万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

夏の思い出

2009年11月13日 | ネコ日和
夏に撮った写真の整理をしていたら、こんなのがあった。 スイッチョ?

とにかく虫が苦手な魔女だけど、鳥肌たてながら写真を撮ったっけ。
(あ・・・魔女は“感動した=鳥肌”という使い方はしない)


背筋を走る悪寒と闘いながら王様をオモチャに導こうとしていた。
「王様、虫ですよ! 怖いから見るだけですよ!」


しかし、その時の王様はこんな顔をしていた。



夏の王様は原因不明の吐き下痢が続き、体重が減っていき、



ずーーーっと、目やにの出た不景気な顔をしていた。

当時は骨髄低形成とわからずに、どうして顔がいつも汚いんだろうなどと思っていた。


かかりつけの獣医に、
「ただの体調不良だ。ジタバタせずにドンと構えて様子を見ていればいい。」
と言われ続け、
何事にも大騒ぎする“典型的なヒステリックおばさん”扱いされたような気がして、
冷静に対処しようと努めたひと月半。

王様が立っていられず、
数歩歩いてはパタリと倒れてしまうに至って我慢の限界を超え、
獣医を脅すように高度医療センターに紹介をさせてしまった。


高度医療センターなんて、たぶん一生縁のない所だと思っていたのに。
そういうところは、お金持ちのワンちゃんやニャンコさんたちが診てもらう
特別な世界だと思っていたのに・・・

勢いで飛び込んだJARMeCには、
普通の飼い主が祈るような気持でペットを入院させていた。




写真とともに当時のメモも整理したので、
明日から医療センターでの思い出をご報告。