指揮者 神尾昇の一言

日々の生活の中でちょっとした事などがあったら、ちょろっと書き留めて行く、そんなブログです。

これも時代の流れでしょう・・

2011年01月31日 | Weblog

今日はこの記事についての意見を述べてみたいと思う。以下引用。


路上喫煙の禁止エリア増、たばこ税が大幅増など、喫煙する人にとって肩身の狭い世間の風が吹いています。そのような中、喫煙者を採用しないと明言する企業もあらわれました。 

『喫煙者は採用しない』は異常では 

質問者さんは、ただでさえ採用状況が厳しいのに、これ以上門戸を狭めないでほしい。そもそも社会人にとって喫煙のデメリットとはなんなのか、納得ができないようです。 

10年ほど前までは、普通に職場内で喫煙が認められていましたが、現在の主流は分煙のようです。分煙と言っても喫煙ルームを設けている会社もあれば、ビルの外にある共用喫煙スペースのみで喫煙を認めている場合もありますが、喫煙していない事自体にまで採用条件に組み込むのは、いかがなものかと、様々な意見が寄せられました。 

「お酒に例えると分かりやすい」 

「無菌室勤務や、臭覚が重要な職務環境など、正当な理由があれば別ですが、業務に支障が無い範囲の喫煙を不採用の理由にするのは、行き過ぎ」(yellowggさん) 

「勤務時間中に『ちょっと一服』と席を立つから、非喫煙者より働く時間が短くなる。わずかな時間かもしれませんが、喫煙者を排除する理由にはなりそうですね。社内全員非喫煙者なら、喫煙所を作る費用も不要になります」(BC81さん) 

「アメリカでは肥満者を採用しないところも普通にあるそうです。理由は自分の体調管理もできないってことらしいです。タバコも同じような理由なのかな」(ken5000さん) 

「タバコを吸わないと仕事の能率が落ちるという理由なら、やはり企業は採用を見送ると思います。これはお酒に例えると分かりやすいかもしれませんね。仕事はできる人だけど、アルコール依存症で酒を飲まないと手が震えて仕事ができない、イライラする、仕事の能率が落ちる。だから仕事中に席を離れて酒を飲む。これは常識的に考えて許される事だと思いますか?」(moguOOOさん) 

「『完全禁煙、分煙室もなし、就業時間中は吸わない』で耐えられるなら、問題ないかと思いますが、現状の喫煙者の状態を見ていると企業が『分煙→禁煙』に向けて会社のかじ取りをしていきたいとしたら、最初から吸わない人を増やしたほうがそういった方向に持っていきやすいでしょう」(u-lilyさん) 

「学歴を重視するのも、外国語の能力を重視するのも、パソコン能力を重視するのも、その会社の勝手であり、個性です」(TYWalkerさん) 

企業が喫煙者を採用したくない理由 

様々に意見が寄せられましたが、 

1.喫煙時間=サボリであり、労働能率の低下が発生する 

2.非喫煙者に受動喫煙の問題が発生する 

3.健康を害するため、医師にかかる率が高くなり、健康保険の財政が悪化してしまう 

4.喫煙ルームなど余計な設備が必要になる 

など、喫煙者に不利な条件が並んでしまいました。 

むろん、企業は採用の自由があるので「喫煙する人は採用しない」とするのは合法です。しかし私も非喫煙者ですが、喫煙ルームで社内コミュニケーションをとっています。もちろん受動喫煙リスクはありますが、喫煙ルームの会話から社員のコミュニケーションが出来るなら、全面禁止もリスクとリターンを再考する必要がありそうです。 


桜井 規矩之左右 


かくいう私も以前は喫煙者だった。指揮科に入学後、オーケストラのメンバーがあまりに美味そうに吸っているのを見て思わず「くれっ」と言ったのが始まり。

それからずっと吸っていたが、何かの本で「タバコには200種類くらいの有害物質が含まれおり、発ガン性も認められる」というのを読んで以来、「美味く」感じなくなった。

そして2000年になったのをきっかけにやめた。

やめてみてわかったこと。

・息が切れない

・ご飯がおいしく感じる

・声の伸びがいい

・高音の伸びがいい

特に「声の伸びがいい」という部分は、自分が喫煙者であった事で、私は煙草を吸っている人とそうでない人の歌声が聞き分けられるようになった。

小林研一郎先生は、共演者に喫煙者がいると分かった時点で共演を打ち切られるほど喫煙家を嫌っていらっしゃる。

私はそこまでではないにしても、特にクラシックの歌手の方が喫煙していると非常に残念だ、と思う。

そして小林先生程では無いにしても最近は嫌悪感を持ってしまっている。目が悪い分、鼻と耳の感覚がいいと自認しているのだが、電車などで喫煙者(と思われる人)が隣に座ってくると男女を問わず生理的に嫌悪感を覚えてしまう。

私の住んでいる松戸でも駅の近辺は禁煙エリアになっているが、歩きながら吸っている人に遭遇すると喫煙者であるという事と、ルール違反という両面で更に嫌悪感を持ってしまう。

昔はくわえ煙草とウイスキーなんて、カッコいい感じがしたが、今はダブルのスーツに葉巻、のようなダサさを感じるのはやはり時代の流れなのでしょうか。

 

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時代の流れなのか?・・・

2011年01月28日 | Weblog

以下の内容のページをネットサーフィンで見つけた。

以下引用

【1月27日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ノエビア(東2:4916)グループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都港区)が20~30代の女性に対して実施した「現代女性の恋愛実態調査」の結果によると、20~30代未婚女性の2人に1人は恋愛対象がいないことがわかった。さらに、恋愛対象がいない女性を含めた「幸せな恋愛をしていると言い切れない」女性の割合は66%にも上ることが判明した。

同調査は2010年12月18~20日までの期間、25歳から32歳までの未婚女性500名を対象に、インターネット上で実施された。


まず、「あなたは今幸せな恋愛をしていますか?」という質問に対しては、「とても幸せ」もしくは「どちらかというと幸せ」と回答した“幸せ恋愛”組は34%にとどまった。一方、「恋愛したいが、恋愛の対象がいない」(35.6%)と「恋愛する気分ではない・恋愛したくない」(15.2%)を合わせた50.8%の女性は恋愛対象がいないと回答し、20~30代の未婚女性の2人に1人は恋愛対象がいないことが明らかとなった。また、恋愛はしているが「あまり幸せな恋愛をしているとはいえない」(13.2%)、「まったく幸せな恋愛ではない」(2.0%)と合わせた“現在幸せな恋愛をしていない”女性は66.0%に達した。同社ではこれが「恋愛対象になかなか巡り会えず、幸せな恋ができていない現代女子の実態」と分析した。


前述の設問で「幸せな恋愛をしている」と回答した女性と、そうでない女性たちで、行動や性格の傾向にも違いが見られるという。両者で最も違いが顕著だったのは、「素直に愛情表現ができる方だと思う」という回答で、幸せな恋愛をしている人たちの40.6%が選択したのに対し、そうでない人の選択は15.5%にとどまり、25ポイントもの差が生じた。さらに、「どんな約束でも、行ってみたら楽しいかも!と積極的に参加してみる」「好きな男性からのメールは待たず、自分から送る方である」といった回答も、幸せな恋愛をしている女性たちのほうが多く選択。積極的に交流の場へ足を運び、素直に気持ちを表現し、待ちの姿勢ではなく自分から行動することが“幸せな恋愛”のためには重要なようだ。


なお、同調査では併せて「前向きな恋愛をしていそうな女性タレント・著名人は誰だと思いますか?」という質問も実施しており、有効回答200票の15%を占めた「ベッキー」さんが1位に選出された。その理由として「何でもプラス思考。1人で悩まずに誰かに話してマイナスを寄せ付けなさそう」「いつも笑顔だし、いい恋愛を引き寄せそう」など、明るく前向きな姿勢で恋愛でも輝いているイメージから多くの票を獲得。前述の設問にも通ずる結果となっている。【了】

 

昨日もある団体で話し合い後にこういう話題が出たのだが、今の日本人の恋愛や結婚に関する考え方が昔とは随分かけ離れている感はあるとは思う、ということで何となく落ち着いた。

まあ、これは国民皆が思っている事ではあると思うが、上記の調査の実態はちょっと驚いた。赤字は私によるものだが、この数字は大きすぎるように思う。

同じような調査をぜひ男性にもしてもらいたいものだが、現状の興味対象が異性や恋愛ではない、というのは少子化云々を言う以前の問題ではないだろうか。それともそれが今日本が、あるいはひょっとしたら世界が進もうとしている方向なのか。

ちょっと前にテレビで、今年のヴァレンタイン商戦はもう始まっているというのをやっていたのだが、その時の調査報告もちょっと驚いた。

細かい数字は覚えていないが、女の子がチョコをあげる対象は、家族以外の男性相手では何と30%台。60%台を占めるのは女友達に対してという事だった。

これでホワイトデーに同じ調査をして、男が男に何かをあげる日、になった時は世も末だと思った。

 

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「新都心女声合唱団」見学会のお知らせ

2011年01月25日 | Weblog

新都心男声合唱団の兄弟合唱団として新都心女声合唱団を立ち上げます。

先ずは見学会を開き、お試し期間を設けますのでどしどしおいで下さい。

日時:平成23年 1月29日、および2月19日 18時から

場所:トロイカ練習場にて

費用:無料

内容:佐藤眞「旅」ほか初回練習楽譜はこちらで用意します。 

 

 

 

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魂をずいぶん、消費しました。

2011年01月24日 | Weblog

昨日、三鷹台聖マーガレット教会にて、アリルイヤ合唱団によるラフマニノフ「晩祷」全曲演奏会を行いました。

ご来場頂いたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。

演奏そのものは、今までで最高の『晩祷』ができました。

そして私は文字通りクタクタになりました。他の曲ではこんな感じになりにくいと思います。

私はこの曲に関してはトロイカの全曲演奏会だけで17回、その前の定期演奏会で数曲を取り上げたのを勘定に入れればもっと、テノールとして参加。

そしてアリルイヤ合唱団は2002年に創立しましたが、それ以来ずっと「晩祷」を指揮し続け、一昨年に念願の全曲演奏会、そして二回目となる今回。

恐らく日本では、ひょっとしたら世界でもこの曲に一番関わっている人間の一人です。

前に「そんなにずっとやっていて飽きませんか?」と言われた事があるが、別のところでも話しましたが飽きるどころか「晩祷」という山の、私はまだふもとにいる、と思っています。

楽譜が書けるくらい隅から隅まで知っているつもりですが、知れば知る程この曲の果てしない高さが感じられます。

今年の年賀状は200枚以上全て筆による手書きの挨拶を入れました。

200枚も書いて飽きるかな、と思ったのですが「書」の世界も奥深いな、と思ったのが、飽きるどころかどんどん「美』を求めている自分が存在します。

「晩祷」を演奏する、というのはこんなに何回も演奏して来た私にとってはそんな感じですが、これがたくさんの「人」による合唱だからもっと奥深いのです。

昨日の演奏は絶対に二度とできませんが、次回の演奏ではまた「最高」の演奏をすることになるでしょう。

しかしその時はその前から見てほんの少し登っただけにしか過ぎないかもしれません。

でも、一歩でも高みに向けて登っていきたいと思います。

 

追伸:最近の私の演奏会は雨が降らないなぁ、と思っていたら昨日松戸に帰って来たらちょうど雨が降り始めました。東京ではどうだったでしょうか。

 

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コンサートのご案内

2011年01月21日 | Weblog

今週末から三週連続で演奏会があります。

お時間がありましたら是非おいで下さい。


アリルイヤ合唱団

セルゲイ・ラフマニノフ『晩祷』第2回全曲演奏会

日時  2011年1月23日(日) 開場 14時30分 開演15時 

場所 三鷹台聖マーガレット教会

京王井の頭線:三鷹台駅 徒歩8分

バス:立教女学院前バス停 徒歩1分 

入場無料

※ラフマニノフの合唱、いや合唱曲の最高峰に位置する傑作です。

ロシア聖教聖歌はア・カペラで歌われるのですが、この曲は超低音から高音まで最大12声部で歌われます。

今回は東京トロイカ合唱団のプロのメンバーを各パートに招いての公演になります。

荘厳な、そして異次元の空間をお楽しみになりたい方は是非おいで下さい。

 

 

Colla Voceコッラヴォーチェ第五回演奏会

モーツアルト『フィガロの結婚』抜粋(日本語公演)

日時 2011年2月5日(土) 開場 13時30分 開演14時

場所 角筈区民ホール(新宿区西新宿4丁目33)

※フィガロの結婚を私が全曲日本語歌詞をつけたものの抜粋です。抜粋にする事でよりストーリーがイメージできるようになりました。

演出もやっていますが、オペラブッファということで、関西出身の私としてはかなり吉本チックに仕上げています。抱腹絶倒間違い無しです。

 

混声合唱団ショコラ「バレンタイン コンサート」

第一部 「混声合唱団のためのホームソングメドレー」 編曲:源田俊一郎

第二部 「地平線のかなたへ」 作詩:谷川俊太郎 作曲:木下牧子

第三部 「愛のうた ショコラセレクト」 らいおんハート、百万本のバラ、3月9日 他

 

日時 2011年2月13日(日) 開場14時30分 開演15:00

場所 アートコンプレックス・センター 地下1階ホール

東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅 出口1より徒歩7分

JR総武線「信濃町」駅より徒歩7分

※いつもは老人福祉施設で演奏会を主にやっている合唱団です。今回はホールでの開催です。ホールと言ってもコンサートホールではないので、フォトギャラリーや、ホットチョコレート、ワインなどを用意してコンサート以外にもお楽しみ頂けるように趣向を凝らしています。大切な人とご来場下さい。

 

 

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ネスプレッソマシン

2011年01月20日 | Weblog

セールになっていたので、というか、公式ホームペジには同製品がなかったので、新機種に変わるタイミングだったためか、随分安くネスプレッソの機械を買う事が出来た。

そう、あのジョージ・クルーニーが出て来て「あたなはジョージ・クルーニーさんでしょ?」というCMやっているやつです。

エスプレッソが本当にアッというまにできます。

昔エスプレッソマシンを持っていましたが、日本のコンロに乗せるには小さい、掃除が面倒、エスプレッソの豆があまり売っていない、という事でいつの間にかそのマシンがなくなっていましたが、これは使える。

美味しいですし、いろいろな味を楽しめる。

私はうちにいる時は出かけるまでに2から3杯コーヒーを飲むので重宝しそうです。

 

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父の仕事は立派だと思うけれど

2011年01月18日 | Weblog

読売新聞の特集でこのところ「農業開国 岐路の農協」という連載記事があった。

私の父も酪農を経営していて農協にはお世話になっているが、いま農協は、というより日本の農家はTPP(環太平洋経済連携協定)で揺れている。

その事について書かれた記事だった。

この件については私も部外者ではないので意見を言わせてもらうと、正直言って自由化はこれからの農業には大変な事だが、日本のためには必要な事だと思う。

そもそも、日本の農業に関しては農協、ひいては政府が関与して統率してきたのだが、それが今の農業の衰退を生んでいる元凶であると思う。

先ず米農家は作り過ぎを防ぐために減反減反で、減反をすれば報奨金、しなければ罰金という制度をとって来た。

当然米農家は作るのを止める。

そして父の酪農も牛乳を作りすぎては原価が下がる、ということで、厳密な管理のもと飼育頭数を減らされ、出荷乳量も規制。父のところで搾乳した僅かな牛乳でも入荷できないという事で「産業廃棄物」として処理される。

挙げ句、出荷していた乳業会社はそれまで何も問題が無かったのに、高度の殺菌処理施設を設備しなければならないという通達を受け、設備投資が出来ない、ということで廃業に追い込まれた。

こんな事で農家の人は働く気になるだろうか。

そして民主党の政策はそんな農家に保証金を出して、より働く気を無くさせようとしている。

 

若い人の農業離れ、というけれど農業が分かっている人程農家なんかやりたくない。

せいぜい都会に飽きた人が新しい何かを求めて始めるのがオチだろう。

貿易の自由化を云々する前に、農業経済の自由化を優先させるべきだと思う。

現にそれで何軒もの農家が成功している。

農協を離れ、自身でマーケットを開拓、農協からのものより若干高めになろうとも取引先は農薬や味や質について意見が言えるからお互いに安心して取引が出来る。

食の安全云々を言う前にそうしておけば日本の農家が衰退する、という事は無かっただろう。

スイスではマーケットにスイス産のものより安い外国産の野菜が並んでいても、スイス産のものが先に売れるそうだ。

客にインタービューして帰って来た答え。

「スイスの農家が頑張っているのに、外国のものは食べられない」

日本では、もはやどこまでが日本国産のものなのかがハッキリしなくなってしまった。

 

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喜劇オペラの演出は吉本チックだが。

2011年01月17日 | Weblog

最近、特に年が空けてから数人にこのようなことを言われた。

「先生、最近あまり練習中に冗談が出ませんね」

自分で意識していた訳ではないが、そうかも知れない。

以前はアマチュアの団体の場合は、練習に来ている人が、趣味で、つまり自分の楽しみで、自分のストレスを発散したり、自分のスキルを伸ばすため、に参加している、という認識のもと、演奏会というものはその一つの目標で、まあ、演奏会があった方が練習にも熱が入るし、達成感もより得られるだろう、という考えのもと練習を進めて来た。

しかしこの二年程、私の中の考え方や、私に対する考え方が変化している事を感じている。

演奏会を行う、ということは目標や達成感を得るため、ではなく、演奏会そのものが「目的」なのである。

ちょっと前に人にこう言った事がある。

演奏会で指揮台に立ち、指揮棒を構えた瞬間、以前は「行くぞ!」という感覚だったのが今は「来るぞ!」という感覚に変わっている、と。

つまりどういう事かというと、以前は手兵を引き連れて戦場に向かう主将の様な感覚、と言えば分かってもらえるだろうか。今は練習を重ねて来て自分の中から何が湧き出てくるか楽しみ、という感覚なのである。分かりやすい言い方をすると「人事を尽くして天命を待つ」という諺が当てはまるだろうか。

だから練習時にもそれを意識しているので冗談を言って団員を楽しませる余裕が無い、もっと言うと楽しませる気が無い、と言ってしまってもいい。

しかしこれは断言できるのは、だからつまらない練習では無い、ということ。

私を信じて辛くても練習について来てくれた人は必ず私の言っている事、思っている事が理解できると信じているし、そしてその世界を垣間見る事が出来ると信じている。

冒頭のように思っている皆さん、かといって100%そうなっているのではなく、私の以前からの「癖」で、思わず駄洒落や冗談を言っていることもあります。ご安心下さい。

 

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男の野望を感じるとき。

2011年01月16日 | Weblog

昨日は混声合唱団ショコラの2月13日の本番に向け強化練習をしたあと、ある打ち合わせ&接待のためにマンダリンオリエンタルホテル東京の上階にあるレストランへ。

初めて行ったが眺望は素晴らしいし、ユニークだったのが男子トイレ。

便器がガラスの前に並んで立てられていて、つまり感覚的には38階から外へ向かって、という感じ。女子トイレはどうなっているか知らないが、変なところでリッチな感覚を味わえる。

更にリッチ感を覚えたのは同じく38階のラウンジ

食後のリラックスタイム、ということで窓際の席に通され、「高級レストランなんかはここで葉巻なんか頂くんですよね~」とか言いながらメニューを見たら本当に葉巻の名前がずらり。

北方謙三の小説が好きでよく読みのだが、そこには葉巻の銘柄が幾つも出てくる。普段は煙草も吸わないし、葉巻の吸い方も知らないが風景を見ながら味わってみたい感覚に囚われた。

しかし吸い方も知らないし、カッコつけてむせたりしたらカッコ悪し、ということで頼まなかったが、私はヘネシーのXOを頼んだ。

ブランデーのグラスを傾けながら38階からの夜景を眺めていて、男という生き物はこういう時に「野望」みたいなものを感じるのだな、とつくづく思った。

回りには葉巻を吸いながらブランデーを飲んでいる人は誰もいなかったけれど、昭和の時代にはきっとたくさんの人がいたに違いない、と思う。

「野望」までとは行かないまでも私はそれに近いものを感じつつ帰路についた。

 

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懺悔室の神父役だった

2011年01月14日 | Weblog

横澤彪さんが亡くなった。

横澤さんは吉本の東京支社長になられた時に東京藝大に教えに来られていた。

授業名は「マス・メディア論」

私はちょうど指揮科の学生だったので受講していたが、毎回結構社会へ出てから為になるような内容の講義をしてくださった。

たまに吉本の芸人を連れて来られた。

私がいた時は「ロンドンブーツ1号2号」、そして「モリマン」が招かれていた。

いつもは受講者が少ないのにどこから聞きつけたか、この日だけ講義室が一杯だったのを憶えている。

講義の最後には写真撮影も許可され、長蛇の列になっていた。

今朝TVで訃報を知り懐かしさがこみ上げて来た。

 

それからダークダックスの高見沢宏さんも亡くなられた。77歳だったそう。

私達も「カインズ」というヴォーカルグループを組んでいるが、4人で一つなので、一人欠けると活動は難しくなるというのは簡単に想像がつく。

他にボニージャックスや、カインズメンバーの星野が好きなデュークエイセスがあるが、いずれもメンバーは正直言って高齢である。

 

さて、カインズの時代は到来するのか・・・

 

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