漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

サクラ便り

2022年04月01日 | せけんばなし

きのうのプレバト、
春の俳句大会、優勝は立川しらくさんの句で、

「影のような 野良犬に 桜ながし」

一つの風景の中へ、

束の間の栄華を写す櫻花と、
雨に打たれてみすぼらしい野良犬の対比を画いてあざやか。

「桜ながし」とは散った桜が水面を流れる様だが、
鹿児島あたりの方言では桜を散らせてしまう長雨のことでもあるらしい。

これが「桜流し」となると、
宇多田ヒカルが歌った「ヱヴァンゲリヲン」の主題歌となる。

こちらの内容は、
いまは亡き恋人がかって、

散る桜を見ながら
「今年も早いね」と呟いた姿を思い出してると云う心象風景。

私の近所でも、きのうぐらいから七分咲き、
これからしばらくのあいだ、花が楽しめそうです。

 

 


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