指揮者 神尾昇の一言

日々の生活の中でちょっとした事などがあったら、ちょろっと書き留めて行く、そんなブログです。

もうこんな時期・・・

2010年11月30日 | Weblog

11月も今日で終わり。早いものです。

そして早いもので今週末、オペラ徳島の本番です。

内容は以下の通りです。

平成22年12月5日(日)徳島市文化センター

◇仮面舞踏会 Un ballo in maschera

原典  ウジェヌ・スクリーブの戯曲
「グスタフ三世、または仮面舞踏会」
音楽  ジュゼッペ・ヴェルディ
台本  アントーニオ・ソンマ
初演  1859年2月17日、ローマ・アポロ劇場
物語の時代  18世紀末
場所  スウェーデン

 

指揮・演出  神尾 昇

 

キャスト

グスターヴォ世          千代崎元昭

レナート・アンカルストレーム伯爵  松澤政也

アメーリア             乗松恵美

ウルリカ              井上美和

オスカル              阿部真理子

リッビング伯爵           鈴木健司

ホーン伯爵             篠原良三

クリスティアーノ          喜島政行

判事                齋藤昌之

アメーリアの召使い         石田光三

 

HPもありますので、是非ご覧下さい。

私のインタビューも掲載されています。

 

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AppleTVの操作方法

2010年11月25日 | Weblog

先日書いたブログで、AppleTVの事を書いたが、このAppleTVをiPhoneで操作できる事が解った。

前に使っていた携帯はシャープ製だったのでアクオスが操作できたのだが、正直使う必要性を感じなかったし、iPhoneのようにマルチタスクではないので他のアプリを使っていると使えない。

AppleTVはリモコンにはボタンが三つしかついていず、それはそれでシンプルでいいのだが、Youtube等を見たい時に検索画面でいちいちアルファベットを選ばなければならなかった。

だがiPhoneで操作するとiPhoneで文字を打ち込めるのですこぶる便利。

しかもiPhoneのリモコン画面にボタンがある訳ではなく、画面をタップするとTV上のボタンが反応する、という操作方法なので、手元を見る必要がない。

このAppleTVが地上波やBSまで見られる機械で、Wi-fiを通して番組表からMacに録画が出来る機械だったらもう、何も言う事はないのだが・・・

 

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一つの演奏会が終わり

2010年11月22日 | Weblog

昨日は告知していたように、柏交響楽団の定期演奏会だった。

天気もよく、寒くもなく、良い日和だった。

前の日の夜が最終的なリハーサルだったが、それが実質今回のゲネラル・プローベだった。

あまりにも交響曲5番はハードなので本番午前中のリハーサルでは無理が出来ないからだ。

 

本番は14時キッカリからスタート。

実はくるみ割り人形の序曲は今回の演目の中で二番目に苦労した曲。

1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンと、ヴィオラがそれぞれ二部ずつに分かれて演奏するのだが、これが意外に難しい。本番も正直ヒヤヒヤした。

後の曲は練習以上に巧くいった。私も気持ち良く表現する事が出来た。

残念だったのはくるみ割り人形が終わってカーテンコールをやろうと思って舞台に出ようとしたら手違いで照明が落ちてしまった。

合唱やパーカッション、木管の皆さんを労おうと思ったのに、残念残念。

 

休憩が明け、第二部、第五番交響曲。

私が暗譜してやる、という事を団員に伝えていなかったので譜面台がない事に戸惑った人もいたらしい。

自分の表現を100%出すには先ず暗譜、といつも人には言っている。

第一楽章の滑り出しは上々。

第二楽章のホルンのソロも素晴らしかった。

さて、今回の演目で一番苦労したのは三楽章。

途中で難しいパッセージがあり、最初に速いテンポで始めてしまうとそこに来た時に崩壊の可能性がある。

しかし出だしのテンポはちょうどいい、気持ちのいいものだった。

第四楽章はもう殆ど運動会。

このために午前のリハーサルもセーブしていたのだが、やはり楽団の集中力が途切れ始める。

私は喝を入れるべく、指揮台で大暴れしていたように思う。

そして皆文字通り「必死」に演奏していた。

それが証拠にまだ曲が終わり切らない、最後の部分で一瞬音が途切れるのだが、そこで期せずして拍手が起こった。

気を良くした団員は更にパワーアップ。終わった瞬間「ブラボー」に混じって言葉にならない叫びのようなものも聞こえた。

私は打ち上げでこの演奏を「ロッキーや、明日のジョーを思い出した」と評したが実にそのような感じだった。それが大きな感動を呼んだのではないかと思う。

アンサンブルがずれたり、音を外したり、後で聴くと「おや?」という部分はあろうと思う。

しかし、この熱気はそんなものを吹き飛ばしてしまう。プロには出来ない物凄い演奏だったと思う。

 

アンコールは組曲4番「モーツアルティアーナ」第三楽章をやった。

これは「アヴェ・ヴェルム・コルプス」をチャイコフスキーが編曲したもの。私も今回初めて指揮したが、もっとあちこちで演奏されてもいいと思う名曲である。

 

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演奏会のお知らせ

2010年11月19日 | Weblog

来る11月21日(日) 明後日!!

柏市民文化会館にて、第54回柏交響楽団定期演奏会を行います。詳細は以下です。

来て下さるのならば私の方でご招待致したいので、noboru-kamio@goo.jpの方までご一報下さい。

 

 



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開催時間

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13:15開場 14:00開演

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会 場

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柏市民文化会館 大ホール

所在地: 柏市柏下107    TEL: 04-7164-9141    

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対 象

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小学生以上

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費 用

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前売り700円、当日券800円

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主催者

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柏交響楽団

URL: http://www.kashiwa-symphony.com/

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問い合わせ

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渡辺    TEL: 090-9150-4146    

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<曲目>

チャイコフスキー/くるみ割り人形より

・小序曲

・行進曲

・松林での情景

・雪片のワルツ

・アラビアの踊り

・中国の踊り

・ロシアの踊り

・あし笛の踊り

・花のワルツ

チャイコフスキー/交響曲第5番

 

<指揮> 神尾

<合唱> 柏フィルハーモニー合唱団

 

 

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Appleから新しい発表が

2010年11月16日 | Weblog

昨日銀座に行ったついでにAppleストアへ。

出たばかりのAppleTVを買いました。

大きさは10センチに満たない正方形。厚さは3センチ弱。

これに別売りのHDMIケーブルでTVに繋ぎ、後は電源コード一本だけ。

で、何が出来るかというと、iTunesに入っているムービー、ミュージック、写真など、あらゆるものをテレビでWi-Fiを通して再生できるほか、インターネットに繋いでYou Tubeが見られたり、Appleストアでビデオをレンタルできたりもします。

いままでスカパーやwowowで映画を見ていましたが好きな時に好きなものを見られず、録画する作業も楽になったとはいえ、番組表とにらめっこするのは時間もかかり飽きるものでした。

HDの映画が500円、それ以外は300円から、とうちの近所のツタヤと大して変わらず。

ツタヤは人気映画は安くなったとたん借りられない状態が続く、古い作品がなかなか見つからない、という不満がありましたがこれで解消。

ツタヤはツタヤで、本屋さんと同じくたまたま見つけた映画と出逢う、という楽しみもあるので利用はすると思いますが。

やっぱりAppleの目のつけどころはいいなぁ、と思います。

ちなみにAppleのHPをひらくと、

 

apple

 

と出ます。

さて、何でしょうね。

 




 


左手のピアニスト、舘野泉さん

2010年11月12日 | Weblog

今朝のNHKの「あさイチ」のゲスト出演は、ピアニストの舘野泉さんだった。

舘野泉さんは、フィンランド在住で、2002年に脳梗塞で倒れられ以後右手が不自由に。

今は左手のみでピアノを演奏しておられる。

私は今まで舘野さんの演奏を聴いた事がなかったが、番組の中でカッチーニの「アヴェ・マリア」を弾かれたのを聴いて涙が出て来た。

病気の影響か、ミスタッチもあったが、魂の底から演奏しておられた事に感動した。

以前にフジ子ヘミングさんのピアノの事を「ミスタッチばかりでヘタクソ」と言っている人がいたが、演奏というものはそういうものでは無い。

ミスタッチが嫌だったらコンピューターの出す音を聴いていればいいのだ。

最近私が指揮者として皆に言っている事は「何を表現したいのか」を一人一人が考える事、感じる事。

今朝の舘野さんの演奏は純粋で、そして演奏の中に「祈り」を感じた。

 





一つ演奏会を終え。

2010年11月08日 | Weblog
昨日は市川市民合唱祭。
私が18歳の時から指揮をしている「コーロつるさし」の出番があり出演しました。
市川市合唱祭は今回で32回。出演団体や全体の運営などをみると歴史を感じさせます。
9時30分に集合して10時からリハーサル、12時から開演なので指揮者と伴奏者は申し合わせたように近くのデニーズでお茶をしています。そこで多くの人と一年振りの再会があったりします。
私達「コーロつるさし」は私の都合で4番目の出演、そして一つ前の「アンサンブル・ジュディ」の指揮者は私の大先輩である佐藤敦史さんでしたが、何と曲が被さってしまい、しかも時間を短縮するために行ったカットも全く同じ。まあ、53団体も出演するのでこういうこともあります。
「コーロつるさし」の演奏は、思ったよりも声が伸びていて良かったと思いますが、どの団体にとっても2,000人弱のこのホールは若干大きすぎると思います。
かといって小ホールじゃ収容しきれないでしょうが・・・
出演も終わり、私は大急ぎで柏交響楽団の練習へ。
もう再来週に迫っている演奏会ですが、私の中で一つ懸念が。
今回の演奏会では弦楽器が特に団員では足りなくてエキストラを頼んで入ってもらいます。
大体どこのアマチュアオーケストラでもそうですし、当たり前の事と言えばそれまでなのですが、問題はその方達が本番ぎりぎりに参加される事。
今回のチャイコフスキーの第五交響曲はアマチュアのオーケストラでは結構演奏される演目なのですが、曲の中で色々解釈があって今回もかなり私なりの解釈を入れています。
それがエキストラの方が入る事で音そのものは随分厚くなるのですが、今までの練習で伝えて来た解釈が微妙に浸透し切れていない状況が生まれます。
まあ、そこを埋めるのが指揮者としての仕事なので、後二回の練習で、最大限の集中力を発揮しつつ、私の思うチャイコフスキーに仕上げて行きたいと思います。

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Appleが好きな理由

2010年11月06日 | Weblog
ようやくの事、iPhone4に携帯を替えました。
前の携帯のバックアップをWindowsマシンの「快携電話」というソフトに入れてあったのですが、iPhoneを繋ぐとiTunesが立ち上がり、Outlookと同期させない事にはそのデータを移せない、という事で同期したら最後、Outlookの膨大なデータが入ってしまいました。
Outlookは迷惑メール以外は勝手にアドレス登録されるようで、そのデータだけで1200件以上。
そのデータに追加する形で「快携電話」のデータを入れたら2000件以上のデータ量になってしまいました。
そして今度はiPhoneをiMacに繋ぎ、こちらのアドレスブックと同期。
それを編集してやっとこさ600件弱に整理できました。
昔からのデータをずっと引き継いでいたので、誰それさん自宅、誰それさん勤務先、誰それさん携帯、という具合に同じ人のデータが何件にもなっていたのでそれを整理する、という意味ではちょうど良かったですが、いやあ大変でした。
AppleにはMobileMeという有料サービスがあり、昨年iMacを買ってから入っていなかったのですがこれを機会に登録しました。
そうするとiMac、iPhone、そして他の自分のAppleマシン全てで勝手にデータを共有してくれます。
アドレスブックはもちろん、スケジュールデータや、Macのソフトで作った資料をアップしておくと別のマシンでそれを開く事が出来ます。
ウィンドウズにもそういうシステムはあるのかもしれませんが、私が使っていないという事は設定が難しくて使う気がしない、かあまり使う意味がないからでしょう。
iPhoneを持つと充電も出来るので結局Macに繋ぎます。そうすると撮った写真はiPhotoに、撮った動画はiMovieに、という風にデータがパソコンに送られます。
一連の作業が全部一度に一台のパソコンでできる、というのは大変便利です。
しかもMacのソフトは連携がうまくされていて、別のソフトを使ってもツールなどの使い方が一緒なので迷う事なく使いこなせます。
それから感心するのはデザインの共通性。どのマシンも一目でAppleのものだとわかります。
その辺はAppleはさすがだなぁ、と思わせてくれます。

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