指揮者 神尾昇の一言

日々の生活の中でちょっとした事などがあったら、ちょろっと書き留めて行く、そんなブログです。

もし今日の午後、東京にいらしてお暇なら

2010年12月31日 | Weblog

以前のブログで紹介しました、丸の内ガラコンサートがありますので是非いらして下さい。

このコンサートでは入場は無料ですが、何人ご来場頂いたかが非常に重要で、来年の興行にも関わってきます。

今年も盛りだくさんの内容でお待ちしています。

 

東京丸の内 ガラ・コンサート 2010

 開催日時

20101231日(金)

【第1部】16:00~16:30
ベートーヴェン/歌劇『フィデリオ』序曲 Op.72b
ヴェルディ/歌劇『アッティラ』より アッティラのアリア 
ロッシーニ/歌劇『セヴィリアの理髪師』より 今の歌声は
ヴェルディ/歌劇『椿姫』より 乾杯の歌
 
ソプラノ:鷲尾麻衣 / メゾソプラノ:富岡明子 / テノール:大澤一彰 / バ ス:佐藤泰弘 / 合 唱:丸の内合唱団(合唱指導 神尾昇) 
管弦楽:丸の内ジルベスターオーケストラ / 指 揮:神尾 昇

【第2部】17:30~18:30
ベートーヴェン/交響曲 第九番 ニ短調 作品125≪合唱≫より 第4楽章 
ソプラノ:鷲尾麻衣 / メゾソプラノ:富岡明子 / テノール:大澤一彰 / バ ス:佐藤泰弘 / 合 唱:丸の内合唱団(合唱指導 神尾昇) 
管弦楽:丸の内ジルベスターオーケストラ / 指 揮:神尾 昇

スペシャル ステージ 
ゲストヴォーカル:藤澤ノリマサ / 合 唱:丸の内合唱団(合唱指導 神尾昇) / 管弦楽:丸の内ジルベスターオーケストラ
指 揮:神尾 昇

 

会場

丸ビル1F マルキューブ ※入場無料

>>> アクセス

 

主催

三菱地所株式会社

 

 

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体調がちょっと悪いと・・・

2010年12月28日 | Weblog

昨日のブログで「精神力」のことを書いたが、昨日の丸の内合唱団の練習ではそれが劣っていた。

身体が少々疲れ気味、というか風邪気味でもあったのだが、自分としては精一杯仕事をしたつもり、しかし団員に「先生お疲れのようですね」と言われてしまった。

実に不甲斐ない。

私達の仕事は「夢を売る」仕事。

不甲斐ない仕事をしていると後が続かない。

今日は12月最初で最後のオフ日。

年末の大掃除をして心もついでにリフレッシュしよう。

 

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「最高の演奏」予告

2010年12月27日 | Weblog

今年もコンサートは残すところあと一つになった。

今年の目標は「精神力を高める」ということだったが、振り返ってみてどうだっただろう。

最近あるお話を聞いてピン、と来たことがある。

ある高名な指揮者の方が「第九」を振り終えられ、客席に向かって「今夜の演奏は人生最高の演奏でした」と仰られたそうである。

私はまだまだ経験が浅いので演奏をする時にはいつでもその時が最高のものをやっているつもりだし、そうでないといけないと思っている。

だから先日のロイヤルパークホテル・クリスマスコンサートも同じプログラムを二回演奏したが、一回目より二回目の方が良かったはず。

だからといって一回目の演奏は良くなかった、というのではなく、その時点では「最高の演奏」だったのだ。

 

一方で、私達は同じ曲を何回も演奏するが、「これが完璧」と思える演奏には「絶対に」巡り会えない。もしそんな演奏をしてしまったらそれは音楽家を辞める時だろう。

第九を何百回、或は何千回と指揮をして来られた指揮者なら「去年のあの時の演奏の方が良かった」と思える演奏をしてしまうことがあるかもしれないが、やはり若輩者は「今からやる」演奏が今までで最高にならないといけないと思う。

そのために精神力を高めることは絶対条件。前の演奏に「上書き」していくのだから。

 

母が殆ど休みを取っていない私を気遣ってこんなことを教えてくれた。

ヨーロッパのある指揮者がインタビューで『良い音楽をするにはよく食べ、よく寝ることです』とTVで言っていたらしい。

もっともなことだと思う。音楽に限らず、良い仕事をするためには。

 

今年一年いろいろな演奏会、あるいはいろいろな場面に接して来たがそれらが全て私の精神力を高めてくれた。

まだまだ若輩者だけれども。

 

ということで今度丸ビルで行う「第九」の演奏は私にとって生涯で最高の演奏になるはずです。

 

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地道な成果が認められ

2010年12月26日 | Weblog

オペラ徳島についての記事が12月24日付けのしんぶん赤旗に掲載された。

オンラインで読めないので、以下抜粋を掲載。

 

ー地域オペラ 地道な成果ー

音楽評論家 関根礼子

オペラ公演は首都圏に集中し、関西や名古屋などでも恒常的に開催されているが、その他の中小都市ではアーティストや愛好家が育つにはきわめて不利な状況。しかし回数は少ないなりに地域に根を下ろし地道に成果を挙げているところも少なくない。そうした中からこの秋見聞した三つの例を紹介、・・・

という事でまずは愛媛オペラ2010 ラ・ボエーム、続いて北九州シティオペラ 椿姫、そして オペラ徳島 仮面舞踏会、が紹介されている。

紹介文を要約すると「市民参加型の公演ではあるが主要歌手を公募し、オーディションで選ぶところに特色、関西、広島などの実力の確かな歌手が参加。NPO法人としてはきわめて適切な路線」

という事である。

まあ、自分が大きく関わっているのでそのように取り上げられるのは本当に嬉しい事なのだが、このオペラ団体は杉尾登志光、節子ご夫妻が中心になられ、非常にご苦労と努力を重ねられて、今日の姿にまで成長を遂げた、その成果が認められた、ということで私としてはそちらの方が嬉しい。

私もオペラ団体を作って自分で公演をしたりもしたが、その大変さは一般の人から見たら想像を絶するものだと思う。だから、私は頼まれない限り自分から公演を行おうとはもはや思わない。

愛媛オペラや北九州シティオペラもそうだろうが、首都圏でオペラをやるという事も非常に難しいのに、地方はもっともっと困難である。

 

記事の最後はこのように締めている。

「この3公演、それぞれ独自の制作方法をとっているが、オペラの基本を正しくとらえ、初心者にもわかりやすい演出を採用していることは共通する。地域オペラの地道な活動に期待するものは多い。」

期待に応えられるように頑張りたいと思う。

 

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指揮台に立つ時

2010年12月24日 | Weblog

今日はクリスマスイブ、私はいつものように仕事。

昨日のロイヤルパークホテル・クリスマスコンサートも大変うまく事が運び、大盛況、大成功。

今日、その機材を引き取って来た。

昨日もコンサートをやっていて思った事。

先日私が個人指導をしている人から、「先生は演奏会の時には緊張しますか?」と訊かれた。

私は即座に「いいえ、緊張して上がる、ということはありませんよ。というか、考えられないですね」と答えた。

指揮者が緊張してしまったら演奏会は台無しになる。

演奏者が緊張してしまっても演奏会は台無しになる。

 

何より、緊張していると「自分の心の声」が聞こえなくなる。

演奏会に向けて私達は練習する訳だが、しっかり練習したなら後は心の思うがままを表現すれば良いのだ。

だから「緊張する」という状態は準備が足りていない、という事だと私は思っている。

「これだけ準備したのに」緊張する人は緊張する。しかし私は教える時にこうも言っている。

「ハッタリも時には必要」

もちろん私は今ではハッタリなどかまさないが、昔かまして来た事が今は活きている。

バッハがこう述べている。

「ある曲のテンポを見抜けない人はその曲の演奏をやめておく方がいい」

その答えは自分の心の中にある。

 

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コンサートのお知らせその三

2010年12月21日 | Weblog

最後は恒例の丸ビルガラコンサート。

12月31日、丸ビルマルキューブでオーケストラによる演奏や、丸の内合唱団による「第九・四楽章」演奏、ソリストによるアリア演奏、そして新進気鋭のヴォーカリスト藤澤ノリマサさんとの共演もあります。

ハワイへ飛ぶ前にぜひお立ち寄り下さい。

 

 

東京丸の内 ガラ・コンサート 2010

 

開催日時

20101231日(金)

<第一部>16:0016:30(予定)

<第二部>17:3018:30(予定)

 

会場

丸ビル1F マルキューブ ※入場無料

>>> アクセス

 

主催

三菱地所株式会社

 

お問い合わせ

丸の内コールセンター 03-5218-5100

<受付時間>月~土 11002100

(日・祝日は20:00まで。ただし、連休の場合は最終日のみ20:00まで)

 

ゲストヴォーカル:藤澤ノリマサ
声楽家の父と歌の先生だった母との間に生まれ、幼少の頃から歌に溢れる家庭に育つ。2002年上京。
武蔵野音楽大学に入学。
2008年4月、ドミトリーミュージックより「ダッタン人の踊り」でデビュー。
丸の内エリアでは、Bright Christmas 2009 Special LIVEなどに出演。

●公式サイトはコチラ

 

 

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コンサートのお知らせその一

2010年12月21日 | Weblog

先日行いました、東京男声合唱団のコンサートは大変盛況のうちに終える事が出来ました。

これから行うコンサートは、まず23日(祝/木)にロイヤルパークホテルにて丸の内合唱団によるロビーコンサートです。

クリスマスのスタンダードナンバーを演奏します。

ロビーにて13時からと15時からの二回行います。

 

詳細はこちらです。

http://www.rph.co.jp/info/inf00110/002248.html

 

クリスマス ロビーコンサート

 

丸の内合唱団今年も3日間に渡ってお贈りするクリスマスロビーコンサート。
大きなクリスマスツリーをはじめ、館内いっぱいに広がるクリスマスの雰囲気の中、混声合唱の迫力の歌声やハンドベルの優しい音色をお届けいたします。

【期 間】
2010年12月23日(木・祝)~12月25日(土)

 

 

 

◆丸の内合唱団

【日時】
2010年12月23日(木・祝)  13時00分~/15時00分~

【場 所】
1階 ロビー

◆丸の内合唱団のご案内は下記URLよりご覧いただけます。
http://marugatsu.cocolog-nifty.com/blog/

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コンサートのお知らせその二

2010年12月21日 | Weblog

 

続いては25(土)、練馬聖ガブリエル教会にてクリスマスコンサートを行います。

私はここの聖歌隊を指揮するのですが、指揮するのは年にイースターとクリスマスの二回だけ。

今年は今までになくメンバーもたくさん揃って迫力のある演奏をお聞かせする事が出来ます。

ゲスト出演で岩田唯さんによるヴァイオリンの演奏、One on Oneによるミュージカルもあります。

 

詳細はこちらです。

http://www.nskk.org/tokyo/church/nerima/event/Xmas.html

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まあ、1000人の枠もすぐに埋まるでしょうが

2010年12月16日 | Weblog

東京マラソンの抽選に落ち、しかも以下のようなメールが来ました。

 

このメールは東京マラソン2011/ランナー募集にお申込みいただきました

皆様に配信しております。

抽選結果のお知らせではございません。

 

================================================================

◇◇ 東京マラソン2011チャリティつなぐ◇◇

◆◆寄付金およびチャリティランナー募集のお知らせ◆◆

================================================================

 

「東京がひとつになる日。」をキャッチフレーズに開催されてきた東京マラソンは、

ランナーだけでなく、多くのボランティアや応援する人たちの心をつないで大きく

成長してきました。

5回目を迎える東京マラソン2011では、さらに多くの人たちを「ひとつにする」

ことを目指し、つなぐをテーマに、チャリティを実施します。

 

特に、10万円以上の寄付をいただいた方(個人のみ、法人は除く)の中で

ご希望の方には、このチャリティ活動をアピールしていただくため

「東京マラソン2011」(2011227日(日)開催)にチャリティランナー

(フルマラソンのみ・先着順で1,000人まで)として参加していただきます。

 

寄付金は、つなぐを共通テーマとした各分野のチャリティ活動に

充てていきます。自分の想い(寄付)だけでなく友人や仲間の想い(寄付)を

集めて、みんなの想いをつなぐことで、多くの方が東京マラソンのチャリティ

に参加していただけることを期待しています。

 

詳しくは、東京マラソン公式ウェブサイトでご確認ください。

URL http://www.tokyo42195.org/2011/tsunagu.html

 

 

☆☆☆チャリティランナーとは☆☆☆

チャリティランナーは、東京マラソンで行うチャリティ活動の内容と、

ご寄付をいただいた方たちの想いをより多くの人たちにアピールし、

チャリティに対する理解を深め、活動への支援の輪を広げていくために、

寄付者を代表して東京マラソンに参加していただくものです。

 

そのため、チャリティランナーのナンバーカードは一般の参加者とは

異なる特別色のナンバーカードとなり、参加に当たっては、記念品として

配布されるチャリティランナー用の特別なデザイン・色のTシャツの着用

をお願いしています。また、Tシャツの背面には、チャリティに参加した

目的や想いを自筆で表現できるスペースを設けてあり、参加者、沿道

で応援する方、テレビ放送の視聴者など、多くの方たちにチャリティラン

ナーの存在とその活動を強く印象付ける役割を担っていただきます。

 

つまり「私は金持ちです。お金を積んでこの大会に出ています」ということを自ら宣伝して走る訳ですよね。しかもテレビに映るかもしれないし。

で、見た人が「ああ、あの人は金で出走権を買ったのだな」と思う訳でしょ?

最近の都知事は何を考えているのやら・・・

考えを知りたくてつい、アマゾンで何冊か彼の書いた小説を買ってしまったですよ。

 

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80歳になっても生きてるかどうかはわかりませんが。

2010年12月13日 | Weblog

ネットでこのような記事を見た。

 

基礎年金を受け取る年齢を、今の65歳から75歳や80歳にする案が出ている。荒唐無稽に見えるが、提唱する側には「このままでは、将来世代が負担しきれない」との危機感がある。足元では「100年安心」のため導入された年金抑制策が実現されず、来年度予算編成では安定財源がないまま、基礎年金の国庫負担割合の引き下げまで検討された。年金制度の行方は不透明感を増している。

まあ、予測通りと言えばそれまで。やはり自分の身は自分で守るしかなさそうだが、今払っている国民年金も払い損になるのかと思うといささかながら納得がいかない。両親が僅かだが年金を受け取っているからそれを払っていると思う事にする。国民健康保険も結局年間で考えると全額払った方が安くすむのではないか、と思うくらい結構な額を払っているが、これも自分の払っているお金で他の人の健康を支えてあげている、と思う事にする。

そもそも70年台に少子高齢化になる事がはっきり分かっていたはずなのにその時に何もしなかったのか。

今の政府にも「今よりも未来」のことも少しは考えて政治をしてもらいたいと思うのは間違っているだろうか。

 

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