指揮者 神尾昇の一言

日々の生活の中でちょっとした事などがあったら、ちょろっと書き留めて行く、そんなブログです。

デカルトの言葉

2011年04月19日 | Weblog

 

私の指導している合唱団の団員さんで、自らもブログを書かれているムコ殿さんの記事を読んで、今日は書こうと思います。

「英雄色を好む」と言う記事に関してなんですが、記事の方は読んで頂くとして、まあ、この手の話は幾らでも出てきます。

何年もそのままにしておいた座布団のように、叩けば幾らでも。

私の行っていた大学でもやはり色々ありましたよ。

教授会までかけられた事件もありました。教授と生徒の問題で。

まあ、でもオペラの題材の殆どは男女の話。というか、そうじゃない題材は面白くないでしょ。

オペラなんかやってると、実生活、というか実感覚との差異が解らなくなってくる。

共演して夫婦になった人も居れば、共演して別れちゃった人もいる。

ああ、今日は指揮者の話でしたね。

指揮者たちにも浮いた話はゴマンとありますが、バイ・セクシャルも多いですよ。私は違いますが。

だから表向きはガンだったとか報道されてますが、本当はエイズで死んだ、という人も実際に知ってます。

まあ、指揮者という職業の人は基本的に「人間」が好きなんですな。

指揮者は沢山の人を相手に仕事をしているから好きでないとやってられないのですよ。好き嫌いは言ってられないのですよ。

で、好きになろうと努力をするうちに女だけでなく男も好きになってしまうのでしょうね。

人間が好き、ということはイコール生きている、ということですよ。

生きている、という事は性とは切り離せない。

高度な精神を持った生物、人間とて性のことは人間以前の問題ですから。

茂木健一郎さんの著書に「脳は0.1秒で恋をする」というのがあって、本当に惚れるのは一瞬だそうですよ。分かる気がします。

NHKスペシャル取材班の「女と男、科学が解き明かす「性」の謎~」という本にもこう書かれていました。

女は男の、先ず匂いに惹かれるそうです。遺伝子的に嗅ぎ分ける能力があるのだとか。

男は女の「クビレ」。ヒップとウエストが10:7の女性に本能的に感じるものがあるらしいです。

最近はその割合の女性が少なくなりましたけれどもね。

あ、これは失礼、ひと言余計でした。

心が生きる、と書いて性。

さが、とも読みますが、心が生きていくためのエネルギーの一つが音楽だと私は思っているのですよ。

飲んで歩くと体脂肪が燃える、というドリンクのCMあるでしょ。あんな感じです、音楽やっている時。

でも、生きている、ということや死ぬ、というのが当たり前ではあるけれど永遠の謎、であるように私にとっても音楽とは永遠の謎なのです。

その謎と日々向かいつつ、しかし自分が誠心誠意心を込めて音楽をやったらそれに反応してくれる人が居る、ということも最近分かってきましたよ。

「我思う、故に我あり」ですよ。物事全て。

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2 コメント

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含蓄の・・・・ (ムコ殿)
2011-04-19 23:52:36
神尾さん。私のブログお読みいただきありがとうございます。
最後の部分は含蓄に富んだ話ですね。
確かに、現在練習中の作曲家兼指揮者はバイセクシャルですね。日本人指揮者でも故Wさんとか、怪しいと思われる人はかなりいるはず。別に好色かどうかの話でないにしても、芸術家は性格的に常軌を逸した人が多い。それだけ、感性が富んでいるからなんでしょう。
私のかつていた会社にも「英雄色を好む」人はいました。私はどうだって???。いやいや、英雄ではありませんから(笑)。
だけど、神尾さんのブログ・・・自己弁護じゃないですよね(爆)。

一つ前のブログにコメントつけちゃいましたので、消していただけますか?
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ムコ殿様 (Noboru)
2011-04-21 09:28:18
いつも楽しく読ませて頂いていますよ!
クライバーの逸話は本当に面白いですよね。とても人間的な感じがします。
性格的に常軌を・・・まあ、私にはよく解りませんが(笑)
自己弁護!?わ、わたしは自己弁護しなければならない事は身に憶えがありませんけど!?(爆)
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