万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

魔女にとってのJARMeC

2009年11月14日 | ネコ日和
JARMeCは大学病院と違い、お休みがない。
土曜も日曜も祝日も診察をしてくれる。
だから、平日よりもむしろ土日にものすごく混んでいる。
かくいう魔女も、
シルバーウィーク予約が取れなかったらJARMeCに行くことはなかった。



一階ロビーには、
ワンコ9割ニャンコ1割くらいの診察待ちのペットとその家族がいた。
魔女は駐車場に札幌ナンバーの車を見つけた。
タクシーの運転手さんの話によると、九州から来ている飼い主さんもいたそうだ。
日本全国から、神奈川県の川崎へ高度医療を求めてやって来ている。


けれど、ざっと見渡したところ、
ひどく具合の悪そうな子は何頭もいなかった。
治療を重ねて、ほとんど治っていた子たちの通院だったかもしれない。
やたらと元気で、愛想をふりまく大型犬などもいて、
ロビーは想像していたほど暗い雰囲気ではなかった。

むしろ、ひどくやつれた顔色の悪い飼い主さんがいたりして(魔女もこのパターン)
ペットが大変な病気を抱えていることを思い起こさせた。




魔女の感想はと言えば、
大学病院並みの医療設備・技術もさることながら、
スタッフの言葉使いや態度に徹底した教育が感じられることに驚かされた。
まるで、動物病院を設備したホテルのような雰囲気さえ漂っていた。


高度医療センターに行きつくまでに、
おそらく飼い主はペットの病気と闘い、悩み、疲れ果てている。
その飼い主に対して、結果が良くても悪くても、
優しい選び抜かれた言葉使いで(それがプロのテクニックだったとしても)
対応してくれることは、魔女には本当にありがたいと感じた。


「この子は(王様のこと)まだ若いので、しっかりと原因をつきとめて、
 できる限りの治療をしましょう。
 今日は検査だけで10万は超えます」


初日にそう言われた時は、正直言って恐怖を感じた魔女だったけれど・・・(;^◇^;)ゝ


とうことで、明日はお金のお話。