ドウテイ
2015年07月27日 | 本
「日本の童貞」と云うヘンなタイトルの本を
流し読みですが、それでも一応最後まで読みました。
「童貞を、その時代、その時代の社会がどう思っているか」とか、
「童貞を捨てる相手は、玄人でもいいのか、素人の方がいいのか」、
なんてことを、
主に明治からこっち、
社会がどう思い、
メディアがどう書いて来たかを調べた本で、
まぁ、真面目な本なんでしょうけれど、
正直、読んでて、メンドウになってきましてね。
つまり、この齢になると知ってる分けですよ。
ホントはそんなこと、
「どうでもいいんだヨ」、と云うことを。
でも、思春期の青年たちにとっては、
「やっぱり気になる」と云うテーマではあるんでしょうね。
これ、テレビじゃ扱いにくいし、
大新聞や、行儀のいい月刊誌なんかでも扱いにくい、
気になる、と云うことは関心がある、
関心のある人が多いと云うことは、
書けば売れるということですから、
そこで、若者向けの雑誌やなんかの
恰好のネタになるわけで、
そのあたりが、
いつまでも、手を変え品を変え書き継がれている所以でしょうか。
ふ~む、それにしても、「ドウテイ」か。
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る・・・・・・
ウン、たしかにそうですナ。