とした。

また、血液検査で白血球・赤血球・血小板のすべてがひどく低かったので、
顕微鏡レベルでウィルスの検査もした。
そして入院して骨髄穿刺。


入院5日で請求された金額が23万2千円。

このまま、こんな治療が続いたら魔女はどうなるのだろうかと不安がよぎったが、
王様の場合、その後に手術があるわけでもなかったので、
トータルで27万(通院3日、入院5日)ほどで済んだ。
魔女は他に交通費(タクシー代含む)9万がかかった。

でも、ペット保険で取り戻せた金額が6万8千円。
ありがたや。



JARMeCの料金は確かに高い。
設備、スタッフの数を考えたら当り前の金額だとは思うが、
やはり、高度医療を受けさせるには、ある程度の覚悟が必要なのかもしれない。
この病院でのアンケート結果を見たら、手術入院で45万位が多いようだった。
(最低1万の日帰りから、特別な医療・価格未定まで色々あるらしい)


勿論、
治療費なんか屁とも思わないリッチな飼い主さんもいたのだろうが、
ほとんどの飼い主は、
祈るような気持でセンターにたどり着いてしまった場合がほとんどだと思う。

治療代の心配をしつつも、わが子の病気は治したい・・・
心の中で葛藤を抱えつつ、診察を受けていた感じだった。


魔女はといえば、自分からこの病院を選んでしまったこともあり、
どうせ動き始めてしまった治療だから、
一生、納豆しかおかずがない生活をしてでもいけるところまでやってみようと
いつとはなしに開き直った決心が生まれていた。



ラウンジでお話したワンコの飼い主さんは多頭飼いで、
ほかの子が病気になった時もここまでできるかはわからないと言っていた。


入院室でとなりのケージにいたキジトラの飼い主さんと、
二子玉川からでなく、ひと駅先まで行って戻った方が
タクシー代は安くつくかもしれないとか、
いかにすれば経費を抑えられるか面会しながらお話したっけ。


で、明日は猫の入院室のお話。